MINIが、「MINI3ドア」「MINI5ドア」「MINIコンバーチブル」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型MINIについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新スタイル!「新型MINI3ドア/5ドア/コンバーチブル」改良日本発売!
- 新型MINIの【主な変更点まとめ】
- 273万円から!新型MINIの価格は?
- 軽快に!新型MINIの外装(エクステリア)デザイン
- 質感UP!新型MINIの内装(インテリア)デザイン
- スポーツ!「新型MINIジョンクーパーワークス」も設定!
- パワフル!新型MINIのエンジンとスペックは?
- 新型MINIを試乗動画でチェック!
- 走り両立!新型MINIの燃費は?
- 充実!新型MINIの安全装備は?
- コンパクト!新型MINIのボディサイズは?
- いつ?新型MINIの発売日は?
- BMW・MINIを「おさらい」
【最新情報】新スタイル!「新型MINI3ドア/5ドア/コンバーチブル」改良日本発売!
▼新型MINIコンバーチブルの画像
MINIが、「MINIハッチバック(3ドア/5ドア)」と「MINIコンバーチブル」の改良日本発売を発表しました。
MINIは現行モデルが3代目となっており、ブランド共通の特徴あるデザインと、よりアップした快適性が評判になっています。
改良された新型MINIでは、新しい内外装デザインを採用することで特徴的なスタイルを引き上げ、LEDヘッドライト、レザーステアリングホイール、8.8インチインフォテインメントディスプレイを全車標準装備。
また、新たにグラデーションを施した「マルチトーンルーフ」を設定することで、魅力をアップ。
加えて、内装にはフルデジタルメーターやMINI Connectedを採用。
安全システムにはストップ&ゴー機能が装備されたアクティブクルーズコントロール、MINIとして初搭載のレーンディパーチャーウォーニングや、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキが採用されています。
改良された新型MINIは2021年5月25日に日本発売。価格は2,730,000円~5,380,000円となっています。
▼新型MINIの動画
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新型MINIの【主な変更点まとめ】
▼新型MINIの変更点
- 最新のエクステリアデザインを採用
- LEDヘッドライト、レザーステアリングホイール、8.8インチインフォテインメントディスプレイを全車標準装備
- ボディカラーに「マルチトーンルーフ」、「ルーフトップグレーメタリック」、「アイランドブルーメタリック」、「ゼスティーイエローソリッド」を新設定
- フルデジタルメーターを採用
- MINI Connectedを全車標準装備
- 安全システムにストップ&ゴー機能を装備したアクティブクルーズコントロールを採用し、MINIブランド初搭載の「レーンディパーチャーウォーニング」、「前車接近警告機能」、「衝突回避・被害軽減ブレーキ」を装備
273万円から!新型MINIの価格は?
▼新型MINIの価格
▽MINI3ドア
- MINI ONE 3 Door:2,730,000円
- MINI Cooper 3 Door:3,290,000円
- MINI Cooper D 3 Door:3,420,000円
- MINI Cooper S 3 Door:3,970,000円
- MINI John Cooper Works:4,820,000円
▽MINI5ドア
- MINI ONE 5 Door:2,900,000円
- MINI Cooper 5 Door:3,460,000円
- MINI Cooper D 5 Door:3,590,000円
- MINI Cooper S 5 Door:4,140,000円
- MINI Cooper SD 5 Door:4,270,000円
▽MINIコンバーチブル
- MINI Cooper Convertible:3,850,000円
- MINI Cooper S Convertible:4,530,000円
- MINI John Cooper Works Convertible:5,380,000円
新型MINIの価格は、装備の充実にあわせアップしています。
前モデルは3ドアモデルが247万円からとされていましたが、新型MINIでは273万円からになっています。
また、新型MINIでは新しいデザインパッケージが設けられ、最もシンプルな「ESSENTIAL TRIM(エッセンシャル・トリム)」、MINIの伝統的な個性が際立つ「CLASSIC TRIM(クラシック・トリム)」、スポーティ志向の高い「JOHN COOPER WORKS TRIM(ジョン・クーパー・ワークス・トリム)」、MINI YOURSの上質な装備を盛り込んだ「MINI YOURS TRIM(ミニ・ユアーズ・トリム)」の4種類のトリムをベースにしながら装備を選択することで、自分の好みに沿った、より統一感のあるモデルを簡単に作ることができるようになっています。
▼参考:MINIモデルの価格(前モデル)
▽MINI3ドア
- 【MINI ONE】1.5Lガソリンターボ
6速MT:2,470,000円、7速DCT:2,650,000円 - 【MINI クーパー】1.5Lガソリンターボ
6速MT:3,030,000円、7速DCT:3,210,000円 - 【MINI クーパー D】1.5Lディーゼルターボ
3,390,000円 - 【MINI クーパー S】2Lガソリンターボ
6速MT:3,700,000円、7速DCT:3,880,000円 - 【MINI クーパー SD】2Lディーゼルターボ
4,050,000円 - 【MINI ジョン・クーパー・ワークス】2Lガソリンターボ
6速MT:4,480,000円、8速AT:4,660,000円
▽MINI5ドア
- 【MINI ONE】1.5Lガソリンターボ
2,810,000円 - 【MINI クーパー】1.5Lガソリンターボ
3,380,000円 - 【MINI クーパー D】1.5Lディーゼルターボ
3,570,000円 - 【MINI クーパー S】2Lガソリンターボ
4,040,000円 - 【MINI クーパー SD】2Lディーゼルターボ
4,230,000円
▽MINIコンバーチブル
- 【MINI クーパー】1.5Lガソリンターボ
3,810,000円 - 【MINI クーパー S】2Lガソリンターボ
4,330,000円 - 【MINI ジョン・クーパー・ワークス】2Lガソリンターボ
5,370,000円
軽快に!新型MINIの外装(エクステリア)デザイン
▼新型MINIハッチバックの画像
▼参考:MINIハッチバック(前モデル)
新型MINIの外装は、新しいデザインを採用することによりリフレッシュされています。
フロントは、楕円形のグリルフレームを下部まで拡大し、グリル内にボディと同色のインサートを配置。
また、LEDヘッドライトを全車標準装備し、従来フォグランプが装備されていたフロントバンパー下部には新たにエアカーテンが採用され、前方からの空気の流れを効率よくエアインテークへ送り込むことで、デザイン性と共に空力性能も向上。
リアでもフロントにあわせた楕円形モチーフをバンパーに使用することで、前後の統一感をアップしています。
その他、新型MINIではルーフに、グラデーションによりデザイン性をアップした「マルチトーンルーフ」を新採用。
マルチトーンルーフは、車両前方に深みのある「ソール・ブルー」、中央部分に移動するにつれ明るい「パーリー・アクア」、さらに後方部分では濃い色「ジェット・ブラック」へと徐々に変化。
その他、新型MINIではボディカラーに、少し明るい大人びたグレーであるルーフトップグレーメタリック、深みのあるブルーであるアイランドブルーメタリック、個性が際立つゼスティーイエローソリッドの3色を新設定。
▼新型MINIコンバーチブルの画像
ボディタイプには、3ドアと5ドアのハッチバックのほか、オープンエアを楽しむことができるコンバーチブルをラインナップ。
足元には、新デザインのホイールが設定されています。
質感UP!新型MINIの内装(インテリア)デザイン
新型MINIの内装は、エアアウトレットの配置を見直した新設計のダッシュボードの採用により質感が高められています。
メーターにはフルデジタルメーターが採用され、ドライバーにわかりやすく多彩な情報を提供。
レザーステアリングホイールは全車標準装備とされ、質感を向上。
インパネ中央には、大きな丸形のトリム内に8.8インチのインフォテインメントディスプレイを全車標準装備し、ディスプレイ内の表示レイアウトはモダンな印象に変更。
また、表示方法をドライバーの気分に応じて、ブルーを基調とした落ち着きのある雰囲気を演出する「ラウンジ・モード」や、ゴーカートフィーリングを視覚的に演出する「スポーツモード」に変更することが可能となっています。
その他、新型MINIでは、MINI Connectedを全車標準装備し、MINI SOSコールやテレサービスなどを提供。
さらに、2021年4月にリニューアルされたスマートフォンアプリ「MINI App」と連携させることで、車両に乗り込まなくても、車両の状況、車両の位置の確認、車両のロック/ロック解除、ヘッドライトの点灯、換気操作等などが、遠隔で実施できるようになっています。
スポーツ!「新型MINIジョンクーパーワークス」も設定!
▼新型MINIジョンクーパーワークスの画像
新型MINIには、ホットハッチとなる「ジョンクーパーワークス(John CooperWorks)」が設定されています。
MINIジョンクーパーワークスでは、新しいエクステリアデザインを採用しグリルを拡大するとともに、大型のエアインテークを採用。
エンジンには231ps/32.6kgmを発生する直列4気筒2Lガソリンターボエンジンが引き続き搭載され、0-100km/h加速タイムは6速MT車で6.3秒、8速AT車で6.1秒を実現。
85mmのステンレスエキゾーストのほか、ベンチレーテッドディスクとレッドブレーキキャリパーが装備されています。
また、新型ジョンクーパーワークスでは、バルブを追加することで小さな凹凸でのダンパー内の圧力変化を滑らかにした新しいアダプティブサスペンションがオプション設定され、高い走行性能と乗り心地を両立。
加えて、18インチ2トーンホイールや、ピアノブラックの内外装アクセントを採用する「ジョンクーパーワークストリムパッケージ」も選択できるように。
▼新型MINIジョンクーパーワークスコンバーチブルの画像
ボディタイプには、コンバーチブルも設定されています。
パワフル!新型MINIのエンジンとスペックは?
▼新型MINIのエンジンとスペック
▽日本仕様
- 【MINI ONE】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:102ps/19.4kgm - 【クーパー】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:136ps/22.4kgm - 【クーパーD】
直列3気筒1.5ディーゼルターボ
出力:116ps/27.5kgm - 【クーパーS】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:192ps/28.6kgm - 【クーパーSD】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:170ps/36.7kgm - 【ジョンクーパーワークス】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:231ps/32.6kgm - トランスミッション:7速DCT or 8速AT
- 駆動方式:FF
新型MINIには、1.5Lから2Lのガソリンとディーゼルのターボエンジンが用意されています。
ハイパフォーマンスモデルの「ジョンクーパーワークス」では、231ps/32.6kgmを発揮するエンジンに8速のスポーツATを組み合わせることで、エンジンの高スペックをより引き出すことができるようになっています。
新型MINIを試乗動画でチェック!
走り両立!新型MINIの燃費は?
▼新型MINIの燃費(WLTCモード値)
- 【MINI3ドア】
ガソリン車:16.2km/L~15.0km/L
ディーゼル車:19.5km/L
ジョンクーパーワークス:14.5km/L - 【MINI5ドア】
ガソリン車:16.2km/L~15.0km/L
ディーゼル車:19.5km/L~18.9km/L - 【MINIコンバーチブル】
ガソリン車:15.6km/L~14.8km/L
新型MINIはディーゼルモデルが低燃費となり、3ドアと5ドアのいずれも最高19.5km/Lとなっています。
3ドアとコンバーチブルに設定されるMINIジョンクーパーワークスも、14.5km/Lと選びやすい燃費でハイパフォーマンスを楽しむことができるように仕上げられています。
充実!新型MINIの安全装備は?
新型MINIの安全装備には、ストップ&ゴー機能が装備されたアクティブクルーズコントロールが採用されました。
また、MINIとして初搭載のレーンディパーチャーウォーニングや、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキが採用されています。
コンパクト!新型MINIのボディサイズは?
▼新型MINIのボディサイズ
- 【MINI3ドア】
全長×全幅×全高:3835×1725×1430mm
ホイールベース:2495mm - 【MINI5ドア】
全長×全幅×全高:4025×1725×1445mm
ホイールベース:2565mm - 【MINIコンバーチブル】
全長×全幅×全高:3835×1725×1415mm
ホイールベース:2495mm
新型MINIのボディサイズは、コンバーチブルが3ドアハッチバックをベースに製作されていることで全高以外は同サイズになっています。
一回り大きい5ドアハッチバックは、全長+190mm、ホイールベース+70mmとなっており、室内空間が拡大されています。
いつ?新型MINIの発売日は?
改良された新型MINIは、2021年5月25日に日本で発売されました。
MINIは主力モデルを改良することで、プレミアムコンパクトとしての魅力をユーザーにアピールしていく予定です。
BMW・MINIを「おさらい」
BMW・MINIは、初代が2001年に登場したプレミアムコンパクトブランドです。
1994年に、BMWが「MINI」の権利を持つ英国「ローバー」を傘下に収めたことで開発が始まりました。
当初はローバーが中心となって開発が進行されましたが、ローバーの経営が悪化したことからほぼ開発が終わった状態でドイツに拠点を移し、インチを使用するヤード・ポンド法から、ミリを用いるメートル法で再設計し市販されました。
ファンの間では、ボディサイズが小さい旧型を「クラシックMINI」、BMWが開発した新世代モデルを「BMW MINI」「ニューMINI」などとし呼び分けられています。
FR車を中心としたプレミアムカーを販売するBMWグループで、以前はFF車の高効率な室内空間を持つプレミアムコンパクトカーとして独自の位置づけでしたが、近年はBMWもMINIとパワートレインを共有するFF車「2シリーズアクティブツアラー」などを販売し人気になっています。
現行モデルの3代目BMW・MINIは2013年に登場し、型式はF54がクラブマン、F55が5ドア、 F56が3ドア、F57がコンバーチブルになっています。
ユーザーの要望にこたえ前モデルからボディサイズを拡大し、プレミアムコンパクトとして利便性をさらに向上したことで人気になっています。
新型MINIについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!