トヨタが、ハイブリッド車「プリウス」のフルモデルチェンジ日本発売を予定しています。
新世代とし魅力を伸ばすトヨタ新型プリウスについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】上質に!トヨタ「新型プリウス」フルモデルチェンジ!
- トヨタ新型プリウスの【変更点まとめ】
- スポーティ!トヨタ新型プリウスの外装(エクステリア)デザイン
- 拡大!トヨタ新型プリウスのボディサイズは?
- 最新装備!トヨタ新型プリウスの内装(インテリア)デザイン
- 最新!トヨタ新型プリウスのパワートレインとスペックは?
- 最新システム!トヨタ新型プリウスの安全装備は?
- 改善!トヨタ新型プリウスの燃費は?
- アップ!トヨタ新型プリウスの価格は?
- いつ?トヨタ新型プリウスの発売日は?
- トヨタ・プリウスを「おさらい」
【最新情報】上質に!トヨタ「新型プリウス」フルモデルチェンジ!
トヨタが、ハイブリッド車「プリウス」のフルモデルチェンジを予定しています。
トヨタ・プリウスは、現行モデルが2015年にトヨタの新世代プラットフォーム「TNGA」を採用した最新モデルとして登場。2018年には発売から3年ほどで、デザイン変更を含むマイナーチェンジが行われていました。
新世代となるプリウスでは、先にフルモデルチェンジした「ノア」「ヴォクシー」から採用された第5世代ハイブリッドパワートレインを採用し、プラグインハイブリッドモデルも設定。
4WD車用のリアモーターは出力をアップすることで、全域で安定した走行を楽しむことができるようになります。
装備には、新世代のタッチ対応大型インフォテインメントシステムが搭載され、使い勝手を向上。
あわせて、ボディサイズを拡大することで、より上級を意識した仕上げとなります。
新型プリウスの販売スケジュールは、前モデルの受注が2022年4月に停止され、新世代モデルの発売日は2022年10月が予定されています。
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トヨタ新型プリウスの【変更点まとめ】
▼トヨタ新型プリウスの変更点
- 新しいデザインを採用
- ボディサイズを拡大
- 新世代のタッチ対応大型インフォテインメントシステムを搭載
- 第5世代ハイブリッドシステムを採用
- 4WD車用リアモーターの出力を向上
- 最新の「トヨタセーフティセンス」を搭載
スポーティ!トヨタ新型プリウスの外装(エクステリア)デザイン
via:Spyder7
▼参考:トヨタ・プリウス(現行モデル)
トヨタ新型プリウスの外装は、新しいデザインを採用することでよりスポーティなスタイルに仕上げられます。
フロントには新世代のヘッドライトが採用され、安全性やデザイン性を向上。
リアでは、特徴的なボディラインを継続採用することで空力性能を高め、環境性能がアップされます。
拡大!トヨタ新型プリウスのボディサイズは?
▼トヨタ新型プリウスのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4560×1775×1430mm
- ホイールベース:2750mm
- ※参考
・プリウス(現行モデル)
全長×全幅×全高:4540×1760×1470mm
ホイールベース:2700mm
車重:1320kg
・プリウスPHV(現行モデル)
全長×全幅×全高:4645×1760×1470mm
ホイールベース:2700mm
車重:1510kg
トヨタ新型プリウスのボディサイズは、より上級を意識し、全長と全幅を拡大することで、より広い室内空間が確保されます。
しかし、全高はこれまでよりダウンされ、高い空力性能とスポーティなボディスタイルがつくられます。
最新装備!トヨタ新型プリウスの内装(インテリア)デザイン
トヨタ新型プリウスの内装は、最新の装備を採用することで質感が高められます。
インフォテインメントシステムには、新世代のタッチ対応大型ディスプレイを採用し、各種オンラインサービスに対応。
室内空間やラゲッジスペースは大きくなるボディサイズにあわせ拡大することで、使い勝手がアップされます。
その他、新型プリウスではアクセサリーコンセントが標準装備され、家電などの利用にも対応します。
最新!トヨタ新型プリウスのパワートレインとスペックは?
▼トヨタ新型プリウスのパワートレインとスペック
- 直列4気筒1.8L+電気モーター
エンジン出力:98ps/14.5kgm
フロントモーター出力:95ps/18.9kgm
リアモーター出力(4WD車のみ):41ps/8.6kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
トヨタ新型プリウスのパワートレインには、第5世代となった最新の1.8Lハイブリッドシステムが搭載されます。
ハイブリッドシステムにはこれまで「THS(Toyota Hybrid System)」の名称が使用されていましたが、新世代モデルでは「THS」が1世代進化した第5世代となったことから、一般的なハイブリッド機構を現わす「シリーズパラレルハイブリッド」に名称を変更。
リダクションギヤ部分をコンパクト化し、高密度電池セルを採用したほか、出力をアップしたフロントとリアモーターを採用。
リアモーターはアシストを100km/h以上の領域まで可能とすることで、より積極的に機能するように。
また、充電した電力により走行ができるプラグインハイブリッドモデルもラインナップすることで、より環境性能を重視した選択もできるようになります。
最新システム!トヨタ新型プリウスの安全装備は?
トヨタ新型プリウスの安全装備には、最新の「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が全車標準装備されます。
トヨタセーフティセンスは、体調急変などドライバーの無操作状態が継続している場合、徐々に車両を減速させ自車線内に停車。早期救命救急をサポートする「ドライバー異常時対応システム」と、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」にAI技術により前方カーブの大きさを推定しステアリングの切り始めで速度抑制を開始する“カーブ速度抑制機能”を採用。
また、「プリクラッシュセーフティ」には、交差点右折時の対向直進車と対向方向から横断してきた歩行者の検知と、低速時の自車直前の歩行者や自転車運転者、車両を検知し加速を抑制する“低速時加速抑制機能”を搭載。
加えて、緊急時のドライバー回避操舵をきっかけに操舵をアシストする“緊急時操舵回避支援機能”と、障害物の有無にかかわらずアクセルの踏み間違いを検知すると加速を抑制する「プラスサポート」が設定され、安全性が高められます。
改善!トヨタ新型プリウスの燃費は?
▼トヨタ新型プリウスの燃費
- ハイブリッド:34km/L
トヨタ新型プリウスの燃費は、最新のハイブリッドシステムを採用することでアップします。
現行モデルは、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値で32.1km/Lとなっていましたが、新型プリウスでは34km/Lが見込まれています。
▼参考:トヨタ・プリウス(現行モデル)の燃費
- FF:32.1km/L(Eグレード、他グレードは30.8km/L)
- 4WD:28.3km/L
※WLTCモード値
アップ!トヨタ新型プリウスの価格は?
▼トヨタ新型プリウスの価格
- プリウス:280万円~
- プリウスPHV:350万円~
トヨタ新型プリウスの価格は、ボディサイズの拡大によりアップします。
現行モデルは260万8000円からとされていましたが、新型プリウスでは280万円ほどからが見込まれています。
▼参考:トヨタ・プリウス(現行モデル)の価格
▽プリウス
- E:FF 2,608,000円
- S:FF 2,655,000円、E-Four:2,853,000円
- S“ツーリングセレクション”:FF 2,826,000円、E-Four:3,024,000円
- A:FF 2,910,000円、E-Four:3,108,000円
- A“ツーリングセレクション”:FF 3,077,000円、E-Four:3,275,000円
- Aプレミアム:FF 3,248,000円、E-Four:3,446,000円
- Aプレミアム“ツーリングセレクション”:FF 3,359,000円、E-Four:3,557,000円
▽プリウスPHV
- S:3,313,000円
- S“セーフティパッケージ”:3,394,000円
- S“ナビパッケージ”:3,805,000円
- A:3,615,000円
- A“ナビパッケージ”:4,047,000円
- Aプレミアム:3,933,000円
- Aプレミアム“ナビパッケージ”:4,392,000円
- S“GR SPORT: 3,772,000円
・S“ナビパッケージ・GR SPORT” :4,258,000円
いつ?トヨタ新型プリウスの発売日は?
新型プリウスの販売スケジュールは、前モデルの受注が2022年4月に停止され、新世代モデルの発売日は2022年10月が予定されています。
トヨタは新世代のプリウスを投入することで、ブランド力をアップしていく予定です。
トヨタ・プリウスを「おさらい」
▼トヨタ・プリウス(初代)
トヨタ・プリウス(PRIUS)は、初代が1997年に登場したハイブリッド専用車です。
車名のプリウスの由来は、ラテン語で「~に先駆けて」からきており、グローバルで同じ車名が使用されています。
初代はキャッチコピーに「21世紀に間に合いました。」が採用され、世界初の量産ハイブリッド車になりました。
▼トヨタ・プリウス(2代目)
ボディタイプは初代が5ナンバーの4ドアセダンでしたが、2003年に登場した2代目から3ナンバーの5ドアハッチバックに変更。
リアドアをなだらかに傾斜させることで、さらに空力性能に優れたデザインになりました。
▼トヨタ・プリウス(3代目)
2009年に登場した3代目では、プラグインハイブリッド車の「プリウスPHV」が初設定され、充電した電力を使用した走行も可能となりました。
▼トヨタ・プリウス(4代目)
現行モデルの4代目は2015年に登場し、トヨタの新世代プラットフォームである「TNGA」を採用した1号車に。
ハイブリッドシステムの性能を伸ばしJC08モード値40km/Lをこえる燃費を達成したほか、プリウスで初めてとなる4WD車もラインナップ。
プリウスPHVは独自のデザインによりベースモデルと差別化され、海外では「プリウス・プライム」の名称で販売されています。
新型トヨタ・プリウスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!