ランボルギーニが、上位スポーツ「アヴェンタドール」の追加モデルを発表しました。
新モデルにより走りをさらにアップするランボルギーニ新型アヴェンタドールについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最速オープン!新型アヴェンタドールSVJロードスター公開!
- ランボルギーニ新型アヴェンタドールの【主な変更点や特徴まとめ】
- ランボルギーニ新型アヴェンタドールの外装(エクステリア)デザイン
- 新型アヴェンタドールSVJに搭載する「ALA」システムとは?
- ランボルギーニ新型アヴェンタドールのボディサイズは?
- ランボルギーニ新型アヴェンタドールの内装(インテリア)デザイン
- ランボルギーニ新型アヴェンタドールのエンジンとスペックは?
- ランボルギーニ新型アヴェンタドールの走行システムは?
- ランボルギーニ新型アヴェンタドールの走行性能を試乗動画でチェック!
- ランボルギーニ新型アヴェンタドールの燃費は?
- ランボルギーニ新型アヴェンタドールの価格は?
- ランボルギーニ新型アヴェンタドールの発売日は?
- ランボルギーニ・アヴェンタドールを「おさらい」
【最新情報】最速オープン!新型アヴェンタドールSVJロードスター公開!
▼新型アヴェンタドールSVJロードスターの画像
ランボルギーニが、ハイパフォーマンスモデル「アヴェンタドールSVJロードスター(スーパーヴェローチェ・イオタ・ロードスター)」を正式公開しました。
ランボルギーニ・アヴェンタドールは、ブランドで「ウラカン」の上にラインナップされ、最高峰の性能を楽しむことができるスポーツモデルとされています。
新モデルとなるアヴェンタドールSVJロードスターは、2015年に発表されていた限定車「アヴェンタドール・スーパーヴェローチェ(SV)」を進化。
モデル名には、ランボルギーニの名車「ミウラ」をベースとしモータースポーツ参戦のために1台のみが生産されながら、1971年のテスト中のクラッシュにより幻となったスーパーカー「イオタ(J)」の名前が採用されています。
先に発表されていたクーペモデルは、それまで「ポルシェ911 GT2 RS」が持っていたニュルブルクリンクの公道走行対応量産スポーツカーによる最速タイムの6分47秒を塗り替え、6分44秒97を達成しています。
▼アヴェンタドールSVJのニュルブルクリンクタイムアタック動画
▼ランボルギーニ・ウラカン
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▼ランボルギーニ・シアン
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ランボルギーニ新型アヴェンタドールの【主な変更点や特徴まとめ】
▼ランボルギーニ新型アヴェンタドールの変更点・特徴
- ハイパフォーマンスモデル「アヴェンタドールSVJロードスター」を設定
- 2018年モデルとして「アヴェンタドールS」とオープンモデル「アヴェンタドールSロードスター」をラインナップし、出力を向上
ランボルギーニ・アヴェンタドールは2018年モデルへのマイナーチェンジで大幅な改良が行われ、新世代デザインを採用するとともにエンジンスペックをアップ。
標準モデルの名称は前モデルの「アヴェンタドールLP700-4」から、進化にあわせ「アヴェンタドールS」に変更されています。
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの外装(エクステリア)デザイン
▼アヴェンタドールS・クーペ
ランボルギーニ新型アヴェンタドールは、2018年モデルへのフェイスリフトにより迫力と空力性能を大幅にアップした新世代デザインに変更されています。
▼アヴェンタドールS・ロードスター
ダウンフォース量は前モデルからフロントで130%、リアは可動ウイングの位置により50%から400%に変更することができるようになっています。
▼アヴェンタドールSVJの画像
アヴェンタドールSVJは、高い走行パフォーマンスを発揮するため、ベースモデルから大型化されたフロントエアロやリアディフューザー、ウィングが装備されています。
▼アヴェンタドールSVJロードスターの画像
オープンバージョンとなる新型アヴェンタドールSVJロードスターは、脱着可能式のカーボン製ルーフを備え、キャビン内部にあるクイック・リリースレバーにより取り外し。
取り外したルーフは、フロント・フード内に収納できるようになっています。
これにより、車重の増加を50kgに抑え、高いパフォーマンスを発揮できるように仕上げられました。
新型アヴェンタドールSVJに搭載する「ALA」システムとは?
▼ランボルギーニ「ALA」システムの解説動画
ランボルギーニ新型アヴェンタドールSVJには、「エアロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ」、通称「ALA」と名付けられたアダプティブエアロシステムが搭載されています。
「ALA」はフロントとリアスポイラー内にフラップを備え、走行状況にあわせて開閉。
「ALA」オフ時には、ベースモデルと比較して7.5倍にもなるダウンフォースを獲得し、コーナリングやブレーキングで高い性能を発揮。
システムをオン時にはフラップにより空気の流れを変えることで、スポイラーに流れる空気の抵抗を極限まで減少し、ストレートスピードをアップします。
また、リアには4本のエアダクトを持つことで、左右でダウンフォースを制御し空力によりコーナリング力を発生することができるようになっています。
ランボルギーニ新型アヴェンタドールのボディサイズは?
▼ランボルギーニ新型アヴェンタドールのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4797×2030×1136mm
- ホイールベース:2700mm
- 車重
アヴェンタドールSクーペ:1575kg
アヴェンタドールSロードスター:1625kg
アヴェンタドールSVJ:1525kg
アヴェンタドールSVJ:1575kg - 前後重量配分:43 / 57
- 参考
・ウラカン
全長×全幅×全高:4459×1924×1165mm
ホイールベース:2620mm
車重:1422kg
前後重量配分:43:57
ランボルギーニ新型アヴェンタドールSのボディサイズは、下位モデルのウラカンと比較して全長+338mm、全幅+106mmと拡大されています。
しかし全高は-29mmとすることで、伸びやかなスタイルを強調しています。
ハイパフォーマンスモデルとなるアヴェンタドールSVJは、クーペモデルから50kgの軽量化を実現することで、ロードスターでもベースモデルのクーペと同じ車重になっています。
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの内装(インテリア)デザイン
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの内装は、レザーやアルカンターラ、カーボンなど多彩なトリムが用意され、ドライビングに最適化された空間をオーナーの好みにあわせて楽しむことができるようになっています。
ドライバー前にはデジタル式メーターが採用され、速度やエンジン回転数のほか、ダンパーや走行システムの情報を表示することができるようになっています。
▼アヴェンタドールSVJ
▼アヴェンタドールSVJロードスター
ランボルギーニ新型アヴェンタドールのエンジンとスペックは?
▼ランボルギーニ新型アヴェンタドールのエンジンとスペック
- 【アヴェンタドールS】
エンジン:V型12気筒6.5L
出力:740ps/70.4kgm
0-100km/h加速:2.9秒(ロードスター:3.0秒)
最高速度:350km/h(ロードスター:349km/h) - 【アヴェンタドールSVJ】
エンジン:V型12気筒6.5L
出力:770ps/73.4kgm
0-100km/h加速:2.8秒(ロードスター:2.9秒)
最高速度:350km/h(ロードスター同値) - トランスミッション:7速セミAT
- 駆動方式:4WD
ランボルギーニ新型アヴェンタドールには、マイナーチェンジにあわせ性能を進化したV型12気筒6.5Lエンジンが搭載されています。
エンジンは、20%軽量化したエキゾーストと可変吸気バルブタイミング機構を採用することで、前モデルで700psだった出力を740psまで向上。
追加モデルとなるアヴェンタドールSVJでは、前の限定モデル「アヴェンタドールSV(スーパーヴェローチェ)」の750psから出力をアップした770psに。
抵抗を減らした最新の空力システムや軽量化された車体もあわせ、0-100km/h加速はクーペで2.8秒、最高速度350km/h以上のパフォーマンスに仕上げられました。
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの走行システムは?
新型アヴェンタドールには、フェイスリフトにあわせアクティブダンパーと4輪操舵機構が新採用されています。
アクティブダンパーと4輪操舵機構は、車両の状況を統合管理するドライブシステムにより制御され、4WDで高いパフォーマンスを発揮するアヴェンタドールの動きを洗練されたものにしています。
アヴェンタドールに搭載されるドライビングモードは、一般公道での走行用に安定性を重視した「STRADA」、変速レスポンスをアップする「SPORT」、最高の性能を発揮する「CORSA」に加え、「EGO」の4つのモードから選択でき、エンジン、ギア、トラクション、ステアリング、サスペンション、スタビリティコントロールを最適化。
EGOモードでは、セッティングをドライバーの好みにあわせカスタマイズすることできるようになっています。
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの走行性能を試乗動画でチェック!
▼新型アヴェンタドールSVJ
ランボルギーニ新型アヴェンタドールは、世界トップクラスのスポーツ性能が注目され多くの試乗動画が公開されています。
ベースモデルのアヴェンタドールSへのフェイスリフトにより大きくアップした走りが評判になっています。
▼新型アヴェンタドールS
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの燃費は?
▼ランボルギーニ新型アヴェンタドールの燃費
- 複合燃費:16.9L/100km(約5.9km/L)
- 市街地燃費:26.2L/100km(約3.8km/L)
- ハイウェイ燃費:11.6L/100km(約8.6km/L)
※ロードスター同値 - 参考
ウラカンクーペ(複合):14.5L/100km(約6.9km/L)
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの燃費は、欧州検査値が発表されており、複合モードで5.9km/Lとなっています。
ハイウェイでは燃費が8.6km/Lまで改善しますが、大排気量のV型12気筒エンジンのため市街地では3.8km/Lとされています。
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの価格は?
▼ランボルギーニ新型アヴェンタドールの価格
- アヴェンタドールSクーペ:4490万4433円
- アヴェンタドールSロードスター:4626万7692円
- アヴェンタドールSVJ:5154万8373円
- アヴェンタドールSVJロードスター:5714万3135円
- 参考
・ウラカンクーペ:2971万2960円
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの価格は約4490万円からとされ、ブランドのフラッグシップモデルになっています。
アヴェンタドールSVJは日本で5154万、ロードスターは5714万円とされています。
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの発売日は?
ランボルギーニ新型アヴェンタドールの追加モデルとなる「SVJロードスター」は、2019年3月に開催されたジュネーブモーターショーで発表されました。
生産台数はクーペの900台限定から、SVJロードスターでは800台限定とされています。
ランボルギーニ・アヴェンタドールを「おさらい」
▼ランボルギーニ・アヴェンタドールLP750-4SV
ランボルギーニ・アヴェンタドール(Aventador)は、初代となる現行モデルが2011年に登場したスーパーカーです。
アヴェンタドールの車名の由来は、スペイン・サラゴサの闘牛場にて1993年から活躍した雄牛の名前からきています。
2010年に生産を終了したムルシエラゴの後継車として開発され、新設計されたV型12気筒エンジンを搭載。
車体にはカーボンファイバーモノコックを採用し、サスペンションはプッシュロッド式、4WDの前後駆動力配分は0:100から40:60まで変更できるようにすることで、状況にあわせた高いパフォーマンスを発揮できるようになっています。
2015年には、 限定ハイパフォーマンスモデル「アヴェンタドールLP750-4 スーパーヴェローチェ(SV)」を販売。市販車では4台目となるニュルブルクリンク7分切りに成功しました。
2016年にフェイスリフトが発表され、モデル名を「LP740-4 アヴェンタドールS」に変更し、エンジンは出力を40馬力アップした740馬力に改良。
ランボルギーニの量産モデルで初となる4輪操舵システムも採用することで、大きく走行パフォーマンスをアップしました。
新型ランボルギーニ・アヴェンタドールについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!