フォルクスワーゲンが、電気自動車の新モデルとなる「ID.SPACE」の発売に向けて開発を進行しています。
フォルクスワーゲンブランドの主力ワゴンとなる新型ID.SPACEについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代EVワゴン!フォルクスワーゲン新型ID.SPACE発売へ!
- フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの【特徴まとめ】
- Cd値0.24!VW新型ID.SPACEの外装(エクステリア)デザインは?
- 大幅拡大!フォルクスワーゲン新型ID.SPACEのサイズ、車体設計は?
- 最新装備!VW新型ID.SPACEの内装(インテリア)デザイン
- 新世代!VW新型ID.SPACEのスペック、走行性能は?
- 実用的!VW新型ID.SPACEの航続距離と充電時間は?
- 最新システム!フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの安全装備は?
- フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの価格は?
- フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの発売日は?
【最新情報】新世代EVワゴン!フォルクスワーゲン新型ID.SPACE発売へ!
▼フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの画像
フォルクスワーゲンが、電気自動車「ID.SPACE」の発売を予定しています。
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEは、2019年9月に市販モデル第1弾となる「ID.3」が発表されたフォルクスワーゲンの新しい電気自動車ブランド「ID.」シリーズの1モデルとして企画。
コンパクトカー、SUV、ミニバンを発表してきた「ID.」シリーズのワゴンとして、新世代の性能をもった電気自動車となります。
▼フォルクスワーゲンID.3
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フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの【特徴まとめ】
▼フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの特徴
- 高出力な電気モーターを搭載することで高い走行性能を発揮し、4WDモデルをラインナップ
- 徹底した空力対策により、Cd値0.24を実現
- 航続距離最大590kmを実現しながら、バッテリー充電時間を80%まで30分に短縮
- 電動パワートレインと電動車専用プラットフォームの採用により、ホイールベースを大幅に延長し、広い室内空間を確保
- 最新の15.6インチタッチインフォテイメントシステムを採用
Cd値0.24!VW新型ID.SPACEの外装(エクステリア)デザインは?
▼フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの画像
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの外装は、新しい電気自動車ブランドを象徴する先進的なデザインが採用されます。
フロントは、エンジンを冷却するラジエーターが不要となり、駆動用モーターも小型でデザインの自由度が高いことから、エアロダイナミクス性能を重視し開発。
車体前の空気はボンネット上やLEDマトリックスヘッドライトの間にあるスペースへ導かれ、フロントバンパー開口部で取り入れた空気はフロントタイヤの横側に流すことで空気抵抗を減少。
リアにはルーフスポイラーやディフューザーを装備し、空力性能を向上することでCd値0.24を実現。
この数値は、先に市販モデルが発表されたコンパクトカー「ID.3」の0.267より低減されたものとなっており、航続距離の延長にも貢献します。
大幅拡大!フォルクスワーゲン新型ID.SPACEのサイズ、車体設計は?
▼フォルクスワーゲン新型ID.SPACEのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4958×1897×1529mm
- ホイールベース:2964mm
- ※参考
・フォルクスワーゲンID.3
全長×全幅×全高:4261×1809×1552mm
ホイールベース:2765mm
車重:1719kg
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEのボディサイズは、フォルクスワーゲンの主力車「ゴルフ」同等とされていた「ID.3」から全長約700mmと大幅に延長されています。
あわせて、電動パワートレインと電気自動車専用のプラットフォームを採用することでタイヤを車体の前後端にそれぞれ配置し、ホイールベースは高級サルーンなみとなる2964mmまで拡大。
これにより空間効率をアップし、広いキャビンがつくられています。
最新装備!VW新型ID.SPACEの内装(インテリア)デザイン
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの内装は、ブランドのミドルクラスワゴンながら、電気自動車ならではの広い室内空間を利用し、プレミアムサルーンのような空間がつくられます。
使用する素材は環境に配慮したものとなり、シート表皮の人工皮革には、りんごジュースを生産する際に発生する材料を加えた「Apple Skin」が採用されます。
装備は最新のものとされ、メーターにはデジタル式を採用し、電力状況やナビゲーションなどの多彩な情報をわかりやすく表示。
インフォテインメントシステムには新開発された15.6インチタッチスクリーンディスプレイを搭載することで、「Hello ID」と声をかけると使用できる音声操作にも対応。
フォルクスワーゲンは「新型ID.のオーナーにスマートフォンと同様の独自ユーザーIDを作成する」と発表しており、これにより常時接続されているインターネットから様々な情報を提供。
車両は定期的なアップデートによりソフトウェアが常に最新のものとされ、「追加のアプリケーションがいつでも利用可能」になるとされています。
また、従来採用されていたボタンでの操作の多くはタッチスクリーンで行うことができるようにすることで、スイッチが少ないシンプルな内装デザインとされます。
新世代!VW新型ID.SPACEのスペック、走行性能は?
▼フォルクスワーゲン新型ID.SPACEのパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター
- 最高出力
RWD:279ps
4WD:360ps - 0-96km/h加速:5.0秒
- 最高速度:175km/h
- 駆動方式:RWD or 4WD
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEのパワートレインには、高出力の電気モーターが搭載されます。
モーターは専用の1速ギヤボックスとあわせて車体の後方に配置され、5.6Lエンジンなみとなる56.1kgmものトルクを瞬時に発生し、EVならではの鋭い加速を実現。
前輪にモーターを追加搭載した4WDモデルの設定も予定され、4WDシステムの最高出力は360psを発生します。
また、新型ID.SPACEではブレーキ制御システムが電気自動車用に新開発されたものとなり、多くのシーンでアクセルペダルのオン/オフで加減速をコントロールすることができるように。
走行状況に応じて、電気油圧式ブレーキ制御システムがモーターによるブレーキと通常のブレーキ、または組み合わせを使用して減速するかどうかを個々のアクスルごとに判断。モーターによるブレーキから通常のブレーキへの移行も滑らかに行われます。
実用的!VW新型ID.SPACEの航続距離と充電時間は?
▼フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの航続距離と充電時間
- バッテリー容量
・82kWh - 航続距離:590km(WLTPモード)
- 充電時間:30分(80%まで/急速充電使用時)
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEには高効率の82kWh最新バッテリーが搭載され、航続距離は590kmとなることが発表されています。
このバッテリーは、最新の急速充電器に対応することで充電時間を80%まで30分に短縮。
搭載されるバッテリーや充電システムは、今後フォルクスワーゲングループの他モデルにも広く採用される予定です。
最新システム!フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの安全装備は?
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの安全装備には、新世代システムが搭載されます。
安全機能には加減速予測システムが含まれ、レーダーセンサー、カメラ画像、ナビゲーションデータなどの「Car-to-X」情報を使用して、交通状況やルートを分析。
Car-to-Xは他車から得られた情報を元に、リアルタイムの交通情報などを車両に配信することができるようになります。
この機能を利用し、デジタルメーターに予測的なヒントを表示し、自動回生機能が経済的な走行を支援。
アダプティブクルーズアシストと組み合わせ、車両を予測的に加減速させることも可能となります。
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの価格は?
▼フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの価格
- 約570万円~
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの価格は、約570万円からとなることが見込まれています。
ブランドのエントリーモデルとしてラインナップされた「ID.3」では3万ユーロ(約370万円)とされていましたが、ID.SPACEではより快適な室内空間と長い航続距離が重視され、価格がアップします。
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの発売日は?
フォルクスワーゲン新型ID.SPACEの発表は、2023年後半が予定されています。
フォルクスワーゲンは電気自動車ブランド「ID.」に内燃機関搭載車にラインナップされているボディタイプを広く設定することで、電動車を主力モデルとしてアピールしていく考えです。
新型フォルクスワーゲンID.SPACEについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!