中国の電気自動車メーカー「BYD」が、電気自動車「ATTO3」の日本発売を発表しました。
新世代技術により魅力を高めた新型ATTO3について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】日本新参入!BYD「新型アット3」日本発売!
- BYD新型ATTO3の【特徴まとめ】
- 440万円!BYD新型ATTO3の価格は?
- 先進的!BYD新型ATTO3の外装(エクステリア)デザイン
- 取り回しやすく!BYD新型ATTO3のボディサイズは?
- 最新装備!BYD新型ATTO3の内装(インテリア)デザイン
- 力強く!新型ATTO3のスペック、航続距離は?
- 最新システム!BYD新型ATTO3の安全装備は?
- いつ?BYD新型ATTO3の日本発売日は?
【最新情報】日本新参入!BYD「新型アット3」日本発売!
▼BYD新型ATTO3の画像
BYDが、電気自動車「ATTO3(アットスリー)」の日本発売を発表しました。
BYD(ビーワイディー)は、中国に本社を構えるバッテリー事業で創業した電動自動車メーカーとなっており、世界70を超える国と地域でEV乗用車やEV商用車を販売。日本でもEVバスでは7割ほどのシェアを獲得。
2020年にはトヨタと中国市場向け電気自動車の開発を行う合弁会社を設立、2022年上半期には米国の電気自動車メーカー「テスラ」を超え、世界トップの電気自動車販売を記録。今回日本市場への新規参入を決定しました。
新規参入第1弾となるミドルSUV「ATTO3」は、2022年2月の中国発売以降、オーストラリアやタイなどのアジア太平洋地域でも発売され、2022年10月末までのグローバルでの累計販売台数は14万3,000台を記録する人気モデルになっています。
バッテリーには、バッテリーパックを貫通させるなどの強い衝撃でも発火・炎上せず、エネルギー密度も高めたBYD独自開発のリン酸リチウムバッテリー「ブレードバッテリー」を採用し、航続距離485kmを確保。
「ブレードバッテリー」は、「刀」のような薄く長い形状により空間効率を高めるほか、バッテリーセル自体をバッテリーパックの構成部品としたEV専用プラットフォーム「e-Platform 3.0」により、バッテリーや車体の強度アップも実現。
インテリアには、ディスプレイの回転により縦横へ画面の向きを変更できるインフォテインメントシステムやデジタルメーターなどの最新装備を採用し、使い勝手が高められています。
BYD新型ATTO3は2023年1月31日に日本発売。価格は440万円となっています。
BYDは今後、日本全国に正規ディーラーを設けて乗用車の販売やアフターサービス提供を予定。2023年1月下旬より、15都道府県に計22の店舗開業準備室を順次オープンし、「ATTO 3」の販売を開始する予定です。
また、2023年中頃に電気自動車コンパクトカー「ドルフィン」、2023年下半期に電気自動車セダン「シール」の日本発売を予定しています。
▼BYD新型ATTO3の動画
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BYD新型ATTO3の【特徴まとめ】
▼BYD新型ATTO3の特徴
- 新世代電動パワートレインを搭載
- 航続距離485kmを獲得
- 12.8インチの最新インフォテインメントシステムを採用
- 安全システムに、同一車線内走行支援「ナビゲーションパイロット」などを標準装備
440万円!BYD新型ATTO3の価格は?
▼BYD新型ATTO3の価格
- 440万円
新型ATTO3は、航続距離を延長しながらコストを抑えることができる最新バッテリーにより選びやすい価格設定が魅力となっています。
また、頭金・ボーナス払いなし、登録諸費用や自動車税など込みで毎月定額4万400円(税抜)で「ATTO 3」を利用できる4年サブスク型リースプラン「BYD eフラット」のほか、4年残価据置型ローン「BYD eローン」など、多彩なファイナンスプランが設定されています。
先進的!BYD新型ATTO3の外装(エクステリア)デザイン
BYD新型ATTO3の外装は、新世代電気自動車にあわせた最新のデザインを採用することにより、先進的なスタイルとされています。
フロントは、力強さをもったバンパーデザインによりSUVらしいアクティブな印象をアップ。
リアは、ウインドウの傾斜を大きくしたクーペSUVスタイルとされ、ピラーを色分けすることでデザイン性が高められています。
取り回しやすく!BYD新型ATTO3のボディサイズは?
▼BYD新型ATTO3のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4455×1875×1615mm
- ホイールベース:2720mm
- ※参考
・日産リーフ
全長×全幅×全高:4480×1790×1540mm
ホイールベース:2700mm
BYD新型ATTO3のボディサイズは、日産が販売する電気自動車「リーフ」よりコンパクトな全長とされています。
しかし、全高は1615mmまで高めることでボリューム感のあるSUVスタイルが作られています。
最新装備!BYD新型ATTO3の内装(インテリア)デザイン
BYD新型ATTO3の内装は、最新の装備を採用することにより使い勝手が高められています。
ディスプレイにはデジタルメーターのほか、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応し、縦横に回転させることでシーンにあわせ情報を見やすく表示できる12.8インチインフォテインメントシステムを採用。
ルーフには大型のパノラマガラスルーフを採用し、開放感をアップ。
室内は効率的な配置が可能となる最新電動パワートレインにより、広い空間が確保されています。
力強く!新型ATTO3のスペック、航続距離は?
▼BYD新型ATTO3のパワートレインとスペック
- パワートレーン:電気モーター
- モーター最高出力:204ps
- モーター最大トルク:31.6kgm
- 駆動方式:FWD
- バッテリー容量:58.56kwh
- 航続距離:485km
新型ATTO3のパワートレインには、新世代の電動パワートレインが採用されています。
電気モーターは前輪を駆動し、204ps/31.6kgmの出力でATTO3を軽快に加速。
EV専用プラットフォーム「e-Platform 3.0」は、「ブレードバッテリー」と8つのモジュールを集約した「8in1 パワーシステムアッセンブリー」によって、低重心かつフラットな床面で、広い車内空間を確保。
また、熱帯地域、寒冷地域問わずバッテリー温度を一定に保つバッテリーマネジメントシステムとヒートポンプシステムにより、エネルギーの効率的な出力が可能に。
バッテリー容量は58.56kwhとされ、航続距離は485kmを確保することで実用性をアップ。
また、V2L(Vehicle to Load)とV2H(Vehicle to Home)にも対応しており、停電時の電源供給やキャンプをはじめとする野外での活用なども可能となっています。
最新システム!BYD新型ATTO3の安全装備は?
BYD新型ATTO3の安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。
システムには、同一車線内走行支援「ナビゲーションパイロット」や死角をサポートする「ブラインドスポットインフォメーション」、「自動緊急ブレーキシステム」などを標準装備。
また、車両に搭載した通信モジュールによるコネクテッド機能を装備しているため、BYDスマホアプリとの連携やOTAリモートアップデートへの対応が予定されています。
いつ?BYD新型ATTO3の日本発売日は?
BYD新型ATTO3は、2023年1月31日に日本で発売されます。
BYDは、最新の電動パワートレインを幅広いユーザーにアピールしていく予定です。
新型ATTO3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!