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【新型GRヤリス】「出力UP&8速AT!」2024年4月8日マイナーチェンジ発売!最新情報、スペック、価格は?

トヨタが、「GRヤリス」のビッグマイナーチェンジ発売を発表しました。

 

改良により魅力をアップしたトヨタ新型GRヤリスについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】性能大幅進化!「新型GRヤリス」改良発売!

▼新型GRヤリスの画像

トヨタが、「GRヤリス」のビッグマイナーチェンジ発売を発表しました。

 

トヨタGRヤリスは、WRC(世界ラリー選手権)参戦マシンのベースになるスポーツモデルとして開発され、高出力エンジンや電子制御式4WD「GR-FOUR」による走行性能が人気になっています。

 

ビッグマイナーチェンジをうけた新型GRヤリスでは、搭載する1.6Lターボエンジンの出力をこれまでの272ps/37.7kgmから304ps/40.8kgmまでアップ。

 

エクステリアは、ロアグリルに薄型・軽量化と強度を両立するスチールメッシュを、バンパーロアサイドには分割構造を新たに採用。モータースポーツ参戦時に石などの飛来物による損傷があった際の復元・交換作業を容易にし、修復費用低減も実現。

 

サイドロアグリルは開口部の大きい形状に変更し、冷却性能を確保。さらに、バンパーサイドにアウトレットを設けることで、サブラジエーターおよびATFクーラーの熱を効果的に排出。

 

リヤは、ロアガーニッシュ下端に設けた開口部より床下からの空気を抜くことで、空気抵抗を下げ操縦安定性を向上させるとともに、マフラーの熱を排出。

 

モータースポーツ参戦中の損傷回避と視認性を考慮し、上下リヤランプ類を集約。また、ハイマウントストップランプとリヤスポイラーを分けることで、リヤスポイラーのカスタマイズ性を拡張。

 

加えて、一文字に繋がる一体感のあるテールランプとすることで、一目で新しいGRヤリスであることが分かる個性が表現されています。

 

▼8速AT「GR-DAT」

また、トランスミッションにはこれまでの6速MTに加え、スポーツモデルに向けて新開発、レーシングカーでテストされていたスポーツ8速AT「GR-DAT(ダイレクト・オートマチック・トランスミッション)」を新設定。

 

GR-DATでは、AT制御ソフトウエアをスポーツ走行用に最適化。従来は減速Gや速度などの車両挙動を感知し変速させていたところを、ブレーキの踏み込み方・抜き方、アクセル操作まで細かく感知し、車両挙動の変化が起こる前に変速が必要な場面を先読みすることで、「ドライバーの意思を汲み取るギヤ選択」を実現。プロドライバーによるシフト操作と同じようなギヤ選択が可能に。

 

AT内部の変速用クラッチに高耐熱摩擦材を採用したほか、AT制御ソフトウエアの改良により、世界トップレベルの変速スピードを獲得。

 

6MTから8ATへ多段化した上で、クロスレシオ化することによりパワーバンドを活かした走りを実現。また、RZ“High performance”にはアクセル操作による駆動力コントロール性能向上のためトルセンLSDが採用されています。

 

インテリアは、スーパー耐久シリーズ参戦車および全日本ラリー参戦車をモチーフに、操作パネルとディスプレイをドライバー側へ15度傾けて設置することで、視認性と操作性を改善。スポーツ走行時のみならず日常生活でも使いやすいスイッチ類の配置に。

 

ドライビングポジションは25mm下げ、合わせてステアリング位置も調整することにより、ドライビング姿勢を改善。また、インナーミラーの取り付け位置をフロントガラス上部に移動させ、さらにセンタークラスターの上端を50mm下げることにより、前方視界を拡大。

 

改良前のCVT搭載モデルである「GRヤリス RS」と比較しシフトレバーを75mm上昇させ、GRヤリスMTモデルのシフトレバーと同等の位置に配置し、操作性を向上。また、ラリーやジムカーナでの車両コントロール用途を視野に、GR-DATを搭載した車両にも手引き式パーキングブレーキを採用。

 

Mモードでのシフトレバーによる変速操作の向きを、モータースポーツからの学びを活かし、従来から反転。車両挙動に合わせて引き操作でシフトアップ(加速)、押し操作でシフトダウン(減速)へと変更し、レーシングカーのシーケンシャルトランスミッションのような操作性に。

 

▼SPORTモード

▼NORMAL/ECOモード

▼シフトアップ時(青点滅)

▼インジケーター点灯によシフトタイミング表示(緑から赤へ変化)

加えて、12.3インチフルカラーTFTメーターを採用し、プロドライバーの意見を取り入れながら、スポーツ走行に必要な視認性と車両情報にフォーカス。GR-DATを搭載した車両ではAT油温の表示を追加したほか、シフトダウン操作時に回転数が高すぎるためシフトダウン出来ない場合に、従来の警告音のみによる通知から、メーター内のギヤポジション表示にも警告を追加。この変更は、「ヘルメットを着用する競技中も警告を分かりやすくして欲しい」といった、試作車を用いて参戦した全日本ラリーのドライバーからの要望が反映されています。

 

さらに、新型GRヤリスでは、ボディとショックアブソーバーを締結するボルトの本数を1本から3本に変更し、走行中のアライメント変化を抑制することで、ステアリング操作に対する車両挙動の応答性を高め、操縦安定性を向上。

 

スポット溶接打点数を約13%増加、構造用接着剤の塗布部位を約24%拡大することにより、ボディ剛性を高め、操縦安定性と乗り心地をアップ。

 

高出力化、GR-DAT追加設定に伴い冷却性能向上が必要なため、GR-DATを搭載した車両にはATFクーラーを標準搭載。

 

▼「クーリングパッケージ」

さらに、モータースポーツへの参戦を考慮しサブラジエーター、クールエアインテーク、インタークーラースプレーを新たに「クーリングパッケージ」としてメーカーオプション設定。

 

ドライブモードには、従来の4WDモードセレクトに加え、スポーツ走行と日常生活での使い勝手を両立するため、ドライブモードセレクトを新設定。ユーザーの好みや参戦するモータースポーツの特性に合わせ、電動パワーステアリング、エアコン、パワートレーンの設定が可能に。

 

また、GPSによる位置判定より、サーキットなどの利用可能エリアに入るとアンチラグ制御、スピードリミッター上限速度の引き上げなど、GRヤリスのポテンシャルを引き出す「サーキットモード」を新設定。

 

「RC」グレードには、モータースポーツ参戦を考慮した縦引きパーキングブレーキを新設定。標準の位置に対して車両前方へレバーを移動することで、ステアリングとの距離を近づけ素早い操作が可能になっています。

 

▼トヨタGRヤリス
「RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition」(左)
「RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition」(右)の画像

その他、WRCドライバーが監修したそれぞれ100台限定の特別仕様車として「GRヤリス RZ“High performance・Sébastien Ogier Edition(セバスチャン・オジエ・エディション)」と、「GRヤリス RZ“High performance・Kalle Rovanperä Edition(カッレ・ロバンペラ・エディション)」を設定。

 

特別仕様車では、標準車両の「GRAVEL」「TRACK」と置き換える形で、以下の専用四駆制御モードを搭載。

 

▼オジエEdition

  • MORIZOモード
    トラクション性能と旋回性能を高い次元で両立させるため、加速時は前後輪の拘束力を最大(直結)とし、制動時は必要分だけ拘束を緩める仕様。モリゾウこと豊田会長が走り込んで導き出した駆動力配分をオジエ選手が気に入り採用。
  • SEB.モード
    前輪の旋回性を確保しながら、後輪の駆動力による車両コントロールを可能にするため、後輪寄りの前後駆動力配分とした仕様。車両との一体感を味わえるほか、高速で車体をコントロールすることにより、タイム短縮に寄与。

▼ロバンペラEdition

  • DONUTモード
    ドリフト走行やドーナツターンが得意なロバンペラ選手のため、前後輪の拘束力を最大(直結)とし、ドリフト走行時のスライドコントロール性を確保した仕様。
  • KALLEモード
    追加装着した等速リヤディファレンシャルを最大限活かす制御により、リニアな挙動特性を実現。コーナー進入でリヤを積極的に振り出し、脱出時にはアクセルでフロントを引っ張るような運転が可能となり、タイム短縮に寄与。

▼オジエEdition

▼ロバンペラEdition

また、オジエEditionに新開発の軽量ラリースポイラー(CFRP製)を、ロバンペラEditionにGRMNヤリスと同じリヤスポイラー(可変ウイング/CFRP製)をそれぞれ採用し、空力特性を改善。

 

▼オジエEdition

▼ロバンペラEdition

ボディカラーは、オジエEditionに新たなマットカラー「マットステルスグレー」を、ロバンペラEditionに「三色塗装」をそれぞれ採用。「三色塗装」は、ロバンペラ選手が競技参戦時に使用するヘルメットのデザインとされ、カッティングシートなどは使用せず、塗装のみで三色の塗り分けを実現。

 

インテリアは、各選手の出身国の国旗の色に合わせ(オジエ選手 : フランス、ロバンペラ選手 : フィンランド)、ステアリングホイールのステッチ色をそれぞれ変更。さらに、WRCチャンピオン獲得を記念した専用プレートを助手席前のインストルメントパネル部分に装着。

 

成約者にはTGR-WRTに関する特別体験プログラムとして、2024年WRCラリージャパン会場におけるドライバー及びチームとのコミュニケーション、WRCマシン及びピット見学、スペシャルステージ(SS)観戦、2024年シーズンWRC参戦マシンへのオーナー名記載、特別記念品の贈呈が行われます。

 

新型GRヤリスは、2024年1月12日の東京オートサロンにあわせて公開、2024年3月21日に正式発表され、4月8日に発売。価格は349万円~533万円となっています。

 

各100台限定モデルとなる「オジエEdition」と「ロバンペラEdition」は、3月21日~3月31日まで抽選申し込みの受付けが行われ、いずれも845万円となっています。

 

▼新型GRヤリスの動画

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トヨタ新型GRヤリスの【変更点まとめ】

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▼トヨタ新型GRヤリスの変更点

  • エンジンの出力をアップ
  • 8速AT「DAT」を新設定
  • 新設計のバンパー、スポイラーを採用
  • デジタルメーターを装備
  • ボディ剛性を向上し、サスペンションセッティングを見直し
  • それぞれ100台の限定車として、「セバスチャン・オジエ・エディション」と、「カッレ・ロバンペラ・エディション」を設定
  • CVT搭載モデル「GRヤリス RS」を廃止

▽2022年1月の変更点

  • 500台限定ハイパフォーマンスモデル「GRMNヤリス」を設定。
    専用エアロや剛性強化パーツ、専用チューニングエンジンを採用

▽トヨタ新型GRヤリス発売時の特徴

  • 高出力を発生する専用の直列3気筒1.6Lターボエンジンを搭載
  • 3ドアボディを大幅に拡大した専用の車体により走行性能を向上
  • カーボン製ルーフ、アルミ製ボンネットとドアにより軽量化
  • 前後駆動配分をドライブモードにあわせ変更できる新開発電子制御4WDシステムを搭載
  • 大容量ブレーキシステム、専用ホイールを装備
  • リアに、専用開発マルチリンク式サスペンションを採用

  

349万円から!トヨタ新型GRヤリスの価格は?

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▼トヨタ新型GRヤリスのグレード、価格

  • RC(モータースポーツ参戦用/1.6Lターボ/6速MT or 8速AT)
    MT:349万円、AT:384万円
  • RZ(1.6Lターボ/6速MT or 8速AT)
    MT:448万円、AT:483万円
  • RZ”High performance”(1.6Lターボ/6速MT or 8速AT)
    MT:498万円、AT:533万円
  • 限定車【各100台限定】(1.6Lターボ/6速MT or 8速AT)
    「RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition」:845万円
    「RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition」:845万円

トヨタ新型GRヤリスの価格は、最新の装備を採用することによりアップしています。

 

これまでは競技用ベースグレードの「RC」が330万円、上位グレードの「RZ”High performance”」が456万円からとされていましたが、新型GRヤリスでは「RC」で19万円、「RZ”High performance”」で42万円アップ。

 

新設定された8速AT車は、6速MT車から35万円のアップに。

 

また、ラインナップでは、1.5LガソリンCVT&FFモデルの「RS」が廃止されています。

 

▼参考:GRヤリス(前モデル)の価格

  • RS(1.5L/CVT/FF):265万円
  • RC(1.6Lターボ/6速MT/4WD):330万円
  • RZ(1.6Lターボ/6速MT/4WD):396万円
  • RZ”High performance”(1.6Lターボ/6速MT/4WD):456万円
  • GRMNヤリス【500台限定/完売】
    ベースモデル:7,317,000円
    GRMNヤリス“Circuit package”:8,467,000円
    GRMNヤリス“Rally package”:8,378,764円

    

新型GRヤリスを試乗動画でチェック!

 

走り最重視!トヨタ新型GRヤリスの外装(エクステリア)デザイン

▼新型GRヤリスの画像

▼参考:GRヤリス(前モデル)

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トヨタ新型GRヤリスの外装は、専用の設計を採用することにより大きく走行性能が強化されています。

 

ボディタイプは、ベースモデルのヤリスで5ドアハッチバックとされていましたが、新型GRヤリスでは3ドアボディを採用。

 

▼新型GRヤリスの画像

▼参考:GRヤリス(前モデル)

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車体は、よりアグレッシブなボディワークとブリスターホイールアーチ、専用のバンパーや大型フロントグリルによりベースモデルから大きく車幅を拡大。

 

しかし、カーボン製ルーフ、アルミ製のボンネットとドアを採用することで軽量化されています。

  

軽く!トヨタ新型GRヤリスのサイズ、車体設計は?

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▼トヨタ新型GRヤリスのボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高:3995×1805×1455mm
  • ホイールベース:2558mm
  • 車重:1280kg
  • 乗員:4人乗り
  • タイヤサイズ:フロント&リア 225/40ZR18
  • 参考
    ・ヤリス
     全長×全幅×全高:3940×1695×1500mm
     ホイールベース:2550mm
     車重:940kg~1090kg

トヨタ新型GRヤリスのボディサイズは、専用の3ドアボディを採用することでベースとなる「ヤリス」から変更されています。

 

特に全幅は大幅に拡大し、高い走行安定性を獲得。 

 

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車重は4WDを採用することで増加していますが、アルミ素材のエンジンフード、トランクリッド及びドアパネルに加え、形状自由度の高いSMC工法で成形されたカーボンファイバー素材のルーフパネルを採用することにより走行性能を向上。

 

バッテリーやオプション設定されるインタークーラースプレーのタンクをラゲッジスペース下に配置することで、前後重量配分も最適化されています。

 

最高峰!GRMNヤリスも再設定へ!

▼新型GRMNヤリスのスクープ画像

新型GRヤリスには、最上位モデルとなる「GRMNヤリス」の設定が予定されています。

 

GRMNヤリスは、2022年にシリーズの最上位500台限定モデルとして設定されていました。

 

復活設定される新型GRMNヤリスでは、マイナーチェンジしたGRヤリスをベースに、専用のエアロを採用することで走行性能をアップ。

 

ブレーキシステムには、Endless製大容量ブレーキを装備することで、高い走行性能を安定して発揮することができるようになります。

 

ドライビング空間!トヨタ新型GRヤリスの内装(インテリア)デザイン

▼新型GRヤリスの画像

▼参考:GRヤリス(前モデル)

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トヨタ新型ヤリスの内装は、ムダをそぎ落とすことで、ドライビングに集中できる空間に仕上げられています。

 

インテリアトリムには専用のアクセントやステアリングが採用され、ホールド性を高めるスポーツシートを装備。 

 

改良では、インテリアレイアウトを変更し操作性を高めたほか、最新の12.3インチデジタルメーターを搭載することで多彩な情報がドライバーに提供されます。

 

出力UP!トヨタ新型GRヤリスのスペック、走行性能は?

▼トヨタ新型GRヤリスのパワートレインとスペック

  • 【RZ】【RC】
    ・直列3気筒1.6Lガソリンターボ【改良】
    ・出力:304ps/40.8kgm
    ・駆動方式:4WD「GR-FOUR」
    ・トランスミッション
     6速MT「iMT」or 8速AT「GR-DAT」【新設定】

▽廃止

  • 【RS】
    ・直列3気筒1.5Lガソリン
    ・出力:120ps/14.8kgm
    ・駆動方式:FF
    ・トランスミッション
     10速パドル付CVT「Direct Shift-CVT」

トヨタ新型GRヤリスのパワートレインには、改良された直列3気筒1.6Lガソリンターボエンジンが搭載されています。

 

▼参考:トヨタGRヤリス(前モデル)のスペック

  • 【GRMNヤリス】【500台限定/完売】
    ・直列3気筒1.6Lガソリンターボ
    ・出力:272ps/39.8kgm
    ・駆動方式:4WD「GR-FOUR」
    ・トランスミッション:6速MT「iMT」
  • 【RZ】【RC】
    ・直列3気筒1.6Lガソリンターボ
    ・出力:272ps/37.7kgm
    ・駆動方式:4WD「GR-FOUR」
    ・トランスミッション:6速MT「iMT」

改良された1.6Lターボエンジンは、出力をこれまでの272ps/37.7kgmから、304ps/40.8kgmまでアップ。

 

また、トランスミッションには6速MTに加え、スポーツモデルに向けて新開発された8速AT「GR-DAT(ダイレクト・オートマチック・トランスミッション)」とパドルシフトの組み合わせを新設定し、変速時間を短縮しています。

 

▼4WDシステム「GR-FOUR」

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その他、新型GRヤリスでは、電子制御式4WDシステムを搭載、前後駆動配分を0:100~100:0で可変させることが可能に。 

 

また、ラリーを走行する際に必要になるスピンターンにあわせ、パーキングブレーキを引いた場合にリア側への駆動をカットする機構も装備。

 

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前後のデフにはトルセンLSDが設定され、高いトラクション性能を発揮することが可能に。

 

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サスペンションはフロントがストラット式、リアは専用開発されたマルチリンク式とすることで基礎から走行性能が強化されています。

 

走り重視!トヨタ新型GRヤリスの燃費は?

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▼トヨタ新型GRヤリスの燃費(WLTCモード)

  • GRヤリスRZ(1.6Lターボ&4WD)
    6速MT:12.4km/L、8速AT:10.8km/L
  • GRヤリスRS(1.5L&FF):18.0km/L【廃止】
  • ※参考
    ・ヤリス(ベースモデル)
     1Lガソリン:20.2km/L
     1.5Lガソリン:6速MT&FF 19.6km/L
     1.5ハイブリッド:FF 36.0km/L、4WD 30.2km/L
     ※WLTCモード値

トヨタ新型GRヤリスの燃費は、走行性能を重視したことでベースとなる「ヤリス」からダウンしています。

 

しかし直列3気筒とした最新エンジンによりダウン幅は抑えられ、実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値でも、6速MT車で12.4km/Lが確保されています。

 

いつ?トヨタ新型GRヤリスの発売日は?

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改良された新型GRヤリスは、2024年1月12日の東京オートサロンにあわせて公開、2024年3月21日に正式発表され、4月8日に発売されます。

 

トヨタは、ブランドを代表するスポーツモデルであるGRヤリスを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。

  

トヨタ・ヤリスを「おさらい」

▼トヨタ・ヤリス(初代)

2003-2005 Toyota Echo (NCP10R) 3-door hatchback (2010-12-28).jpg

▼トヨタ・ヤリス(2代目)

2005-2008 Toyota Yaris (NCP91R) YRS 5-door hatchback 02.jpg

トヨタ・ヤリス(Yaris)は、国内で販売される「ヴィッツ」の海外仕様として初代が1999年に登場したコンパクトカーです。

 

「ヤリス」の車名の由来は、ギリシャ神話の美の女神「カリス(Charites)」の単数形「Charis」からの造語になっています。

 

日本名「ヴィッツ」の由来は英語の「Vivid」(鮮やか)とドイツ語の「Witz」(機知・発想の転換)を掛け合わせた造語になっていました。

 

初代は、登場前に販売されていたスターレットの後継車として開発され、コンパクトカーながらデザインや機能性を高めたモデルとすることで大人気になりました。

 

前モデルは3代目として日本で2010年、海外で2011年にフルモデルチェンジ。

 

欧州では2012年にヤリスハイブリッドが新設定されていましたが、日本では「アクア」が人気になっていたことから2017年に導入されました。

 

モータースポーツでのベース車としても使用され、ワンメイクレースのほか、2017年からは世界最高峰ラリーにも「ヤリスWRC」にて参戦。

 

トヨタの新スポーツブランドとして2017年に発表された「GR」では、ブランド最上位の限定モデル「GRMN」が一番最初に設定された車種にもなりました。

 

新型トヨタ・GRヤリスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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