ボルボが、コンパクトSUV「XC40」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたボルボ新型XC40について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】RWD EV!ボルボ「新型XC40 Recharge」改良日本発売!
- ボルボ新型XC40の【変更点まとめ】
- 469万円から!ボルボ新型XC40の価格は?
- 上質!ボルボ新型XC40の外装(エクステリア)デザイン
- コンパクト!ボルボ新型XC40のボディサイズは?
- 最新装備!ボルボ新型XC40の内装(インテリア)デザイン
- 新世代!ボルボ新型XC40のパワートレインとスペックは?
- 大幅改善!ボルボ新型XC40の燃費は?
- 最新!ボルボ新型XC40の安全装備は?
- ボルボ新型XC40の発売日は?
【最新情報】RWD EV!ボルボ「新型XC40 Recharge」改良日本発売!
▼新型XC40 Rechargeの画像
ボルボが、コンパクトSUV「XC40」の電気自動車モデル「XC40 Recharge」の改良日本発売を発表しました。
ボルボXC40は、ボルボのコンパクトモデルとしてラインナップされ、上位モデル譲りの技術を搭載したSUVとして人気になっています。
電気自動車モデル「XC40 Recharge」は、基礎を共有する電気自動車クーペSUV「C40」に続く、ボルボ2モデル目の電気自動車として日本で2022年7月に設定されていました。
改良された新型XC40 Rechargeでは、シングルモーター仕様でこれまでフロントに搭載されていたモーターの配置をリアに変更し、同時に改良された「C40」とあわせ、ボルボで25年ぶりとなる後輪駆動モデルに。
あわせて、モーター最高出力は231psから238psに、最大トルクは33.7kgmから42.8kgmにアップ。
また駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は従来の69kWhから73kWhへ拡大し、航続距離は欧州WLTP値で424kmから460kmに延長されています。
その他、ワンペダルドライブに、自車両の前方に車両が検出されない場合にコースティング走行を可能にするオートモードを追加。
ボディカラーには、新色「クラウドブルー」および「ヴェイパーグレー」を設定。
また、Googleアプリ/サービスおよびボルボカーズアプリの無償利用期間が従来の4年から5年に延長されています。
ボルボ新型XC40 Rechargeは2023年3月8日に日本で受注を開始。価格は679万円~719万円となっています。
▼ボルボEX30
【ボルボ新型EX30】「新コンパクトEV SUV」!最新情報、航続距離、価格は?
▼ボルボC40
【ボルボ新型C40】「RWD化&航続距離延長!」最新情報、航続距離、価格は?
▼ボルボXC60
【ボルボ新型XC60】「新デザイン&装備!」マイチェン日本発売!最新情報、燃費やサイズ、価格は?
ボルボ新型XC40の【変更点まとめ】
▼ボルボ新型XC40の変更点
- シングルモーター仕様のモーター配置をリアに変更し、出力を向上
- バッテリー容量を拡大、航続距離を延長
- ワンペダルドライブにオートモードを追加
- ボディカラーに新色「クラウドブルー」および「ヴェイパーグレー」を設定
- Googleアプリ/サービスおよびボルボカーズアプリの無償利用期間を4年から5年に延長
▽2022年7月の変更点
- 電気自動車「XC40 Recharge」を設定
▽2021年11月の変更点
- 48Vマイルドハイブリッド車に、新開発7速DCTを採用
- 新グレード「B3」「B3 Momentum」を設定
469万円から!ボルボ新型XC40の価格は?
▼ボルボXC40の価格
▽48Vマイルドハイブリッド
- XC40 Plus B3:4,690,000円
- XC40 Plus Pro B3:5,090,000円
- XC40 Plus Pro B4 AWD:5,390,000円
- XC40 Ultimate B4 AWD:5,790,000円
▽電気自動車
- XC40 Recharge Plus:679万円
- XC40 Recharge Ultimate:719万円
ボルボ新型XC40の価格は、469万円からとなっています。
改良された電気自動車モデルの日本仕様のラインナップは、前モデルに設定されていたAWDデュアルモーター仕様が設定されず、RWDに変更されたシングルモーター仕様のみを導入。
上位グレード「Ultimate」では、ピクセルLEDヘッドライトや20インチアルミホイール、プレミアムサウンドオーディオシステムなどが標準装備され、40万円の価格差となっています。
上質!ボルボ新型XC40の外装(エクステリア)デザイン
▼ボルボ新型XC40の画像
ボルボ新型XC40の外装は、上位モデルの「XC90」「XC60」などで採用する北欧神話の「トール・ハンマー」をモチーフとしたT字型ヘッドライトや、上部まで伸びるリアコンビネーションランプなどにより、上質なデザインに仕上げられています。
XC40ではコンパクトモデルの魅力を表現するため、ボディラインはXC90やXC60と比較してスポーティでカジュアルに。
ボンネット、ボディサイドパネルは曲線に深い彫りを組み合わせた造形で構成され、細部までエッジを効かせた都会にマッチするデザインになっています。
コンパクト!ボルボ新型XC40のボディサイズは?
▼ボルボ新型XC40のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4440×1875×1655mm
- ホイールベース:2700mm
- 車重:1650kg
- 最低地上高:210mm
- 参考
・ボルボ XC60
全長×全幅×全高:4690×1900×1660mm
ホイールベース:2865mm
車重:1830kg
最低地上高:215mm
ボルボ新型XC40のボディは、上位モデルの「XC60」から250mm全長をコンパクト化したサイズになっています。
全幅は25mm、ホイールベースも165mm縮小することにより取り回しのしやすさを向上しています。
最新装備!ボルボ新型XC40の内装(インテリア)デザイン
ボルボ新型XC40の内装は、上位モデルで人気になっている要素が採用され、プレミアムコンパクトSUVとしての魅力をもった仕上がりになっています。
ディスプレイには、12.3インチのメーター用と9インチのインフォテインメント用の2つが搭載され、最新デザインに。
インフォテインメントシステムは、Android AutoやApple CarPlayに対応することでスマートフォンとの連携を強化しています。
センターコンソールには、スマートフォンを充電することができるスペースも確保されるなど、細かな使い勝手にも配慮されています。
シートにはカラーパターンも設定され、大きな室内空間で最大5人の乗員が快適に過ごすことができるスペースが確保されています。
▼ボルボXC40の室内サイズ
- 乗員:5人乗り
- ラゲッジ容量:432L
新世代!ボルボ新型XC40のパワートレインとスペックは?
▼ボルボ新型XC40のパワートレインとスペック
▽ハイブリッドモデル
- 【B3】
直列4気筒2Lターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:163ps/27.0kgm - 【B4】
直列4気筒2Lターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:197ps/30.6kgm - トランスミッション:7速DCT
- 駆動:FF or 4WD
▽電気自動車
- 日本仕様
【RWD 73kWhバッテリー】【改良】
・パワートレイン:電気モーター×1
・出力:238ps/42.8kgm
・航続距離
欧州WLTPモード値:460km
・バッテリー容量:73kWh - 海外仕様
▽【RWD 82kWhバッテリー】【改良】
・パワートレイン:電気モーター×1
・出力:252ps
・航続距離:520km
・バッテリー容量:82kWh
▽【AWDモデル】【改良】
・パワートレイン:電気モーター×2(前後1基ずつ)
・出力
フロント:159ps、リア:249ps
・バッテリー容量:82kWh
・航続距離:500km
ボルボXC40のパワートレインには、全モデルに電気モーターを組み合わせることで、効率の良い走りが実現されています。
2021年の改良では、48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載する「B3」と「B4」に新開発の7速DCTを組み合わせることで、走行性能と燃費を改善。
▼参考:ボルボXC40 電気自動車(前モデル)のスペック
- 【FWDモデル】
・パワートレイン:電気モーター×1
・出力:231ps/33.7kgm
・航続距離
日本WLTCモード値:502km
欧州WLTPモード値:424km
・バッテリー容量:69kWh - 【4WDモデル】
・パワートレイン:電気モーター×2
・出力:408ps/67.3kgm
・バッテリー容量:78kWh
・航続距離
日本WLTCモード値:484km
欧州WLTPモード値:434km
電気自動車モデルは、改良前のシングルモーター仕様でフロントにモーターが搭載されていましたが、新型XC40ではリアに変更され、同時にモーター出力をアップ、バッテリー容量を拡大することで航続距離を延長。
海外で設定されるデュアルモーター仕様でも前後のモーター出力が変更され、シーンにあわせた走りをより楽しむことができるようになっています。
大幅改善!ボルボ新型XC40の燃費は?
▼ボルボ新型XC40の燃費(WLTCモード)
- 2Lガソリン「B3」:14.8km/L
- 2Lガソリン「B4」:14.2km/L
ボルボ新型XC40の燃費は2021年の改良時、2Lガソリンモデルに新開発の7速DCTが採用されたことで改善しています。
前モデルは「B4」でWLTCモード値12.3km/Lとされていましたが、新型XC40では新設定された「B3」で14.8km/L、「B4」でも14.2km/Lとなっています。
▼参考:XC40(前モデル)の燃費
- 2Lガソリン「B4」:12.3km/L
最新!ボルボ新型XC40の安全装備は?
ボルボ新型XC40の安全装備には、上位モデルから下位モデルまでかわらない安全性を提供するとしているボルボの先進安全システムが採用されています。
システムには、右折時対向車検知機能、道路逸脱回避支援システム、道路逸脱事故時保護機能なども搭載され、世界トップレベルの安全性が確保されています。
▼ボルボ新型XC40の安全機能
- サイクリストとの衝突回避・被害軽減
- ステアリング・サポート(衝突回避支援機能)
- オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)
- インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)
- 大型動物検知機能(夜間含む)
- ステアリングアシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能付ブラインドスポット・インフォメーション・システム)
- ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避支援システム)
- ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
- パイロット・アシスト(車線維持支援システム)
- 被追突時警告機能(静止時オートブレーキ機能付)
- LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)
- CTA(クロス・トラフィック・アラート)
- LKA(レーン・キーピング・エイド)
- RSI(ロード・サイン・インフォメーション)
- DAC(ドライバー・アラート・コントロール)
- パーク・アシスト・パイロット(縦列・並列駐車支援システム)
- 360°ビューカメラ
- LEDヘッドライト(アクティブベンディング機能付)
- フル・アクティブ・ハイビーム(LEDヘッドライト)
- LEDフロント・フォグライト(コーナリング・ライト機能付)
- ランオフロード・プロテクション (道路逸脱事故時保護機能)
- 電動プリクラッシュ・テンショナー付フロントシートベルト
- 衝撃吸収機構付フロントシート
- 衝突時ブレーキペダルリリース機能
ボルボ新型XC40の発売日は?
改良されたボルボXC40の電気自動車「XC40 Recharge」は、2023年1月17日に欧州で発表、日本では2023年3月8日に発表されました。
ボルボはエントリーSUVとして人気があるXC40の電気自動車モデルを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
新型ボルボXC40については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!