3/20:アルト ターボRS、エクステリア・インテリア試乗動画を追加しました。
スズキが、軽自動車「アルト」をベースにしたスポーツモデル、「アルト ターボ RS」を発売!
マニュアルを期待していた人は、試乗必須だね
車重670kg FFに4WDも!だけど5速AGS単独勝負の復活アルトワークス
▼3/20追加:スズキ アルト ターボ RS エクステリア・インテリア 試乗動画
▼スズキ アルト ターボRS エクステリア 画像(ボディカラーは3種類)
スズキ アルト ターボRS 概要・スペック・価格
概要
- スズキ「アルト」のスポーツターボモデル
- ターボエンジンとパドルシフトを装備したオートギヤシフト(AGS)を組み合わせ、ボディ剛性をUP
- 専用チューニングサスペンション、ブレーキ、専用フロントシートなどを採用
- レーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)など、安全技術を標準装備
スペック
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1500mm
- ホイールベース:2460mm
- エンジン:直列3気筒 660cc ターボ
- 最高出力:64ps/6000rpm
- 最大トルク:10.0kgm/3000rpm
- 駆動:FF or 4WD
- 燃料:レギュラー
- ミッション:パドルシフト付き5速AGS
- 燃費:25.6km/L(4WDは24.6km/L)
- 車重:670kg(4WDは720kg)
- 前後トレッド:1295/1300mm
- 最低地上高:155mm
- 室内長×室内幅×室内高:2040×1255×1215mm
- 前/後サスペンション:マクファーソンストラット/トーションビーム(4WDはITL)
- 前/後ブレーキ:ベンチレーテッドディスク/リーディング・トレーリング(ドラム)
- タイヤサイズ:ブリヂストン「ポテンザ RE050A」165/55 R15 75V
その他スペック
- ヘッドランプに、オートライト付きディスチャージ式を採用
- ルーフエンドスポイラー
- ストラットタワーバー、高剛性フロントバンパーメンバー、カウルフロントパネル、サスペンションアッパー部ブラケット板厚アップにより、アルトからねじり剛性を5%、ストラット取付部の横剛性を14%UP
- Bピラー、リアゲートに30点スポット溶接を打ち増し
- 前後ショックアブソーバーは、専用KYB(カヤバ)製。
フロントはシリンダーとロッドサイズを太くして剛性感を高め、リアは専用バルブによりピストンのフリクションを低減 - ホイールは、専用切削加工 ENKEI製「all one」
- 本革巻ステアリングホイール
アルト ターボ RS 価格
- 2WD:129万3840円
- 4WD:140万5080円
【関連記事はこちら】
【スズキ新型アルト最新情報】マイナーチェンジ発売日は2018年3月!スペックや燃費、価格は?
RJCカー・オブ・ザ・イヤー受賞:2016年次 RJCカーオブザイヤー発表!2年連続のスズキ アルト受賞
アルト ターボRS 試乗動画:意見様々5速AGS!スズキ新型アルト ターボRS 試乗動画4本28分
アルト スペック・価格:価格60万円台から!スズキ新型アルト・マツダキャロルは5AMTにスペックも!ターボは3月
アルトワークス:気合入りすぎ!スズキ 新型 アルトワークス 発売 価格151万円~
2014年12月の「アルト」フルモデルチェンジ時に予告されていた、スポーツターボモデル「アルト ターボRS」
車重はベースモデル+50kgとなっているけれど、インタークーラーターボで、ストラットタワーバーやルーフスポイラーも追加され、ライバルのダイハツ「コペン」やホンダ「N-ONE」より200kgも軽いのはすごい…
コペン スペック:評判のコペン スペックで見るS660/前型との性格差
ホイールには、ENKEIが市販している軽量ホイール「all one」の専用モデル
ベースモデルと形状が似ているシートも専用品でスポーティに、「乗ればわかる」違いがあるとのこと
しかし、どうしても残念に感じるのは、ミッションがシングルクラッチ自動変速マニュアル「5速AGS(オートギヤシフト)」のみということ
スズキ オートギヤシフト概要:スズキ オートギヤシフトでミッション戦国を走る
5速AGSは、通常走行モードの「D」レンジのほか、シフトスピードがあがるパドルシフト対応のマニュアルモードも用意されているけれど、軽量なアルトだからこそ、マニュアルミッションでダイレクトなフィーリングを楽しみたかったと思う人も多いんじゃないかな
▼スズキ アルト ターボRS インテリア 画像
けれどこれは、つらいコスト削減の関係で仕方がないのかも…
長らく軽自動車になかったスポーツモデルは、価格が高くなれば普通車と競合し販売が難しくなるし、マニュアルと自動変速ミッションの両方を揃えれば、販売台数が少なくてもコストがかさむ
もし「マニュアルのみ」となればユーザーは減ってしまう
あとからマニュアルが追加されるなら、ある程度ターボRSが人気になる必要がありそうだ
アルト ターボRSは、ベースとなった新型アルトの良さを最大限に活かしながら、スズキが譲れなかったボディ剛性などをアップし、ターボ、ミッション、ダンパー、ホイールなどを、悩みながら組み合わせたモデルに見える
スペックに対して価格は際立っているし、気になっていた人は一度試乗をしてから判断をするのがいいんじゃないかな