日産が、スポーツ電気自動車となる新型リーフNISMO(ニスモ)を発売しました。
スポーティなスタイルに加え、走りが強化される新型リーフニスモについて、スペックや価格、発売日などの最新情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】日産新型リーフ ニスモ(NISMO)が日本発売!
- 日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の【主な変更点まとめ】
- 日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の外装(エクステリア)デザイン
- 日産新型リーフ ニスモ(NISMO)のボディカラーは?(全9色)
- 日産新型リーフ ニスモ(NISMO)のボディサイズは?
- 日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の内装(インテリア)デザイン
- 日産新型リーフ ニスモ(NISMO)のパワートレインとスペック、走行性能は?
- 日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の走りを試乗動画でチェック!
- 日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の航続距離と充電時間は?
- 日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の価格は?
- 日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の発売日は?
- 日産リーフを「おさらい」
【最新情報】日産新型リーフ ニスモ(NISMO)が日本発売!
▼日産新型リーフNISMOの画像
2018年7月19日、日産がフルモデルチェンジしていた電気自動車「リーフ」のスポーツモデルとなる「リーフ NISMO」を発表しました。
リーフニスモ(NISMO)は、2018年1月に開催された東京オートサロン2018にコンセプトが出展され、日産がラインナップ強化を発表しているスポーツモデルとして、日産のモータースポーツ部門である「NISMO」が開発するモデルです。
新型リーフ ニスモ(NISMO)は、専用のエアロパーツやセッティングなどにより、電気モーターの大きなトルクで高い走行性能を持つ電気自動車のリーフを強化。
前モデルからスタイルを大幅変更し人気になっているリーフの追加ラインナップとなります。
▼日産新型リーフNISMOの動画
▼日産リーフ
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日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の【主な変更点まとめ】
▼日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の変更点
- 専用のエアロパーツを採用
- EV走行システムのセッティングを変更し、よりスポーティな走りを実現
- スポーツチューニングサスペンション、18インチハイグリップタイヤなどを装備
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の外装(エクステリア)デザイン
▼日産新型リーフNISMOの画像
新型リーフ ニスモ(NISMO)の外装には、NISMOがレースで培ってきた技術を活かした専用のエアロパーツが採用されています。
これにより、Cd値(空気抵抗係数)を悪化させることなくダウンフォースを向上させるとともに、精悍なスタイリングを実現。
また、軽量化にも貢献するアイテムとして採用したスポーティなデザインのNISMO専用18インチアルミホイールは、ホイール表面を流れる空気抵抗も低減させることに成功しました。
NISMOのイメージカラーであるレッドもプラスされ、スポーツデザインを強調しています。
▼日産新型リーフNISMOのエクステリア専用装備
- 専用エンブレム(フロント/リア)
- LEDハイパーデイライト(車幅灯連動)
- フロントグリル
- フロントバンパー
- サイドターンランプ付電動格納式リモコンブラックドアミラー(キーロック連動格納機能付)
- サイドシルプロテクター
- リアバンパー
- リアフォグランプ
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)をベースモデルと比較!
▼日産リーフ(ベースモデル)
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)をベースモデルと比較すると、そのデザインの変化がより大きく感じられます。
ベースモデルも人気になった新デザインは、リーフNISMOで抑揚をもった専用バンパーなどに変更されることでよりスポーティに仕上げられます。
ルーフとピラーを色分けしていた2トーンは、ボンネットのセンター部分まで拡大することで、ボディがより引き締まった印象になっています。
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)のボディカラーは?(全9色)
▼日産新型リーフ ニスモのモノトーンボディカラー
- ブリリアントホワイトパール
- ブリリアントシルバ―
- ダークメタルグレー
- スーパーブラック
- ラディアント レッド
日産新型リーフNISMOには、2トーンカラーを含め全9色のボディカラーが用意されています。
▼日産新型リーフ ニスモの2トーンボディカラー
- ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック
- ブリリアントシルバ―/スーパーブラック【NISMO専用色】
- ダークメタルグレー/スーパーブラック【NISMO専用色】
- ラディアント レッド/スーパーブラック
2トーンボディカラーには、NISMO専用のカラーコーディネーションとなるブリリアントシルバ―/スーパーブラック、ダークメタルグレー/スーパーブラックが用意され、よりスピード感あるカラーリングに仕上げられています。
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)のボディサイズは?
▼日産新型リーフNISMOのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4510×1790×1550mm
- ホイールベース:2700mm
- 車重:1520kg
- 最低地上高:165mm
- 参考
・日産リーフ(ベースモデル)
全長×全幅×全高:4480×1790×1540mm
ホイールベース:2700mm
車重:1510kg
最低地上高:150mm
日産新型リーフNISMOのボディサイズは、ベースモデルから全長+30mmと変更されています。
最低地上高と全高は専用サスペンションの採用などによりアップしていますが、専用のチューニングを採用することで、機敏さとしなやかさが両立されています。
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の内装(インテリア)デザイン
新型リーフ ニスモ(NISMO)の内装は、ブラックをベースとしながら、アルカンターラ巻き3本スポークステアリングのレッドセンターマークなど、NISMOのアイコニックカラーであるレッドを随所にあしらってスポーティなデザインとされています。
また、インストルメントパネルには専用カーボン調フィニッシャーを採用するほか、電動シフトやパーキングブレーキスイッチのガンメタクローム加飾、専用コンビメーターなどによって特別感のあるデザインに仕上げ。
シート地やドアトリムクロス(レッド&グレー ツインステッチ)も専用となり、質感が向上されています。
▼日産新型リーフNISMOのインテリア専用装備
- 本革・アルカンターラ巻3本スポークステアリング(レッドセンターマーク、レッドステッチ、ガンメタクローム加飾付)
- 電制シフト(Bレンジ付、ガンメタクローム加飾)
- コンビメーター(NISMOロゴ入り、ガンメタクローム加飾)
- インストパネルカーボン調フィニッシャー
- エンブレム
- レッドフィニッシャー(エアコン吹き出し口、パワースイッチ)
- シート地&ドアトリムクロス(レッド&グレー、ツインステッチ付)
▼日産新型リーフNISMOの室内サイズ
- 室内長×室内幅×室内高:2030×1455×1185mm
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)のパワートレインとスペック、走行性能は?
▼日産新型リーフ ニスモ(NISMO)のパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター「EM57」
- 最高出力:150ps/3283-9795rpm
- 最高トルク:32.6kgm/0-3283rpm
- 駆動方式:FF
- 車重:1520kg
新型リーフ ニスモ(NISMO)のパワートレインには、専用チューニングが施されたVCMを搭載した、3.2L自然吸気エンジンなみの大トルクを持つ電気モーターが搭載されています。
モーターは、NISMOモデルらしい力強く俊敏なアクセルレスポンスを実現し、とくにBレンジ&e-Pedal OFFの状態では胸をすく加減速が楽しめるにセッティング。
足回りには、専用の18インチハイグリップタイヤと、高いスタビリティとフラットな乗り心地を両立するフロント25%、リア33%減衰力をアップさせた専用サスペンションを装備。
加えて専用チューニングされた電動パワーステアリングやインテリジェント トレースコントロールにより、S字コーナーといったステアリングの切り返しが必要なシチュエーションで高い安定性とライントレース性を実現されています。
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の走りを試乗動画でチェック!
日産新型リーフNISMOは、試乗動画も公開されています。
専用チューニングによりあがった走り味が高評価を受けています。
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の航続距離と充電時間は?
▼日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の航続距離と充電時間
- 航続距離
リーフ:400km
リーフNISMO:350km - バッテリー:リチウムイオンバッテリー40kWh
- 充電時間
普通充電 16時間(3kW)/ 8時間(6kW)
80%まで充電するのにかかる時間(急速充電) 40分
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)では、ハイグリップタイヤなどによりスポーツ性能を高めたことで、航続距離がベースモデルの400kmから350kmに変化しています。
新世代になりあがった性能を走行に割り振ったスポーツEVとして制作されています。
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の価格は?
▼日産新型リーフのグレードと価格
- リーフNISMO:403万2720円
- リーフS:315万360円
- リーフX:351万3240円
- リーフG:399万600円
新型リーフ ニスモ(NISMO)の価格は、ベースとなる「X」グレードから52万円ほどのアップとされています。
しかし、ベースモデルの最上級グレードと比較するとその差は4万円ほどとなっており、走り味の違いで選択しやすくなっています。
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)の発売日は?
日産新型リーフ ニスモ(NISMO)は、2018年7月19日に発表され、発売日は7月31日に設定されました。
日産は、スポーツ電気自動車としてEVカーのブランド力を高め、NISMOモデルのラインナップも強化する予定です。
日産リーフを「おさらい」
▼日産リーフ(初代)
日産・リーフ(LEAF)は、初代が2010年に登場した5ドアハッチバック型の電気自動車です。
車名「リーフ」の由来は、英語で「葉」を意味することから、植物の葉が大気を浄化する様子と高環境車のイメージを重ねて採用されました。海外では先に商標が登録されていましたが、交渉により商標権利を取得し世界統一名で販売されています。
型式には初代がZE0型、2代目の現行モデルにはZE1型が採用されていますが、ZEは「Zero Emisson」の頭文字から取られています。
航続距離は、初代の前期モデルで容量24kWhのバッテリーが搭載され200kmでしたが、2012年の中期モデルへの改良により228kmまで延長、2015年の後期モデルでは30kWhの新型バッテリー搭載モデルを追加し280kmに。
フルモデルチェンジを受けた現行モデルでは40kWhのバッテリーで、400kmにまでアップされました。
新型新型リーフ ニスモについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!