マツダが、新型ロードスターの詳細スペックを公開!
期待通り、いやそれ以上かも
エンジンはルームまで、スペックは見えないところまで、妥協しない新型 ロードスター
▼マツダ ロードスター エクステリア 画像
マツダ ロードスター(ND型)概要・スペック・グレード・価格
概要
- 小型2シーターオープンカー販売1位としてギネス記録にものる、マツダのオープンスポーツカー
- 発売:当初6月頃としていたが、前倒しし5月21日に
- 新型は100kg以上の軽量化を行い、ベースグレードで990kgの車重を達成
- 最高燃費は、i-ELOOP(エネルギー回生機構)+i-stop(アイドリングストップ機構)装着車の18.8km/L
- サイズは、全長が歴代ロードスターの中で一番短く、全幅は一番広い。
ホイールベース前型(NC型)-20mm - ※追記
日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞:マツダ2年連続!2015-2016日本カーオブザイヤーは ロードスター!表彰式動画
終了済み
- 3/20~3/30まで、先行商談予約をホームページで受付
公式サイト:【MAZDA】新型ロードスター- 進化するライトウェイトスポーツカー- - 先行商談の予約をした人は4月4日~12日の期間に、優先的に店頭で予約可能
スペック
- 全長x全幅x全高:3915x1735x1235mm
- ホイールベース:2310mm
- エンジン:直列4気筒 1.5L「SKYACTIV-G 1.5」
- ボア×ストローク:74.5×85.8mm
- 圧縮比:13.0
- 最高出力:131ps/7000rpm
- 最大トルク:15.3kgm/4800rpm
- 最高回転数:7500rpm
- 車重:990kg
(S Special Packageは1010kg、S Leather Packageは1020kg。この2グレードに設定されている「i-ELOOP+i-stop装着車」は車重+20kg) - サスペンション (前/後): ダブルウィッシュボーン / マルチリンク
- 燃費:18.8km/L
- タイヤ・ホイールサイズ:195/50 R16 84V「ヨコハマ・アドバン・スポーツV105」・16×6 1/2J
走行スペック
- アルミニウム使用比率は、前型の58%から71%に引き上げ
- 自社製6速MTでは、6速を直結ギヤとし、前型の5速直結ギヤ構成から変更。
これは北米や欧州で「6速での走行距離が8割を占める」ことから、歯車を介さず、トルクの伝達効率をあげられるようにした。
6速ギア比を1.000としたため、最終減速比を前型の4.100から2.866に変更し、デフの重量を約10kg軽量化、パワーロスを27%削減 - 6速ATは、トヨタ「86」、スバル「BRZ」に採用されているのと同じ、アイシン製。
しかし制御ソフトウエアを独自のものとし、シフトダウンとほぼ同時にブリッピングを行う - 軽量化を目的に、ホイールは5穴から4穴に変更
エクステリア・インテリア
- エンジンルームの美しさも追及し、エンジン以外の多くの部品を黒くし、エンジンカバーには樹脂製を使用せず、肉厚1.7mmの薄いアルミダイキャスト製のヘッドカバーを採用
- ボディーカラーは、「セラミックメタリック」「ソウルレッドプレミアムメタリック」「メテオグレーマイカ」「ジェットブラックマイカ」「クリスタルホワイトパールマイカ」「アークティックホワイト」「ブルーリフレックスマイカ」の全7色
- 4灯LEDヘッドランプユニットを採用
- 前型からAピラーを57mm、カウルを77mm後退、人の着座位置がもっとも自然になるように設計
- トランクリッドのキーシリンダーを廃止し、オープナーを目立たせない場所に移動
- トランクエンドとバンパーの連続性を際立たせるためにランセンスプレートをバンパー下部に装着
- ソフトトップは遮音性を高めるため、ヘッダーカバーとアルミ製のヘッダーパネル、インナークロス(S Leather Packageのみ)を新採用
- ドライビングポジションは、ドライバーをクルマの中央寄り、路面近くに配置。
前型から乗員を15mm内側、20mm下方に配置し、クルマとの一体感を高めた - シフトノブは、MT車で直径48mmの球型デザインを、AT車もMT車と同様に球形に近い形とした
マツダ ロードスター グレード・価格
- ロードスター S(6MTのみ):249万4800円
- ロードスター S Special Package
6MT:270万円
6AT:280万8000円 - ロードスター S Leather Package
6MT:303万4800円
6AT:314万2800円
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大きくなった前型ロードスターから、大幅に小さく、車重1トン切りを目指していた新型ロードスター、ついにやったね!
車重990kgはベースグレードの「S」だけで、量販グレードの「S Special Package」は1010kgとなっているけれど、全長はこれまでのロードスターの中で一番小さく、ドライバーのポジションも適正化されているので、人馬一体はさらに進化している
こだわり具合は、ここまでやるの?(笑)というくらいで、エンジンルームには樹脂カバーがなく、ピカピカ
走りの部分だと、ミッションが新設計、ホイールとハブを5穴から軽量な4穴に変更、なんてことまでしている
▼マツダ ロードスター エンジンルーム 画像
小型オープンカーに過度な期待をもっている人はいないと思われるラゲッジスペースも、キャリーバッグが2つ積めるということなので、困ることは少なそうだ
▼マツダ ロードスター ラゲッジスペース 画像
オープンスタイルで楽しむロードスター注目のインテリアも、いい雰囲気だね
▼マツダ ロードスター インテリア 画像
「S Special Package」と「S Leather Package」には、7インチWVGAセンターディスプレイがつくので、せっかくだから…と、選ぶ人が増えるんじゃないかな
▼7インチWVGAセンターディスプレイ&コマンダーコントロール 画像
オープンカーは車内の収納に困ることが多い
けれど、ここも”頑張って”確保されているので、「走りを楽しむ」人なら充分そう
日本では販売が少なくなっていたロードスターが、一気に戻ってきそうな予感がする新型
ギネス記録にも乗っているマツダの看板モデルなだけに、ちからの入れ方は想像以上だったね