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燃費34.4km/L!トヨタ 新型 ヴィッツ ハイブリッド発売 価格181万円9800円~
トヨタがビッグマイナーチェンジをしたヴィッツを発売!
でも残念ながら期待とは違うみたい…
なぜ?燃費と4WDと衝突軽減ブレーキ
トヨタ ヴィッツ 価格・燃費・改良ポイント
価格
- 1Lエンジン:115万5600~144万5237円(FF)
- 1.3Lエンジン:145万145~180万6545円(FF・4WD)
- 1.5Lエンジン:173万9782~199万4073円(FF)
燃費(前型 → 新型)
- 1Lモデル:20.8km/L → 24.0km/L
- 1.3Lモデル:21.8km/L → 25.0km/Lのみ(4WD車は前型同エンジンで18.0km/L)
- 1.5Lモデル:18.8km/L → 21.2km/L(RS 5MT車は前型同エンジンで17.2km/L)
改良ポイント
- エクステリアデザインをV字が特徴の「キーンルック」に
- ダッシュボード、メーターデザイン変更
- 車体スポット溶接増、床下補強材大型化を行い剛性UP
- サスペンション見直し
- 吸・遮音材、制振材追加により静粛性UP
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新型エンジンについて:トヨタの新エンジンでヴィッツの燃費を計算してみた
トヨタ2017年ヤリスWRC(ヴィッツ)試乗動画!小林可夢偉はSUPER FORMULAで先輩とガチンコ
今回の改良でV字デザインのキーンルックを採用したヴィッツ
スポット溶接増や補強材の見直しなど、乗ればわかる部分の改良には気合も感じるけれど、気になるところもかなり
そのまず1つめが、今回最大の売りの燃費
▼新開発1.3L技術解説
一番燃費がいい1.3Lモデルで、前型より3.2km/L改善しているものの、ライバルのガソリンモデルと比較すると…
ライバルガソリン車燃費比較
- トヨタ ヴィッツ:25.0km/L
- マツダ デミオ:25.0km/L
- 日産 ノート:25.2km/L
- ホンダ フィット:26.0km/L
- スズキ スイフト:26.4km/L
まだまだ低い
そして1Lモデルでも、先に新エンジンが採用されているパッソのエンジンの圧縮比は11.5だったのに、今回ヴィッツに採用されたエンジンは11.0
パッソ発表記事:新型BOON・PASSO マイチェンで驚愕の燃費UP!
燃費も大きく違い、パッソ1Lモデルが27.6km/Lに対して、ヴィッツ1Lモデルは24.0km/L
ライバルやパッソに比べてこの差が出た理由は、新型ヴィッツは完全に停止してからアイドリングストップする従来型のシステムを使用していて、他モデルが時速9km以下からとなっているのが大きい様子
それにしても、なぜこの燃費で止めたんだろう
2つめの疑問が、4WDモデルに引き続き搭載される従来型エンジン
これは今後新型エンジンに切り換えるタイミングがくるんじゃないかとも思うけれど、4WDを求めるユーザーの選択肢からヴィッツが外れてしまう大きな問題
今年の冬の大雪で4WDユーザーは広がったと思うし、これも疑問だ
そして最後が、引き続き非搭載の衝突軽減ブレーキ
このブレーキシステムは、現在のコンパクトカーに必須といっていい装備
ライバル車の多くが搭載しているし、日産ノートは当初非搭載だったけれど、急いで準備し昨年12月に採用、増税前の販売に間に合わせた
日産 ノート記事:日産ノートに安全装備と春色追加
ヴィッツもトヨタの他モデルに採用実績があるので、積むこともできたはず
けれど、採用しなかったのはなぜだろう
ビッグマイナーチェンジで確かに良くなっているんだけれど、スペックをみるといろいろ出てくる疑問
新エンジンお披露目の1モデルとしても、燃費が正直微妙…
今後トヨタはヴィッツをどうしていくんだろう
逆に注目が集まるかも