メルセデス・ベンツが、上級モデル「Eクラス」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
新世代となり魅力をアップする新型Eクラスについて、価格やスペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最新技術搭載!「新型Eクラス」フルモデルチェンジ発売!
- メルセデスベンツ新型Eクラスの【変更点まとめ】
- スポーティ!新型Eクラスの外装(エクステリア)デザイン
- 拡大!メルセデスベンツ新型Eクラスのボディサイズは?
- 最新装備!メルセデスベンツ新型Eクラスの内装(インテリア)デザイン
- 最新!新型Eクラスのパワートレインとスペックは?
- 走り両立!メルセデスベンツ新型Eクラスの燃費は?
- 最新システム!メルセデスベンツ新型Eクラスの安全装備は?
- アップ!メルセデスベンツ新型Eクラスの価格は?
- いつ?メルセデスベンツ新型Eクラスの発売日は?
- メルセデス・ベンツEクラスを「おさらい」
【最新情報】最新技術搭載!「新型Eクラス」フルモデルチェンジ発売!
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスのスクープ画像
メルセデス・ベンツが、「Eクラス」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
メルセデス・ベンツEクラスは、「Sクラス」に次ぐブランドの上級モデルとしてラインナップされ、余裕のある走りや充実した装備が人気になっています。
フルモデルチェンジする新型Eクラスは、最新のデザインや新世代の大型インフォテイメントシステム、パワートレインを搭載することで魅力をアップ。
ボディタイプにこれまで設定されていたクーペとカブリオレは、新モデル「CLEクラス」に統合され、Eクラスから廃止されます。
新型Eクラスは、2023年の発売が予定されています。
▼メルセデス・Cクラス
▼メルセデス・CLEクラス
【メルセデス新型CLEクラス】「新ラグジュアリー!」発売!最新情報、スペックや価格は?
メルセデスベンツ新型Eクラスの【変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型Eクラスの変更点
- エクステリアに最新のブランドデザインを採用
- 11.9インチ大型インフォテインメントシステム、ARナビゲーションに対応したヘッドアップディスプレイを採用
- 生体認証(指紋、声)によるシートポジション等の設定に対応
- ガソリンやディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを採用
- リアステアリングシステムを設定
- クーペとカブリオレを新モデル「CLEクラス」に統合
スポーティ!新型Eクラスの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型EクラスのCG
▼参考:メルセデス・ベンツ Eクラス(現行モデル)
メルセデス・ベンツ新型Eクラスの外装には、ブランドの最新デザインが採用されます。
▼新型Eクラスのスクープ画像
フロントでは新開発されたヘッドライトが採用され、洗練された印象に変化。
▼メルセデス・ベンツ新型EクラスのCG
▼新型Eクラスのスクープ画像
リアにも、より安定感のあるスタイルとすることで、質感がアップされます。
▼参考:Eクラスステーションワゴン(現行モデル)
▼参考:Eクラスオールテレイン(現行モデル)
ボディタイプには、ステーションワゴンのほか、ワゴンをベースとしたクロスオーバー「Eクラスオールテレイン」を設定。
新モデル「CLEクラス」に統合されるクーペとコンバーチブルは廃止されます。
拡大!メルセデスベンツ新型Eクラスのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4980×1860×1460mm
- ホイールベース:2960mm
- ※参考
・Eクラス(現行モデル)
全長×全幅×全高:4955×1850×1455mm
ホイールベース:2940mm
メルセデス・ベンツ新型Eクラスのボディサイズは、先に新世代となった「Sクラス」「Cクラス」にあわせ拡大されます。
しかし新型Eクラスでは、リアステアリングシステムを採用することにより取り回しやすさが維持されます。
最新装備!メルセデスベンツ新型Eクラスの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型Eクラスの内装は、最新装備により先進的なイメージに仕上げられます。
シート位置などの設定は、指紋や声を使った生体認証に対応することで、スムーズに利用できるように。
ディスプレイには12.3インチのデジタルメーターのほか、最新の11.9インチの大型インフォテインメントディスプレイを採用。
インフォテインメントシステムシステムには、ワイヤレスアップデートに対応する最新の「MBUX(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を搭載。
MBUXコネクティビティシステムは、ボイスコントロールのほか、ヘッドアップディスプレイにより仮想的に10m先に映像を表示するAR(拡張現実)ナビゲーションに対応し、会話をするように自然に話すことで各機能を簡単に使うことができるようになります。
最新!新型Eクラスのパワートレインとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスのパワートレインとスペック
- 【E200】
直列4気筒1.5Lターボ+マイルドハイブリッド
出力:184ps/28.6kgm - 【E300】
直列4気筒2Lガソンターボ+マイルドハイブリッド
エンジン出力:259ps/40.8kgm - 【E300d】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
エンジン出力:265ps/56.1kgm - 【E350de(PHEV)】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+電気モータープラグインハイブリッド
出力:306ps/71.4kgm - 【E350e(PHEV)】
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モータープラグインハイブリッド
出力:320ps/71.4kgm - 【E450】
直列6気筒3Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
エンジン出力:367ps/51.0kgm
モーター出力:22ps/25.5kgm - 【AMG CLE63】
直列4気筒2Lターボ+ハイブリッド
出力:500ps - 【AMG CLE63S】
直列4気筒2Lターボ+ハイブリッド
出力:550ps - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:FR or 4WD「4MATIC」
メルセデス・ベンツ新型Eクラスには、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせた最新パワートレインが搭載されます。
マイルドハイブリッドシステムは出力20ps/20.4kgmの電気モーターを搭載し、燃費アップのほか、ターボラグを抑えるようにアシスト。スムーズな加速やエンジンを止めた状態で走行するコースティング、エンジン始動時の低騒音、低振動を実現。
新型Eクラスではトランスミッションに、前世代から30%軽量化した9速トランスミッションを組み合わせることで、走行効率のアップや室内空間の拡大に貢献。
また、4WDシステム「4MATIC」では、システムがより前輪に多くのトルクを伝達することができるようになる新しいフロントアクスルを採用することで、走行性能がアップされます。
プラグインハイブリッドモデルとなる「E350e」と「E350de」はそれぞれガソリンとディーゼルエンジンを搭載し、2Lの小排気量ながら電気モーターを搭載することで大トルクによる余裕のある走りが実現されます。
走り両立!メルセデスベンツ新型Eクラスの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスの燃費
- 2Lディーゼルマイルドハイブリッド:19.0km/L
- 2Lガソリンマイルドハイブリッド:15.5km/L
メルセデス・ベンツ新型Eクラスの燃費は、最新のマイルドハイブリッドシステムを搭載することでアップされます。
2Lディーゼルモデルでは19km/Lが見込まれ、使い勝手が高められます。
▼参考:Eクラス(現行モデル)の燃費
- E200(1.5Lターボ):13.1km/L
- AMG E53 4MATIC+(3Lマイルドハイブリッド):10.4km/L
※WLTCモード値
最新システム!メルセデスベンツ新型Eクラスの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型Eクラスの安全装備には、フラッグシップモデル「Sクラス」からくるブランドの最新システムが採用されます。
システムは、フロント長距離レーダー、フロントマルチモードレーダー2個、リアコーナーレーダー2個、ステレオマルチパーパスカメラ、360度カメラ4個、超音波センサー12個により構成。
これにより搭載される各種機能で対応速度や検知範囲を大幅に拡大し、高い安全性が確保されます。
アップ!メルセデスベンツ新型Eクラスの価格は?
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスの価格
- 800万円~2000万円
メルセデス・ベンツ新型Eクラスの価格は、最新装備を採用することによりアップします。
現行モデルはスタート価格が769万円からとされていましたが、新型Eクラスでは800万円ほどからが見込まれています。
▼参考:Eクラス(現行モデル)の価格
▽Eクラスセダン
- E 200 Sports:7,690,000円
- E 200 4MATIC Sports:7,940,000円
- E 220 d Sports:7,930,000円
- E 300 Sports:9,100,000円
- E 350 e Sports:8,950,000円
- E 350 de Sports:9,180,000円
- E 450 4MATIC Exclusive:11,440,000円
- Mercedes-AMG E 53 4MATIC+:12,590,000円
- Mercedes-AMG E 63 S 4MATIC+:18,670,000円
▽Eクラスステーションワゴン
- E 200 Stationwagon Sports:8,100,000円
- E 200 4MATIC Stationwagon Sports:8,370,000円
- E 220 d Stationwagon Sports:8,310,000円
- E 300 Stationwagon Sports:9,530,000円
- E 450 4MATIC Stationwagon Exclusive:12,030,000円
- Mercedes-AMG E 53 4MATIC+ Stationwagon:12,880,000円
- Mercedes-AMG E 63 S 4MATIC+ Stationwagon:19,120,000円
▽Eクラスオールテレーン
- E 220 d 4MATIC All-Terrain:9,380,000円
▽Eクラスクーペ
- E 200 クーペ スポーツ:8,320,000円
- E 300 クーペ スポーツ:9,190,000円
- E 450 4MATIC クーペ スポーツ:11,670,000円
- メルセデス AMG E 53 4MATIC+クーペ:13,050,000円
▽Eクラスカブリオレ
- E 200 カブリオレ スポーツ:8,710,000円
- E 300 カブリオレ スポーツ:9,560,000円
- E 450 4MATIC カブリオレスポーツ:12,260,000円
- メルセデス AMG E 53 4MATIC+カブリオレ:13,640,000円
いつ?メルセデスベンツ新型Eクラスの発売日は?
フルモデルチェンジするメルセデス・ベンツ新型Eクラスは、2023年の発売が予定されています。
メルセデス・ベンツは、主力となるEクラスを新世代とすることで、ブランド力を高めていきたい考えです。
メルセデス・ベンツEクラスを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツEクラス(初代)
メルセデス・ベンツ・Eクラス(Mercedes-Benz E-Class)は、初代が1985年に登場した上級乗用車(欧州:Eセグメント)です。
ボディタイプは、セダン、ステーションワゴン、2ドアクーペ、カブリオレと多くのバリエーションが制作されています。
初代は1985年から1993年までは「ミディアムクラス」の名称で販売されており、グレード名を表す3桁の数字のあとに「E(220Eなど)」がつけられていました。
初代はフラッシュサーフェイス (外板の平滑化) が推し進められ、メルセデス市販車では史上初となる低空気抵抗係数(Cd値)0.29が実現されました。
販売時は日本がバブル景気だったことから、正規輸入車・並行輸入車あわせて大量に導入され、メルセデス・ベンツの主力モデルとして知名度を高めました。
▼メルセデス・ベンツEクラス(2代目)
▼メルセデス・ベンツEクラス(3代目)
2代目と3代目では、ヘッドライトを4灯式とする個性を強調したデザインを採用。
後席空間を拡大することで、Sクラスに次ぐブランドの上位モデルとしての快適性がアップされました。
▼メルセデス・ベンツEクラス(4代目/写真上:前期型、写真下:後期型)
4代目では、前モデルの丸型からスクエアに変更された4灯式ヘッドライトが不評だったことから、後期型で現行モデルにつながる2灯式風に変更。
現行モデルの5代目は2016年に登場し、最先端の大型ディスプレイや安全システムにより機能が大幅に引き上げられました。
新型メルセデス・ベンツEクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!