MINIが、ハイスペックモデル「ジョンクーパーワークス」のマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力をアップした新型MINIについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】迫力!「新型MINIジョンクーパーワークス」改良発表!
- 新型MINIの【主な変更点まとめ】
- 軽快に!新型MINIの外装(エクステリア)デザイン
- 質感UP!新型MINIの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!新型MINIのエンジンとスペックは?
- 走り両立!新型MINIの燃費は?
- 充実!新型MINIの安全装備は?
- コンパクト!新型MINIのボディサイズは?
- 小幅変更!新型MINIの価格は?
- いつ?新型MINIの発売日は?
- BMW・MINIを「おさらい」
【最新情報】迫力!「新型MINIジョンクーパーワークス」改良発表!
▼新型MINIジョンクーパーワークスの画像
MINIが、ホットハッチ「ジョンクーパーワークス(John CooperWorks)」の改良を発表しました。
MINIは、「3ドア」「5ドア」「コンバーチブル」のマイナーチェンジが2021年1月に発表され、最新モデルとなっていました。
続いて改良を受けたハイスペックモデルのMINIジョンクーパーワークスでは、新しいエクステリアデザインを採用しグリルを拡大するとともに、大型のエアインテークを採用。
エンジンには231ps/32.6kgmを発生する直列4気筒2Lガソリンターボエンジンが引き続き搭載され、0-100km/h加速タイムは6速MT車で6.3秒、8速AT車で6.1秒を実現。
85mmのステンレスエキゾーストのほか、ベンチレーテッドディスクとレッドブレーキキャリパーが装備されています。
また、新型ジョンクーパーワークスでは、バルブを追加することで小さな凹凸でのダンパー内の圧力変化を滑らかにした新しいアダプティブサスペンションがオプション設定され、高い走行性能と乗り心地を両立。
加えて、18インチ2トーンホイールや、ピアノブラックの内外装アクセントを採用する「ジョンクーパーワークストリムパッケージ」も選択できるように。
▼新型MINIジョンクーパーワークスコンバーチブルの画像
ボディタイプには、コンバーチブルも設定されています。
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▼MINIクロスオーバー
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新型MINIの【主な変更点まとめ】
▼新型MINIの変更点
- 最新のエクステリアデザインを採用
- グラデーションを採用した「マルチトーンルーフ」を設定
- 新設計したダッシュボードを装備
▼新型MINIの動画
軽快に!新型MINIの外装(エクステリア)デザイン
▼新型MINIハッチバックの画像
▼参考:MINIハッチバック(前モデル)
新型MINIの外装は、新しいデザインを採用することによりリフレッシュされています。
フロントは、楕円形のグリルフレームを下部まで拡大し、グリル内にボディと同色のインサートを配置。
リアでもフロントにあわせた楕円形のモチーフをバンパーに使用することで、前後の統一感がアップされています。
その他、新型MINIではルーフに、グラデーションによりデザイン性をアップした「マルチトーンルーフ」を新採用。
▼新型MINIコンバーチブルの画像
ボディタイプには、3ドアと5ドアのハッチバックのほか、オープンエアを楽しむことができるコンバーチブルを設定。
足元には、新デザインのホイールが設定されています。
質感UP!新型MINIの内装(インテリア)デザイン
新型MINIの内装は、エアアウトレットの配置を見直した新設計のダッシュボードの採用により質感が高められています。
メーターには5インチのフルデジタルメーターが設定され、ドライバーにわかりやすく多彩な情報を提供。
インパネ中央には、大きな丸形のトリム内に8.8インチのインフォテインメントディスプレイを搭載し、AppleCarPlayに対応。
インテリアトリムには多彩なバリエーションが用意され、好みにあわせた選択に対応しています。
パワフル!新型MINIのエンジンとスペックは?
▼新型MINIのエンジンとスペック
- 【MINI ONE】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:102ps/19.4kgm - 【クーパー】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:136ps/22.4kgm - 【クーパーD】
直列3気筒1.5ディーゼルターボ
出力:116ps/27.5kgm - 【クーパーS】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:192ps/28.6kgm - 【クーパーSD】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:170ps/36.7kgm - 【ジョンクーパーワークス】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:231ps/32.6kgm - 【クーパーSE(電気自動車)】
パワートレイン:電気モーター
出力:187ps/27.5kgm
航続距離:235km~270km - トランスミッション:7速DCT or 8速AT
- 駆動方式:FF
新型MINIには、1.5Lから2Lのガソリンとディーゼルのターボエンジンが用意されています。
ハイパフォーマンスモデルの「ジョンクーパーワークス」では、231ps/32.6kgmを発揮するエンジンに6速MTと8速スポーツATを組み合わせることで、エンジンの高スペックをより引き出すことができるように。
また、完全電気自動車の「クーパーSE」も用意され、環境性能を重視した選択にも対応しています。
走り両立!新型MINIの燃費は?
▼新型MINIの燃費
- 【MINI3ドア】
ガソリン車:19.6km/L~15.8km/L
ディーゼル車:23.9km/L~23.8km/L
ジョンクーパーワークス:15.8km/L~14.5km/L - 【MINI5ドア】
ガソリン車:18.3km/L~16.4km/L
ディーゼル車:23.9km/L~23.8km/L - 【MINIコンバーチブル】
ガソリン車:16.7km/L~16.3km/L
ジョンクーパーワークス:15.6km/L
新型MINIはディーゼルモデルが低燃費となり、3ドアと5ドアのいずれも最高23.9km/Lとなります。
3ドアとコンバーチブルに設定されるMINIジョンクーパーワークスも、15km/L前後の選びやすい燃費でハイパフォーマンスを楽しむことができるように仕上げられています。
充実!新型MINIの安全装備は?
新型MINIの安全装備には、ストップ&ゴー機能付きのアクティブクルーズコントロールと前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキが標準装備されています。
また、リアビューカメラ、パーキングアシスト、パークディスタンスコントロールもオプション設定され、安全性を高めることができるようになっています。
コンパクト!新型MINIのボディサイズは?
▼新型MINIのボディサイズ
- 【MINI3ドア】
全長×全幅×全高:3835×1725×1430mm
ホイールベース:2495mm - 【MINI5ドア】
全長×全幅×全高:4000×1725×1445mm
ホイールベース:2565mm - 【MINIコンバーチブル】
全長×全幅×全高:3835×1725×1415mm
ホイールベース:2495mm
新型MINIのボディサイズは、コンバーチブルが3ドアハッチバックをベースに製作されていることで全高以外は同サイズになっています。
一回り大きい5ドアハッチバックは、全長+165mm、ホイールベース+70mmとなっており、室内空間が拡大されています。
小幅変更!新型MINIの価格は?
▼新型MINIの価格
- 255万円~
新型MINIの価格は、装備の充実にあわせアップします。
アップ幅は欧州で5万円ほどとされており、変更が抑えられています。
▼参考:MINIモデルの価格(現行モデル)
▽MINI3ドア
- 【MINI ONE】1.5Lガソリンターボ
6速MT:2,470,000円、7速DCT:2,650,000円 - 【MINI クーパー】1.5Lガソリンターボ
6速MT:3,030,000円、7速DCT:3,210,000円 - 【MINI クーパー D】1.5Lディーゼルターボ
3,390,000円 - 【MINI クーパー S】2Lガソリンターボ
6速MT:3,700,000円、7速DCT:3,880,000円 - 【MINI クーパー SD】2Lディーゼルターボ
4,050,000円 - 【MINI ジョン・クーパー・ワークス】2Lガソリンターボ
6速MT:4,480,000円、8速AT:4,660,000円
▽MINI5ドア
- 【MINI ONE】1.5Lガソリンターボ
2,810,000円 - 【MINI クーパー】1.5Lガソリンターボ
3,380,000円 - 【MINI クーパー D】1.5Lディーゼルターボ
3,570,000円 - 【MINI クーパー S】2Lガソリンターボ
4,040,000円 - 【MINI クーパー SD】2Lディーゼルターボ
4,230,000円
▽MINIコンバーチブル
- 【MINI クーパー】1.5Lガソリンターボ
3,810,000円 - 【MINI クーパー S】2Lガソリンターボ
4,330,000円 - 【MINI ジョン・クーパー・ワークス】2Lガソリンターボ
5,370,000円
いつ?新型MINIの発売日は?
改良された新型MINIは、欧州でベースモデルが2021年3月から、ジョンクーパーワークスが2021年夏から販売が開始されます。
日本発売日は、2021年末から2022年前半になるとみられています。
MINIは主力モデルを改良することで、プレミアムコンパクトとしての魅力をユーザーにアピールしていく予定です。
BMW・MINIを「おさらい」
BMW・MINIは、初代が2001年に登場したプレミアムコンパクトブランドです。
1994年に、BMWが「MINI」の権利を持つ英国「ローバー」を傘下に収めたことで開発が始まりました。
当初はローバーが中心となって開発が進行されましたが、ローバーの経営が悪化したことからほぼ開発が終わった状態でドイツに拠点を移し、インチを使用するヤード・ポンド法から、ミリを用いるメートル法で再設計し市販されました。
ファンの間では、ボディサイズが小さい旧型を「クラシックMINI」、BMWが開発した新世代モデルを「BMW MINI」「ニューMINI」などとし呼び分けられています。
FR車を中心としたプレミアムカーを販売するBMWグループで、以前はFF車の高効率な室内空間を持つプレミアムコンパクトカーとして独自の位置づけでしたが、近年はBMWもMINIとパワートレインを共有するFF車「2シリーズアクティブツアラー」などを販売し人気になっています。
現行モデルの3代目BMW・MINIは2013年に登場し、型式はF54がクラブマン、F55が5ドア、 F56が3ドア、F57がコンバーチブルになっています。
ユーザーの要望にこたえ前モデルからボディサイズを拡大し、プレミアムコンパクトとして利便性をさらに向上したことで人気になっています。
新型MINIについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!