トヨタが、ミニバン「ヴェルファイア」の新モデルとなる「ゴールデンアイズ2」の発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップした新型ヴェルファイアについて、スペックや価格などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】グレード集約!「新型ヴェルファイアGOLDEN EYESⅡ」発売!
- トヨタ新型ヴェルファイアの【主な変更点まとめ】
- 3モデルのみに!トヨタ新型ヴェルファイアの価格は?
- パワフル!トヨタ新型ヴェルファイアのパワートレインとスペックは?
- トヨタ・ヴェルファイアの走りを試乗動画でチェック!
- 高環境性能!トヨタ新型ヴェルファイアの燃費は?
- 最新システム!トヨタ新型ヴェルファイアの安全装備は?
- いつ?トヨタ新型ヴェルファイアの発売日は?
- トヨタ・ヴェルファイアを【おさらい】
【最新情報】グレード集約!「新型ヴェルファイアGOLDEN EYESⅡ」発売!
▼新型ヴェルファイアGOLDEN EYESⅡの画像
トヨタが、ヴェルファイアの新モデルとなる「新型ヴェルファイアZ GOLDEN EYESⅡ(ゴールデンアイズ2)」の発売を発表しました。
トヨタ・ヴェルファイアは、「アルファード」と並ぶブランドの最上級ミニバンとしてラインナップされ、現行モデルは2020年1月にマイナーチェンジし装備を充実していました。
新設定された「Zゴールデンアイズ2」は、2020年5月に発売されていた人気の特別仕様車「Zゴールデンアイズ」の新バージョンとして、量販グレードである「Z」をベースに制作し、通常カタログモデルとして設定。
「Zゴールデンアイズ2」では、ゴールド加飾を施したヘッドランプ、漆黒メッキ加飾のフロントグリルやLEDフロントフォグランプモール、バックドアガーニッシュ、リヤランプガーニッシュなどを採用し、ゴールドをアクセントとした特別感ある外観とされています。
新型ヴェルファイアZ・ゴールデンアイズ2は、現行「30系ヴェルファイア」の最終モデルとなり、発売にあわせて他グレードの販売が終了されています。
新型ヴェルファイアは2021年5月10日に発売。価格は 4,240,000円~5,088,400円となっています。
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トヨタ新型ヴェルファイアの【主な変更点まとめ】
▼新型ヴェルファイアの主な変更点
- 「ヴェルファイアゴールデンアイズ2」を設定し、通常グレード化
- 「ゴールデンアイズ2」以外のグレードの販売を終了
- ボディカラーから「スパークリングブラック」「バーニングブラック」を廃止
- 3.5Lガソリンエンジン車を廃止
▽2020年5月の変更点
- 特別仕様車「ヴェルファイアゴールデンアイズ」を設定
▽2020年1月改良の変更点
- エンブレムをトヨタブランドデザインに変更
- 9インチディスプレイオーディオおよびDCMを標準装備することにより、スマートフォンと連携し、コネクティッドサービスに対応。
Apple CarPlay、Android Auto、SmartDeviceLinkを採用 - 「T-Connect SDナビゲーションシステム」に10.5インチディスプレイ、リヤシートエンターテインメントシステムに13.3インチディスプレイを採用し大型化
- バックガイドモニターを全車標準装備
- スライドドアの開閉に連動し、ステップが展開格納される「電動サイドステップオプション」を設定
- Z“G エディション”以上にLEDヘッドライト、ウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能を標準装備
- Z“A エディションを廃止
- 本革シートオプションを廃止(エグゼクティブラウンジに装備)
- エグゼクティブラウンジ専用のホワイトシートを廃止
▽2018年10月改良
- インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)を全車標準装備に変更
- 「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に対応
3モデルのみに!トヨタ新型ヴェルファイアの価格は?
▼トヨタ新型ヴェルファイアの価格
- Zゴールデンアイズ2
・2.5Lガソリン
FF:4,240,000円、4WD:4,495,000円
・2.5Lハイブリッド
4WD:5,088,400円
トヨタ新型ヴェルファイアの価格は、ラインナップの見直しにより変化しています。
改良では、これまで特別仕様車として設定されていた「ゴールデンアイズ」が通常グレード化され、他グレードの販売を終了。
兄弟車の「アルファード」を中心としたラインナップとなっています。
▼参考:トヨタ・ヴェルファイア(前モデル)の価格
▽2.5Lエンジン車
- X(8人乗り):3,520,000円
- Z
7人乗り:3,908,000円、8人乗り:3,864,000円 - Z-Gエディション(7人乗り):4,664,000円
- V(7人乗り):4,539,000円
▽3.5Lエンジン車
- VL(7人乗り):5,185,000円
- ZG(7人乗り):5,260,000円
- エグゼクティブラウンジ(7人乗り):7,269,000円
- エグゼクティブラウンジZ(7人乗り):7,421,000円
▽2.5Lハイブリッド
- ハイブリッドX(8人乗り):4,547,000円
- ハイブリッドX(7人乗り):4,590,000円
- ハイブリッドZ(7人乗り):4,799,000円
- ハイブリッドV(7人乗り):5,344,000円
- ハイブリッドV“Lエディション”:5,507,000円
- ハイブリッドZR(7人乗り):5,491,000円
- ハイブリッドZR“Gエディション”(7人乗り):5,654,000円
- ハイブリッドエグゼクティブラウンジ(7人乗り):7,599,000円
- ハイブリッドエグゼクティブラウンジS(7人乗り):7,752,000円
パワフル!トヨタ新型ヴェルファイアのパワートレインとスペックは?
▼トヨタ新型ヴェルファイアのハイブリッドシステム
▼トヨタ新型ヴェルファイアのパワートレインとスペック
- 【ハイブリッド】
パワートレイン:直列4気筒2.5L+モーター
エンジン出力:152ps/21.0kgm
フロントモーター出力:143ps/27.5kgm
リヤモーター出力:68ps/14.2kgm
システム最高出力:197ps - 【2.5Lガソリン】
エンジン:直列4気筒2.5L
出力:182ps/24.0kgm - 【3.5Lガソリン】【廃止】
エンジン:V型6気筒3.5L
最高出力:301ps/36.8kgm - トランスミッション:CVT or 8速AT(3.5Lガソリン車)
- 駆動方式:FF or 4WD(ハイブリッド車は4WDのみ)
新型ヴェルファイアのパワートレインには、2.5Lのガソリンとハイブリッドが設定されています。
ハイブリッド車は前後にモーターを搭載した4WDとされ、力強い加速と高い環境性能が両立されています。
トヨタ・ヴェルファイアの走りを試乗動画でチェック!
トヨタ・ヴェルファイアは、注目度の高さから試乗動画も公開されています。
質感や使い勝手、余裕のある走りが高評価を受けています。
高環境性能!トヨタ新型ヴェルファイアの燃費は?
▼トヨタ新型ヴェルファイアの燃費
- ハイブリッド
燃費:18.4km/L - 2.5Lガソリン車
燃費:10.6km/L
トヨタ新型ヴェルファイアの燃費は、ハイブリッド車で18.4km/Lとなっています。
2.5Lガソリン車は10.6km/Lとなり、車両コストとあわせた選択ができるようになっています。
最新システム!トヨタ新型ヴェルファイアの安全装備は?
新型ヴェルファイアの安全装備には、単眼カメラとミリ波レーダーの性能を向上させることで第2世代に進化した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が全車標準装備されています。
第2世代のトヨタセーフティセンスは、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方にいる車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」がトヨタ車として初搭載されました。
また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった交通標識をメーター内のディスプレイに表示する「RSA(ロードサインアシスト)」機能も追加。
さらに、後退時に左右後方から接近してくる車両を検知すると、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーにより警告する「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」や、ドアミラーで確認しにくい側後方エリアや後方から急接近してくる車両を検知してドアミラーLEDインジケーターで注意喚起を行なう「ブラインドスポットモニター(BSM)」が採用されています。
2018年の改良では、これまでデジタルインナーミラーとセットオプションだった「インテリジェントクリアランスソナー」が全車で標準装備とされ、非装着車でセーフティ・サポートカーSとなっていた安全性が、全車でセーフティ・サポートカーSのワイドに該当。
デジタルインナーミラーはブラインドスポットモニターとのセットオプションに変更されています。
▼トヨタセーフティセンス第2世代と前世代セーフティセンスPの性能比較
いつ?トヨタ新型ヴェルファイアの発売日は?
新型ヴェルファイアは2021年4月28日に発表、5月10日に発売されます。
トヨタは現行ヴェルファイアの最終モデルを設定することで、次期型への移行を進めていく予定です。
トヨタ・ヴェルファイアを【おさらい】
▼トヨタ・ヴェルファイア(初代20系)
トヨタ・ヴェルファイア(VELLFIRE)は、トヨタ自動車が販売する大型LLクラスのミニバン型高級乗用車です。
ヴェルファイアの車名の由来は、英語で「物静かな」という意味の「Velvet」と、「炎」を意味する「Fire」を組み合わせた造語となっており、クールな情熱を持つクルマをイメージして採用されました。
初代は、ネッツ店向けに用意されていた「アルファードV」の後継車として2代目「アルファード」をベースに制作され、専用の外観デザインを採用。トヨペット店で販売されていた「アルファードG」は「アルファード」にモデル名が変更されました。
2代目の現行モデルは、2015年1月にフルモデルチェンジ。
開発テーマは「大空間高級サルーン」で、大空間の「ミニバン」から「高級車」への変化を目標に開発され、左右独立リアシートを採用することで最上級のおもてなし空間を実現する「エグゼクティブラウンジ」グレードを新設定。
リアサスペンションは従来のトーションビーム式から、新開発のダブルウィッシュボーン式に変更することで、乗り心地やハンドリングの軽快さもアップされました。
新型トヨタ・ヴェルファイアについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!