2015年モデルとして追加された、キャデラックの上級セダン「CTS」の4WDモデル、「CTSプレミアム」の試乗インプレッション映像
エンブレム以上にクルマが変わった!
新時代キャデラックを引っ張るミドルモデル 走行性能と質
キャデラック CTS プレミアム スペック・価格
- 全長×全幅×全高:4970×1840×1465mm
- ホイールベース:2910mm
- エンジン:直列4気筒 2L ターボ
- トランスミッション:6段AT
- 最高出力:276ps/5500rpm
- 最大トルク:40.8kgm/3000-4500rpm
- 駆動方式:4WD
- 車重:1770kg
- タイヤサイズ(前/後):245/40R18 97H/245/40R18 97H
- 燃費(欧州モード値):11.0km/L
- 価格:699万円
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日本では存在感が強いとは言えないキャデラック
しかし新型になったCTSは評判が良く、これまでのキャデラックの印象を少しずつ変えている
ちょうど2015年モデルでは、エンブレムが新しいものになり、クルマの雰囲気もスッキリ
それでも変えないキャデラックのプライドが見えるインテリアは、高級”感”ではなく、高級
すべてが本物なのは、ライバルとするメルセデス「Eクラス」やBMW「5シリーズ」など、ヨーロッパプレミアムにも、勝るとも劣らない質感だね
2015年モデルに追加された「CTSプレミアム」は、どこでも安心できる最新の4WDシステムがセールスポイント
50:50の理想的と言われる重量バランスを達成しているFRモデルより、若干前よりの重心になっているものの、 前後重量配分は52:48と充分
走りを楽しめるスポーツセダンとキャデラックが語るのも納得の、最新オンデマンド4WDシステムは、前輪が引っ張るような動きではなく、極力FRであろうとする
安心のために、多くのセンサーによる予測と早いモード切りかえで対応する、キャデラックのエンジニアさんの並々ならぬこだわりが見えるね
キャデラックの日本での販売力がネックとなり、売れないのがもったいない!と言われることが多いCTSは、4WDのプレミアムも導入されたことで、地道に販売を伸ばしていきそう
新世代キャデラックには、まず乗ってみて、というのが大事になりそうだね