トヨタが、ミドルクラス「カローラセダン」の新モデルを発表しました。
新モデルにより魅力をアップした新型カローラセダンについて、デザインやスペック、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】専用装備!トヨタ「新型カローラセダンGRスポーツ」発表!
- トヨタ新型カローラセダンの【主な変更点まとめ】
- スポーティ!トヨタ新型カローラセダンの外装(エクステリア)デザインは?
- 全8色!トヨタ新型カローラセダンのボディカラーは?
- 比較!トヨタ新型カローラセダンのボディサイズとプラットフォームは?
- 新装備!トヨタ新型カローラセダンの内装(インテリア)デザインは?
- カスタム!新型カローラセダンTRD、モデリスタのカスタマイズパーツ設定!
- 特別仕様車!「新型カローラG-X“PLUS”」発売!
- 最新世代!トヨタ新型カローラセダンのパワートレインとスペックは?
- トヨタ新型カローラを試乗動画でチェック!
- 良好!トヨタ新型カローラセダンの燃費は?
- 最新システム!トヨタ新型カローラセダンの安全装備は?
- お得に!トヨタ新型カローラセダンの価格は?
- トヨタ新型カローラセダンの発売日は?
- トヨタ・カローラを「おさらい」
【最新情報】専用装備!トヨタ「新型カローラセダンGRスポーツ」発表!
▼トヨタ新型カローラセダンGRスポーツの画像
トヨタが、「カローラセダン」の新モデルとなる「カローラGRスポーツ」を発表しました。
新型カローラセダンGR SPORTは、パワートレインにハイブリッドとガソリンを設定。
エクステリアには、GAZOO Racingが手掛けるスポーティな専用デザインを採用し、グリル、ドアミラー、センターピラー、サイドシルなどをブラックで統一。
バンパーにはC字型のブラックガーニッシュを装備することで、迫力あるデザインとなっています。
インテリアは、フロントスポーツシートやブラックのヘッドライニング、GRロゴスカッフプレートを採用。
また、オプションとして、ブラックルーフや18インチのホイールも設定されています。
新型カローラセダンGRスポーツは、欧州で2021年1月から販売が開始される予定です。
▼カローラツーリング(ワゴン)
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▼カローラスポーツ
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トヨタ新型カローラセダンの【主な変更点まとめ】
▼トヨタ新型カローラセダンの主な変更点
- スポーティモデル「GRスポーツ」を設定
▽2020年5月の変更点
- 特別仕様車「カローラG-X“PLUS”」を設定。
安全システムや装備を充実し、お得感のある価格に設定
▼カローラのフルモデルチェンジ時の変更点
- 新世代のエクステリアデザインを採用
- 日本には海外のスポーツモデル「レビン」をベースとし、日本のユーザーや道路環境に合わせてボディサイズを変更した専用仕様を導入
- 車体サイズを前世代の5ナンバーから、3ナンバーに拡大
- 国内トヨタ初となるディスプレイオーディオ標準搭載、スマートフォンとの連携などコネクティッドサービスを充実
- TNGAプラットフォームを採用
- プリウスに搭載された最新のハイブリッドシステムを採用し、4WDモデルを設定
トヨタ「カローラ」シリーズは、「世界で一番売れているトヨタ車」となっています。
2019年にフルモデルチェンジしたセダンモデルは、それまで日本で販売されていた「カローラアクシオ」の後継モデルとして販売。
ワゴンの「カローラツーリング」、ハッチバックの「カローラスポーツ」ともに、トヨタの主力モデルとなっています。
スポーティ!トヨタ新型カローラセダンの外装(エクステリア)デザインは?
▼トヨタ新型カローラセダンの画像
トヨタ新型カローラセダンの外装は、ハッチバックモデルにも採用されているスポーティなデザインとなっています。
ボディは、前後のホイールフレアが張り出したダイナミックな造形でワイドなスタンスを強調。
フロントは、大型台形のロアグリルフレームとメッシュグリルに統一し、力強くスポーティなデザインに。
ヘッドランプは光源がLED化され、フロントはラウンドを強めた一文字形状とすることで、スポーティでワイドな顔つきに。
また、W×Bグレードでは、2連続させたJ字形状のクリアランスランプ&デイライトで昼夜を問わず横方向に伸びやかで鮮烈な印象が表現されています。
全8色!トヨタ新型カローラセダンのボディカラーは?
▼新型カローラセダンのボディカラー一覧
- スーパーホワイトⅡ
- ホワイトパールクリスタルシャイン【W×B選択可】
- シルバーメタリック
- セレスタイトグレーメタリック
- ブラックマイカ【W×B選択可】
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン【W×B専用】
- スカーレットメタリック
- ダークブルーマイカメタリック
新型カローラセダンのボディカラーには、全8色が設定されています。
「W×B」グレードはスパークリングブラックパールクリスタルシャインを新規に設定した全3色とされ、その他のグレードでは新規開発のセレスタイトグレーメタリックを加えた全7色となっています。
比較!トヨタ新型カローラセダンのボディサイズとプラットフォームは?
▼新世代カローラシリーズ
※左:カローラツーリング、中央:カローラスポーツ、右:カローラセダン
▼新型カローラセダンのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
日本仕様:4495×1745×1435mm
海外仕様:4640×1780×1435mm - ホイールベース
日本仕様:2640mm
海外仕様:2700mm - ※参考
・カローラツーリング(新世代ワゴン)
全長×全幅×全高:4495×1745×1460mm
ホイールベース:2640mm
・カローラスポーツ(新世代ハッチバック)
全長×全幅×全高:4375×1790×1460mm
ホイールベース:2640mm
・カローラアクシオ(前モデル)
全長×全幅×全高:4400×1695×1460mm
ホイールベース:2600mm
新型カローラセダンのボディサイズは、日本仕様前モデルの5ナンバーサイズから、全幅が1700mmを超える3ナンバーサイズに拡大されています。
しかし、グローバルモデルより、全長、全幅、ホイールベースを縮小し、ドアミラーの取り付け位置を工夫することで、ミラー格納時の車幅は従来型と同等に。
カローラセダンの最小回転半径は、従来型と同等の5.0mに仕上げ。
プラットフォームにはプリウスから採用された最新の「TNGA」が採用され、基礎性能をアップしています。
また、サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リヤにダブルウィッシュボーン式を採用することで、旋回時の安心感・安定性に貢献。
ブレーキ制御により内輪に制動力を付与し、コーナリングをアシストするACA制御(ACA : Active Cornering Assist)も採用されています。
新装備!トヨタ新型カローラセダンの内装(インテリア)デザインは?
新型カローラセダンの内装には、先に販売されているカローラスポーツからくる最新デザインが採用されています。
インテリアは、インストルメントパネルを薄型・ワイド化することで開放感を演出。
部品の合わせや形状・質感の統一感など感性品質も重視され、質感を向上。
また、Aピラーの細形化と合わせて視界の良さも実現されています。
フロントシートにはスポーティシート(W×Bに標準)が採用され、座り心地向上と後席のニースペースを確保。
内装色は、W×Bグレードにブラックとホワイトの2色、S、G-Xグレードには、シックなブラックを設定。
カローラセダンのW×Bグレードのリヤシートには、トランクスルーが可能な6:4分割可倒式が新規採用され、使い勝手がアップしています。
センターコンソールはドライバーが操作しやすいように角度がつけられ、メーター内には高精細の大型7インチカラー液晶デジタルメーターを搭載。
インフォテインメントシステムには、国内トヨタブランドとして初めてディスプレイオーディオ(DA)を全車に標準装備。
SmartDeviceLink(SDL)により、スマートフォンをBluetoothとUSBケーブルで接続することで、TCスマホナビやLINEカーナビなどのナビアプリのほか、音楽・ラジオアプリなどをディスプレイで利用することが可能に。
Apple CarPlay、Android Autoにも対応し、マップ、電話、メッセージ、音楽アプリをディスプレイ上で利用できるようになっています。
また、従来通りの車載用ナビ機能を利用したいユーザーは、エントリーナビキットまたはT-Connectナビキットの2種類が選択できるようになっています。
カスタム!新型カローラセダンTRD、モデリスタのカスタマイズパーツ設定!
▼新型カローラセダン「モデリスタ」カスタムパーツ装着車
新型カローラセダンには、モデリスタとTRDからカスタムパーツが設定され、好みにあわせたデザインを楽しむことができるようになっています。
モデリスタは、フロントにメッキとブラックアウトを活かしたメリハリのあるデザインを採用することにより、プレミアムかつ躍動的なスタイルを表現。
▼新型カローラセダン「TRD」カスタムパーツ装着車
▼新型カローラセダン「TRD ブラックエディション」カスタムパーツ装着車
TRDはスポーティなレッドを加え、ブラックのアクセントをきかせた「TRDブラックエディション」も設定されています。
特別仕様車!「新型カローラG-X“PLUS”」発売!
▼新型カローラG-X“PLUS”の画像
カローラセダンには、特別仕様車「カローラG-X“PLUS”」が設定されています。
「カローラG-X“PLUS”」は、「G-X」グレードをベースに、「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」、「バックガイドモニター」などの安全装備に加え、外からの視線にも配慮した「UVカット機能付プライバシーガラス」を特別装備。
インテリアには、メーター周りやステアリングホイールなどにシルバー塗装を施すとともに、レジスターノブはサテンメッキ加飾とするなど上質感を付与し、お買い得感ある価格となっています。
新型カローラG-X“PLUS”のパワートレインは1.8Lガソリンと1.8Lハイブリッドが設定され、ハイブリッドでは4WDも選択できるようになっています。
最新世代!トヨタ新型カローラセダンのパワートレインとスペックは?
▼新型カローラセダンのパワートレインとスペック
- 直列4気筒1.2Lターボ
出力:116ps/18.9kgm - 直列4気筒1.8L
出力:140ps/17.3kgm - 直列4気筒1.8L+電気モーターハイブリッド
エンジン出力:98ps/14.5kgm
フロントモーター出力:72ps/16.6kgm
リアモーター出力:7.2ps/5.6kgm(4WDのみ搭載) - トランスミッション:CVT or 6速MT(1.2Lターボ)
- 駆動方式:FF or 4WD
新型カローラセダンには、コンパクトSUVのC-HRに搭載されていた1.2Lターボエンジンのほか、1.8Lガソリン、1.8Lハイブリッドが搭載されています。
1.8Lハイブリッドは、エンジンの熱効率を40%以上まで高め、新型バッテリーを組み合わせることで前世代から燃費を10%UP。
ハイブリッドシステムは、従来の「THS(Toyota Hybrid System)」から、リダクションギヤの平行軸歯車化とモーターの複軸配置を行う「新複軸構造トランスアクスル」に変更することで、機械損失を約20%低減し低燃費化。
加えて、新たに4WDモデルがラインナップされています。
1.2Lターボモデルのトランスミッションには、手動での変速を楽しむことができる新開発6速マニュアルトランスミッション「iMT」が用意され、走りを楽しむことができるように。
6速MT仕様には発進時やシフトダウン時にエンジン回転数を高め、走行を滑らかにするブリッピング機能も搭載されており、マニュアルトランスミッションに不慣れなユーザーから、素早いシフトチェンジを楽しみたいユーザーまで対応します。
トヨタ新型カローラを試乗動画でチェック!
トヨタ新型カローラは試乗動画が公開されています。
新世代となりあがった質感などが高評価を受けています。
良好!トヨタ新型カローラセダンの燃費は?
▼トヨタ新型カローラセダンの燃費
- 1.8Lハイブリッド
WLTCモード値:29.0km/L
JC08モード値:35.0km/L - 1.8Lガソリン
WLTCモード値:14.6km/L - 1.2Lガソリンターボ
WLTCモード値:15.8km/L
※全モデルでワゴンと同値
トヨタ新型カローラセダンの燃費は、より実燃費に近いWLTCモード値で1.8Lハイブリッドが29.0km/Lとされました。
ハッチバックのカローラスポーツでは1.8Lハイブリッド車で30.0km/Lとなっていましたが、ボディサイズを拡大しながら数値の低下が抑えられています。
▼参考:トヨタ・カローラスポーツの燃費
- 1.2ターボ:19.6km/L
- 1.8Lハイブリッド
WLTCモード値:30.0km/L
JC08モード値:34.2km/L
最新システム!トヨタ新型カローラセダンの安全装備は?
新型カローラセダンの安全装備には、単眼カメラとミリ波レーダーの性能を向上させることで第2世代に進化した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が標準装備されています。
前モデルでは、前世代のコンパクトカー用パッケージであるトヨタセーフティセンスCが搭載されていました。
▼トヨタセーフティセンス第2世代と前世代セーフティセンスの性能比較
第2世代のトヨタセーフティセンスは、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方にいる車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」が搭載されています。
また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった交通標識をメーター内のディスプレイに表示する「RSA(ロードサインアシスト)」機能も追加。
さらに、後退時に左右後方から接近してくる車両を検知すると、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーにより警告する「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」や、駐車場など低速時に壁や車両を検知し衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー「パーキングサポートブレーキ(静止物)」を採用。
予防安全装備を充実させ、安全運転支援が強化されています。
お得に!トヨタ新型カローラセダンの価格は?
▼トヨタ新型カローラセダンの価格
- GX(1.8Lガソリン/CVT)
FF:1,936,000円 - S(1.8Lガソリン/CVT)
FF:2,139,500円 - W×B
1.8Lガソリン/CVT/FF:2,315,500円
1.2ターボ/6MT/FF:2,409,000円 - HYBRID GX(1.8Lハイブリッド)
FF:2,403,500円、4WD:2,601,500円 - HYBRID S(1.8Lハイブリッド)
FF:2,574,000円、4WD:2,772,000円 - HYBRID W×B(1.8Lハイブリッド)
FF:2,750,000円、4WD:2,948,000円 - 【特別仕様車】
・G-X“PLUS”(1.8Lガソリン)
FF:1,972,300円
・HYBRID G-X“PLUS”(1.8Lハイブリッド)
FF:2,439,800円、4WD:2,637,800円
新型カローラセダンは、2020年5月に新設定された特別仕様車「G-X“PLUS”」によりお得感がアップしています。
「G-X“PLUS”」の価格アップは、ベースモデルとなるエントリーグレード「GX」から3万6000円ほどとなっており、人気の装備が選びやすくなっています。
トヨタ新型カローラセダンの発売日は?
カローラセダンに新設定された「GRスポーツ」は、欧州で2021年1月が販売が開始されます。
トヨタは、カローラのラインナップを充実することで、より質感があがった走りやデザインをアピールしていく予定です。
トヨタ・カローラを「おさらい」
▼トヨタ・カローラ(初代)
トヨタ・カローラ(COROLLA)は、1966年より製造されているトヨタの乗用車です。
セダンやハッチバック、ステーションワゴンのほか、2007年に発売されたトールワゴンのカローラルミオンまでユーザーのニーズにこたえた幅広いボディタイプと派生車が用意され、ホンダ・フィットが1位になる2002年度以前は33年間車名別日本国内販売台数第1位をまもっていました。
2016年には販売開始から50周年を迎え日本を代表する乗用車になっていますが、グローバルモデルとしても販売されており、「世界で最も売れているトヨタ車」にもなっています。
前モデルは11代目として2012年に登場し、セダンのカローラアクシオとワゴンのカローラフィールダーを販売。
2013年にはハイブリッドモデルも用意され、高い環境性能が人気になっています。
新型カローラセダンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!