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【新型シビックTYPE R】「新世代!」2022年9月2日フルモデルチェンジ日本発売!最新情報、スペック、価格は?

ホンダが、ハイパフォーマンスモデル「シビックタイプR」のフルモデルチェンジ発売を発表しました。

 

新世代となり走行性能を強化したホンダ新型シビックタイプRについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】進化!「新型シビックTYPE R」フルモデルチェンジ発売!

▼ホンダ新型シビックTYPE Rの画像

ホンダが、「シビックタイプR」のフルモデルチェンジ発売を発表しました。

 

▼新型シビックタイプR ニュルブルクリンク タイムアタック動画

ホンダ・シビックタイプRは、ブランドの最上位スポーツラインとして設定され、ニュルブルクリンクFF最速タイムを記録するなど世界的に注目されています。

 

▼新型シビックタイプR 鈴鹿サーキットタイムアタック動画

新型シビックタイプRでは、新しいデザインや出力を330psにアップした最新の2L VTECターボエンジンを採用することにより走行性能を大幅に強化。

 

鈴鹿サーキットで事前に行われた最終テストでは、前世代モデルで徹底した軽量化や専用装備によりピュアスポーツ性能を追求した「シビック TYPE R Limited Edition」が記録したFFモデル最速タイムを更新し、2分23秒120のラップタイムを記録。

 

新型シビックタイプRでは、多彩な情報の表示に対応するデジタルメーターやインフォテインメントシステム、データロガー「Honda LogR」も採用され、走りを楽しむことができるようになっています。

 

フルモデルチェンジした新型シビックタイプRは、2022年7月21日に公開され、2022年9月1日に発表、9月2日に日本発売。価格は449万7300円となっています。

 

▼ホンダ新型シビックTYPE Rの動画

▼ホンダ・シビック(ベースモデル)

 【新型シビック】改良日本発売!最新情報、スペック、価格は?

▼ホンダ・プレリュード

【新型プレリュード】「復活&EV化!」フルモデルチェンジ!最新情報、スペック、価格は?

 

ホンダ新型シビックタイプRの【変更点まとめ】

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▼ホンダ新型シビックタイプRの変更点

  • 新設計されたエクステリアデザインを採用
  • 最新パワートレインを搭載し、出力を向上
  • インテリアに10.2インチフルデジタルメーターを装備
  • 9インチインフォテインメントシステムに、多彩な情報の表示に対応する専用アプリ「Honda LogR」を搭載

 

499.7万円!ホンダ新型シビックタイプRの価格は?

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▼ホンダ新型シビックタイプRの価格

  • 449万7300円

ホンダ新型シビックタイプRの価格は、最新のパワートレインや装備を採用することによりアップしています。

 

前モデルは450万360円からとされていましたが、新型シビックタイプRでは449万7300円とされ、ハイパフォーマンススポーツとしての質感や走行性能をアピールすることで欧州のスポーツカーと競うモデルとされています。

 

▼参考:ホンダ・シビックタイプRの価格(前モデル)

  • シビック タイプR:450万360円

 

ホンダ新型シビックタイプRを試乗動画でチェック!

 

上質に!ホンダ新型シビックタイプRの外装(エクステリア)デザイン

▼ホンダ新型シビックタイプRの画像

▼参考:シビックタイプR(前モデル)

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ホンダ新型シビックタイプRの外装は、新世代のデザインを採用することにより質感が高められています。

 

フロントは前モデルより要素を絞り込むことによりシンプルなつくりとされ、ハイパフォーマンスなエンジンに対応する大型のエアインテークやボンネットダクトを配置。

 

ボディーと一体となったワイドフェンダーはサイドパネルから美しく流れるような造形とするとともに、フロントからリアに抜ける一連の空気の流れをコントロールすることで空力性能を向上。

 

▼ホンダ新型シビックタイプRの画像

▼参考:ホンダ・シビックタイプR(前モデル)の画像

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リアには、翼断面形状と迎角を徹底的に追求し、アルミダイキャスト製の軽量ステーを採用することで、強大なダウンフォースと低ドラッグを実現したリアスポイラーを装備。

 

▼ホンダアクセス「テールゲートスポイラー」

カスタムパーツとしてホンダアクセスから、リアルカーボンを採用することで通常パーツから1kg軽量化する「テールゲートスポイラー」(27万5000円)も設定されています。

 

また、アクティブ・エキゾーストバルブ機構も採用され、迫力の排気原音に加え、回転数に応じて開度をチューニング。

 

さらに、アクティブサウンドコントロールが室内音をブーストし、アクセルを踏むほどに湧き上がるエキゾーストサウンドを実現。

 

足元には、TYPE R専用開発の265/30ZR19「ミシュラン パイロットスポーツ 4S」ワイドタイヤと、優れた接地性を叶えるリバースリム構造の軽量・高剛性19インチアルミホイール、Brembo製フロント350mm2ピースディスクブレーキ、アルミ対向4ポットキャリパーが採用されています。

 

全5色!新型シビックタイプRのボディカラーは?

▼新型シビックタイプRのボディカラー一覧

新型シビックタイプRには、全5色のボディカラーが設定されています。

 

カラーは、TYPE Rの象徴的なカラーであるチャンピオンシップホワイトのほか、新色としてソニックグレー・パールが追加され、デザインを楽しむことができるようになっています。

 

走りのため!ホンダ新型シビックタイプRのサイズは?

▼ホンダ新型シビックタイプRのボディサイズ

  • 全長×全幅×全高:4595×1890×1405mm
  • ホイールベース:2735mm
  • 車重:1430kg
  • 乗員:4人乗り
  • ※参考
    ・シビックタイプR(前モデル)
     全長×全幅×全高:4560×1875×1435mm
     ホイールベース:2700mm
    ・シビック(新世代モデル)
     全長×全幅×全高:4530×1800×1415mm
     ホイールベース:2735mm

ホンダ新型シビックタイプRのボディサイズは、ベースとなる新世代の「シビック」と同じく、全長とホイールベースが延長されています。

 

しかし、ボディ剛性は高張力鋼とアルミニウムを組み合わせ採用することにより、ねじり剛性が8%、曲げ剛性は13%アップされ、軽快な走りを楽しむことができるように。

  

アンダーボディを滑らかにすることで空力性能をアップし、高速度で路面に張り付くような走行が可能となっています。

 

新装備!ホンダ新型シビックタイプRの内装(インテリア)デザイン

▼新型シビックタイプRの画像

ホンダ新型シビックタイプRの内装は、最新の装備を採用することにより機能性が高められています。

 

インストルメントパネルに配されたエンブレムには、全世界でひとつだけのシリアルナンバーを刻印。

 

▼「+R」モード

メーターには新しく10.2インチのフルデジタルメーターを採用し、メーターのデザインには通常の表示に加え「+R」モードの専用デザインを設定。

 

サーキット走行などにおいて、ドライバーが必要な情報をいかに瞬間認知できるかを重視し、上部にはエンジン回転数やレブインジケーター、ギアポジションなどを配置。下部をマルチインフォメーションディスプレーとすることで車両情報を任意に表示できるように。

 

また、レブインジケーターは、注視しなくても感覚的に認識できる点灯式を採用し、瞬間的に情報を視認でき、気持ちが高ぶるデザインとされています。

 

また、9インチのタッチ対応インフォテインメントシステムは、多彩な機能を凝縮した操作しやすいナビゲーションとされ、TYPE R専用データロガーアプリ「Honda LogR」を標準搭載。

 

▼パフォーマンスモニター

▼オートスコア

▼データログ

「Honda LogR」では、Gメーターや計器などの表示に対応する「パフォーマンスモニター」のほか、公道などを走行する際に加速、減速、旋回などを採点する「オートスコア」、対応する国内13のサーキットのログ、タイム計測が可能な「データログ」に対応。

 

また、対応サーキットでの「スピードリミッター解除機能」、スマートフォンで撮影したオンボード映像と走行中の車両データを合成できるスマートフォン用アプリも利用できるようになっています。

 

インテリアデザインは、ドアを開けた瞬間に気持ちが高ぶるような赤いシートとフロアカーペットを採用するとともに、インテリアパネル周りは、運転に集中できるようノイズレスなブラック基調に。

 

ステアリングホイールは、優れたグリップ感をもたらすアルカンターラを使用。トーションバーのねじり剛性を先代比1.6倍とし、路面を鷲づかみにするかのようなステアフィールを実現。

 

運転席/助手席それぞれで温度設定が可能なデュアルゾーン・オートマチック・クライメートコントロールには、ローレット加飾を施したダイヤルを採用。

 

フロントシートは、サーキットでの限界走行時においても安心して身体を委ねられるよう多面体の3D形状で身体をサポートするとともに、摩擦係数の高いスエード調の表皮を採用することでコーナリングや急な加減速時などの高G状態での身体の滑りが低減されています。

 

新世代!ホンダ新型シビックタイプRのスペック、走行性能は?

▼ホンダ新型シビックタイプRのスペック

  • 直列4気筒2Lターボ「VTEC Turbo」
  • 出力:330ps/42.8kgm
  • トランスミッション:6速MT
  • 駆動方式:FF

ホンダ新型シビックタイプRのエンジンには、改良された2Lターボエンジン「VTEC Turbo」が搭載されています。

 

▼参考:ホンダ・シビックタイプR(前モデル)のスペック

  • 直列4気筒2Lターボ「VTEC Turbo」
  • 出力:320ps/40.8kgm
  • トランスミッション:6速MT
  • 駆動方式:FF

2Lターボエンジンは前モデルで最高出力320psとされていましたが、新型シビックタイプRでは小型軽量化し回転レスポンスを向上した新開発モノスクロール・ターボチャージャーを採用し、出力・トルクを引き上げ、鋭く吹け上がるエンジンを実現。

 

駆動システムには、ヘリカルLSDを採用することでトラクション性能を向上。

 

ドライブモードは新たに「INDIVIDUAL」モードを搭載し、「+R」、「SPORT」、「COMFORT」のすべてのパラメーターを自由にカスタマイズできるように。

 

設定はエンジン再始動時も保持され、すぐに思い通りのドライブフィールを楽しむことができるようになっています。

 

走り両立!ホンダ新型シビックタイプRの燃費は?

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▼ホンダ新型シビックタイプRの燃費

  • 12.5km/L

ホンダ新型シビックタイプRの燃費は、最新パワートレインにより前モデルと同等とされています。

 

前モデルでは12.8km/Lとされていましたが、新型シビックタイプRでは走行性能を最重視しながらも12.5km/Lとなっています。

 

▼参考:ホンダ・シビックタイプR(前モデル)の燃費

  • 12.8km/L

 

いつ?ホンダ新型シビックタイプRの発売日は?

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フルモデルチェンジした新型シビックタイプRは、2022年7月21日に発表、2022年9月1日に発表され、9月2日に発売されます。

  

ホンダは世界的に人気のスポーツモデルになっているシビックタイプRを新世代とすることでブランド力を高め、ハイパフォーマンススポーツを検討するユーザーにアピールしていく予定です。

 

ホンダ・シビックタイプRを「おさらい」

▼ホンダ・シビックタイプR(初代、EK9型)

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ホンダ・シビックタイプR(Civic Type-R)は、初代が1997年に登場したスポーツカーです。

 

ホンダを代表するスポーツカーシリーズ「タイプR」の1モデルとされ、「NSXタイプR」、「インテグラタイプR」に続く第3弾として発表されました。

 

初代は6代目シビックをベースに、エンジンには185馬力を出力する1.6L VTECエンジン「B16B」が搭載され、他の「タイプR」と同じく、エアロパーツやレカロ製バケットシート、モモ製ステアリング、チタン製のシフトノブなどを採用。

 

生産はホンダの鈴鹿製作所で行なわれました。

 

▼ホンダ・シビックタイプR(2代目、EP3型)

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2代目はホットハッチ人気の高いイギリス工場で生産され、日本には輸入販売されたことで、リアにはイギリス国旗「ユニオンジャック」のバッジを採用。

 

エンジンは215馬力の排気量を2Lに拡大した「K20A」とされ、トランスミッションも6速マニュアルになるなど変化の多いモデルとなりました。

 

6速マニュアルトランスミッションのシフトノブは、オートマチック用シフトノブと同じくインパネから突き出す形とすることでステアリングホイールとの距離を短縮した特徴ある作りでしたが、あとのモデルでは通常のフロアシフトに変更されています。

 

▼ホンダ・シビックタイプR(3代目、FD2型)

2007 Honda Civic TypeR 01.JPG

▼ホンダ・シビックタイプR EURO(3代目、FN2型)

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3代目では、エンジンを前モデルから引き継ぐものの、出力を225馬力に向上。

 

日本仕様はボディタイプが4ドアのスポーツセダンとされましたが3年で販売を終了し、かわりにイギリスで製造されていた3ドアモデルが「シビックタイプR EURO」として複数回限定導入されました。

  

▼ホンダ・シビックタイプR(4代目、FK2型)

Osaka Motor Show 2015 (195) - Honda CIVIC TYPE R (DBA-FK2).JPG

2015年に登場した4代目では、シリーズで初めてターボを組み合わせた2L VTEC TURBOエンジン「K20C」を搭載することで、出力を310馬力に大幅アップ。

 

 2015年3月には、ニュルブルクリンク北コースでタイム測定を行い7分50秒63を記録し、2014年にルノー・メガーヌRS.275トロフィーRが記録したタイムを4秒程上回ってニュルブルクリンク北コースの量産FF車最速タイムを更新しました。

 

日本では最速記録の7分50秒にちなみ750台が導入され、抽選販売されました。

 

▼ホンダ・シビックタイプR(5代目、FK8型)

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前モデルの5代目は2017年に登場し、これまでノーマル車を強化するように開発してきたタイプRを、ノーマル車と同時開発することで性能を向上。

 

前モデルから引き継ぐエンジンの出力を320馬力にアップさせるとともに、リアサスペンションをマルチリンク式に変更するなどし、ニュルブルクリンクFF車最速タイムを7分43秒80に大幅に短縮しました。

 

▼ホンダ・シビックタイプR(5代目)のニュルブルクリンク最速タイム動画

新型シビックタイプRについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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