フォルクスワーゲンが、電気自動車の新モデル「ID3」の日本発売を予定しています。
フォルクスワーゲンブランドの主力となる新型ID.3について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代EV!フォルクスワーゲン「新型ID3」日本発売!
- フォルクスワーゲン新型ID.3の【特徴まとめ】
- 先進的!VW新型ID.3の外装(エクステリア)デザインは?
- 広く!フォルクスワーゲン新型ID.3のボディサイズは?
- 最新装備!フォルクスワーゲン新型ID.3の内装(インテリア)デザイン
- 新世代!フォルクスワーゲン新型ID.3のパワートレインとスペックは?
- フォルクスワーゲン新型ID.3を試乗動画でチェック!
- 実用的!フォルクスワーゲン新型ID.3の航続距離と充電時間は?
- 最新システム!フォルクスワーゲン新型ID.3の安全装備は?
- フォルクスワーゲン新型ID.3の価格は?
- フォルクスワーゲン新型ID.3の発売日は?
【最新情報】新世代EV!フォルクスワーゲン「新型ID3」日本発売!
▼フォルクスワーゲン新型ID.3の画像
フォルクスワーゲンが、電気自動車「ID.3」の日本発売を予定しています。
フォルクスワーゲン新型ID.3は、2016年にコンセプトモデルが公開されていたコンパクト電気自動車で、今後新モデルの追加が予定されるフォルクスワーゲンの新しい電気自動車ブランド「ID.」の第1弾モデルとなります。
モデル名の「3」は、「ビートル」「ゴルフ」に続き、フォルクスワーゲンの歴史で重要なモデルになることから採用されました。
フォルクスワーゲン新型ID.3は、先に市販EVを発表している同グループのアウディと共有する最新のリチウムイオンバッテリー技術や電動パワートレインを搭載し、高い実用性をもったモデルとして制作されています。
▼フォルクスワーゲン新型ID.3の動画
▼フォルクスワーゲンID.4
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フォルクスワーゲン新型ID.3の【特徴まとめ】
▼フォルクスワーゲン新型ID.3の特徴
- 高出力な電気モーターを搭載し、高い走行性能を発揮
- 航続距離最大500km以上を実現しながら、バッテリー充電時間を80%まで30分に短縮
- 電動パワートレインと電動車専用プラットフォームの採用により、ホイールベースを大幅に延長し、広い室内空間を確保
- 音声コマンドに対応する最新の10インチタッチインフォテイメントシステムを採用
▼フォルクスワーゲン新型ID.3の動画
先進的!VW新型ID.3の外装(エクステリア)デザインは?
▼フォルクスワーゲン新型ID.3の画像
フォルクスワーゲン新型ID.3の外装は、新しい電気自動車ブランドを象徴する先進的なデザインが採用されています。
▼参考:フォルクスワーゲン新型ID.3のコンセプト画像
このデザインは2016年に公開されたコンセプトモデルからくるものとなっており、ライトには最新のLED技術を採用。
エンジンの冷却が不要となるためエアスクープは縮小され、Cd値(空気抵抗係数)は0.267まで軽減されています。
また、ルーフを支えるピラーは非常に細くデザインされており、これにより広い視界を確保。
ホイールにも空力性能を重視した特徴的なデザインが採用されています。
広く!フォルクスワーゲン新型ID.3のボディサイズは?
▼フォルクスワーゲン新型ID.3のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4261×1809×1552mm
- ホイールベース:2765mm
- 車重:1719kg
- ※参考
・フォルクスワーゲン ゴルフ
全長×全幅×全高:4265×1800×1480mm
ホイールベース:2635mm
フォルクスワーゲン新型ID.3のボディサイズは、ブランドの主力ハッチバックとしてラインナップされている「ゴルフ」と同等のサイズとされました。
しかし、電動パワートレインと電気自動車専用のプラットフォームを採用することでタイヤを車体の前後端にそれぞれ配置し、ホイールベースは130mmと大きく延長。
内燃機関に対応するゴルフより広い空間がつくられています。
最新装備!フォルクスワーゲン新型ID.3の内装(インテリア)デザイン
フォルクスワーゲン新型ID.3の内装は、ブランドの最新システムを採用し、使い勝手が高められています。
メーターにはデジタル式が採用され、電力状況やナビゲーションなどの多彩な情報をわかりやすく表示。
インフォテインメントシステムには新開発された10インチタッチスクリーンディスプレイを搭載し、「Hello ID」と声をかけると使用できる音声操作にも対応。
フォルクスワーゲンは「新型ID.3のオーナーにスマートフォンと同様の独自ユーザーIDを作成する」と発表しており、これにより常時接続されているインターネットから様々な情報を提供。
車両は定期的なアップデートによりソフトウェアが常に最新のものとされ、「追加のアプリケーションがいつでも利用可能」になるとされています。
また、従来採用されていたボタンでの操作の多くはタッチスクリーンで行うことができるようにすることで、スイッチが少ないシンプルな内装デザインに。
アクセルとブレーキペダルには、オーディオプレーヤーに使用される再生と一時停止のマークが使用され、電動モデルであることが表現されています。
リアシートは、コンパクトモデルながら長いホイールベースにより広い足元空間がとられ、高い快適性を確保。
ラゲッジスペースの容量は、380Lを使用できるようになっています。
新世代!フォルクスワーゲン新型ID.3のパワートレインとスペックは?
▼フォルクスワーゲン新型ID.3のパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター
- 最高出力(2種)
149ps(45kWhモデル) or 204ps(58kWh&77kWhモデル) - 最大トルク:31.6kgm(全車共通)
- 最高速度:160km/h
- 駆動方式:後輪駆動
フォルクスワーゲン新型ID.3のパワートレインには、高出力の電気モーターが搭載されています。
モーターは専用の1速ギヤボックスとあわせて車体の後方に配置され、3Lガソリンエンジンなみとなる31.6kgmのトルクを瞬時に発生し、EVならではの鋭い加速を実現。
最高出力はエントリーモデルで149ps、その他のモデルで204psとされています。
新型ID.3ではブレーキ制御システムが電気自動車用に新開発されたものとなり、多くのシーンでアクセルペダルのオン/オフで加減速をコントロールすることができるように。
また新型ID.3は走行状況に応じて、電気油圧式ブレーキ制御システムがモーターによるブレーキ、通常のブレーキ、または組み合わせを使用して減速するかどうかを個々のアクスルごとに判断。モーターによるブレーキから通常のブレーキへの移行も滑らかに行われます。
フォルクスワーゲン新型ID.3を試乗動画でチェック!
フォルクスワーゲン新型ID.3は試乗動画が公開されています。
新世代EVとして最適化された設計が高い評価を受けています。
実用的!フォルクスワーゲン新型ID.3の航続距離と充電時間は?
▼フォルクスワーゲン新型ID.3の航続距離と充電時間
- バッテリー容量(3種)
・45kWh or 58kWh or 77kWh - 航続距離
45kWhバッテリー:330km
58kWhバッテリー:420km
77kWhバッテリー:550km - 充電時間:30分(80%まで/急速充電使用時)
フォルクスワーゲン新型ID.3には、高効率の最新バッテリーが3種類用意されています。
45kWhバッテリーはエントリーバージョンとされ、 最大330kmの走行に対応。
航続距離を重視したモデルとなる77kWhモデルは、550kmの走行が可能とされました。
これらのバッテリーは、最新の急速充電器に対応することで充電時間を80%まで30分に短縮。
搭載されるバッテリーや充電システムは、今後フォルクスワーゲングループの他モデルにも広く採用される予定です。
最新システム!フォルクスワーゲン新型ID.3の安全装備は?
フォルクスワーゲン新型ID.3の安全装備には、新世代システムが搭載されます。
安全機能には加減速予測システムが含まれ、レーダーセンサー、カメラ画像、ナビゲーションデータなどの「Car-to-X」情報を使用して、交通状況やルートを分析。
Car-to-Xは他車から得られた情報を元に、リアルタイムの交通情報などを車両に配信すことができるようになっています。
この機能を利用し、デジタルメーターに予測的なヒントを表示し、自動回生機能が経済的な走行を支援。
アダプティブクルーズアシストと組み合わせ、車両を予測的に加減速させることも可能となります。
フォルクスワーゲン新型ID.3の価格は?
▼フォルクスワーゲン新型ID.3の価格
- 3万ユーロ(約370万円)~
フォルクスワーゲン新型ID.3の価格は、3万ユーロ(約370万円)からとなっています。
新型ID.3には航続距離を延長した上位グレードも設定され、450万円に抑えられています。
フォルクスワーゲン新型ID.3の発売日は?
フォルクスワーゲン新型ID.3は、欧州で2019年5月8日に予約受付が開始され、2019年9月9日に正式発表されました。
日本導入は2022年内を予定していることがコメントされています。
フォルクスワーゲンは、今後電気自動車ブランド「ID.」としてSUVやワゴンなどの設定も予定しており、電動車を主力モデルとしてアピールしていく考えです。
新型フォルクスワーゲンID.3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!