シトロエンが、SUVの新モデルとなる「C4X」「E-C4X」を発表しました。
新世代SUVとして大きな魅力を持つシトロエン新型C4Xについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ロングボディクーペSUV!シトロエン「新型C4X」発表!
- シトロエン新型C4Xの【特徴まとめ】
- 最新デザイン!シトロエン新型C4Xの外装(エクステリア)は?
- 拡大!シトロエン新型C4Xのボディサイズは?
- 最新装備!シトロエン新型C4Xの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!シトロエン新型C4Xのパワートレインとスペックは?
- 電気自動車!シトロエン新型E-C4Xの航続距離、充電時間は?
- 魔法の乗り心地!新型C4Xの走行システムは?
- 走り両立!シトロエン新型C4Xの燃費は?
- 最新システム!シトロエン新型C4Xの安全装備は?
- シトロエン新型C4Xの価格は?
- いつ?シトロエン新型C4Xの発売日は?
【最新情報】ロングボディクーペSUV!シトロエン「新型C4X」発表!
▼シトロエン新型C4Xの画像
シトロエンがSUVの新モデルとなる「C4X」「E-C4X」を発表しました。
シトロエンC4Xは、ブランドの新世代SUVとして発売され人気になっている「C4」をベースにロングボディ化した新しいモデルとして制作。
専用のリアデザインを採用したほか、広い室内空間により快適性を向上。
また、パワートレインには完全電気自動車モデルとして「E-C4X」も設定されています。
新型C4XとE-C4Xは2022年6月29日に欧州で発表され、2022年秋から販売が開始される予定です。
▼シトロエン新型C4Xの動画
▼シトロエンC4
【シトロエン新型C4】「新インフォシステム採用!」改良日本発売!最新情報、E-C4、燃費、価格は?
▼シトロエンC3エアクロス
【新型C3エアクロス】「大幅拡大!」フルモデルチェンジ!最新情報、サイズや燃費、価格は?
▼シトロエンC5エアクロス
【新型C5エアクロスSUV】「新デザイン!」マイナーチェンジ!最新情報、サイズや燃費、価格は?
シトロエン新型C4Xの【特徴まとめ】
▼シトロエン新型C4Xの特徴
- SUV「C4」からボディサイズを拡大
- ガソリンとディーゼルエンジンのほか、電気自動車仕様「E-C4X」もラインナップ
- デジタルメーター&大型インフォテイメントシステムを搭載
- 先進安全システムを採用
最新デザイン!シトロエン新型C4Xの外装(エクステリア)は?
▼シトロエン新型C4Xの画像
▼参考:シトロエンC4
シトロエン新型C4Xの外装は、ブランドデザインとなっているフランスならではの装飾技法を取り入れた独創的な仕上げとされています。
フロントはベースとなった「C4」と共有し、シトロエンのエンブレムから連続する薄型ライトと、バンパーに配置する大型のライトにより先進的な印象に。
▼シトロエン新型C4Xの画像
▼参考:シトロエンC4
リアは大幅に延長され、リアウインドウの傾斜をアップしたほか、テールランプに専用のデザインを採用。
滑らかなボディラインにより、Cd値は0.29まで低減されています。
拡大!シトロエン新型C4Xのボディサイズは?
▼シトロエン新型C4X
▼参考:シトロエンC4
▼シトロエンC4Xのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4600×1800×1525mm
- ホイールベース:2675mm
- ※参考
・シトロエンC4
全長×全幅×全高:4375×1800×1530mm
ホイールベース:2675mm
シトロエン新型C4Xのボディサイズは、ホイールベースが維持されていますが、ベースモデルの「C4」から全長が+225mmと大幅に延長されています。
これによりクロスオーバーセダンのような独自のスタイルがつくられ、室内空間が拡大されています。
最新装備!シトロエン新型C4Xの内装(インテリア)デザイン
シトロエン新型C4Xの内装は、最新の装備を搭載することによりラグジュアリー性が高められています。
メーターには、デジタルインストルメントパネル、ポップアップ式のカラーヘッドアップディスプレイを採用し、運転中に必要な情報を瞬時に読み取ることができるように。
10インチタッチスクリーンを持つインフォテイメントシステムは、スマートフォンやインターネットとの連携が強化され、電気自動車「E-C4X」では効率的な充電もサポート。
シートには、生地裏のフォームのボリュームも従来の2mmから15mmへと大幅にアップしたことで疲労につながる車体の微震動をシートが吸収する「アドバンストコンフォートシート」を採用。
ラゲッジスペースはボディサイズの延長によりベースモデル「C4」から拡大し、リアシート使用時で+130Lとなる510Lが確保されています。
力強く!シトロエン新型C4Xのパワートレインとスペックは?
▼プジョー・シトロエン製1.5Lディーゼルエンジン「BLUE HDi」
▼シトロエン新型C4Xのパワートレインとスペック
- 【ガソリン】
直列3気筒1.2Lガソリンターボ
出力:130ps/23.5kgm - 【ディーゼル】
直列4気筒1.5Lディーゼルターボ
出力:130ps/30.6kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FF
シトロエン新型C4Xのパワートレインには、1.2Lガソリンターボエンジンと1.5Lディーゼルターボエンジンが搭載されています。
1.5Lディーゼルエンジン「DV5」は、新設計のシリンダーヘッドや燃焼室形状、2000barの新インジェクション、新排気浄化システムSCRFなどの採用や、各部DLC(ダイヤモンドライクコーティング)処理によるフリクション軽減で性能を向上。
前世代の1.6L「DV6」からダウンサイジング化しながら、最高出力は10馬力アップした130馬力とされ、低回転から高回転まで従来型エンジンを上回るパワーとトルクを発揮。
排ガス規制についても「ユーロ6.2」をクリアし、今後のより厳しい規制にも対応できるポテンシャルを持ったエンジンになっています。
▼シトロエン製1.2Lガソリンターボエンジン「PURE TECH」
また、ガソリンエンジンもユーロ6.2に対応するために各部を改良。
新インジェクションシステムを採用し、250barの高圧燃料噴射ポンプや2つのセンサー、ガソリン専用GFP(Gasoline Particle Filter)を搭載するほか、ターボチャージャーの制御も電子制御式に変更することできめ細やかな制御が可能になっています。
▼8速オートマチックトランスミッション「EAT8」
組み合わせる新世代電子制御8速AT「EAT8」には3つのドライブモードが設定され、「エコモード」はエアコンの最適化、フリーホイール機能により低燃費走行に貢献。
「通常モード」はシフトタイミング、ドライバビリティ、コンフォートを最適化。
「スポーツモード」は、シフトアップポイントの高速化、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィールの変更を行うことができるようになっています。
電気自動車!シトロエン新型E-C4Xの航続距離、充電時間は?
▼シトロエン新型E-C4Xのパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター
- 出力:136ps/26.5kgm
- 航続距離:360km(WLTPモード値)
- バッテリー容量:50kWh
- 駆動方式:FF
- 充電時間
・ ウォールボックス型普通充電(6kw/200V)
100%充電:約9時間
50km充電:約1.5時間
・CHAdeMO急速充電:80%まで約50分
シトロエン新型C4Xには、電気自動車モデル「E-C4X」が設定されています。
新型E-C4Xは136ps/26.5kgmを出力する電気モーターを採用し、欧州WLTPモード値で360kmの走行距離を確保。
急速充電にも対応し、50分で80%の容量までバッテリーを充電できるようにすることで使い勝手がアップされています。
魔法の乗り心地!新型C4Xの走行システムは?
シトロエン新型C4XとE-C4Xには、全車に「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」サスペンションが採用されています。
このサスペンションは、ショックアブソーバとスプリング、メカニカルストップで構成されていた従来の足回りに対し、リバウンド側と圧縮側にひとつずつハイドロリック・ストップを装備。
これにより、瞬間的な動きでも滑らかな減衰力を発揮し、車体の急激な動きを軽減。
シトロエンの伝統となっている、「フライング・カーペット(空飛ぶ絨毯)」のような乗り味を提供するサスペンションになっています。
走り両立!シトロエン新型C4Xの燃費は?
▼シトロエン新型C4Xの燃費
- 1.2Lガソリンターボ:16km/L
- 1.5Lディーゼルターボ:21km/L
シトロエン新型C4Xの燃費は、ボディサイズを拡大したことにより「C4」からダウンします。
しかし、最新パワートレインによりダウン幅は抑えられ、1.5km/L前後の変更が見込まれています。
▼参考:シトロエンC4の燃費(WLTCモード値)
- 1.2Lガソリンターボ:17.7km/L
- 1.5Lディーゼルターボ:22.6km/L
最新システム!シトロエン新型C4Xの安全装備は?
シトロエン新型C4Xの安全装備には、ブランドの先進システムが採用されています。
システムには、自分が快適と感じるポジションを高速道路でキープする「アクティブクルーズコントロール」や「レーンポジショニングアシスト」のほか、「アクティブセーフティブレーキ」、二次的な衝突リスクを軽減する「ポストコリジョンセーフティブレーキ」「ディスタントアラート」を装備。
また、「バックカメラ」「インテリジェントハイビーム」、「ヒルスタートアシスタンス」などにより運転を支援。
その他、「フロント&バックソナー」、「コーナリングランプ」、「プロシキミティスマートキー」、「ブラインドスポットモニター」、「ドライバーアテンションアラート」を採用し、安全、快適性が高められています。
シトロエン新型C4Xの価格は?
▼シトロエン新型C4Xの価格
- 350万円~
シトロエン新型C4Xの価格は、ベースモデル「C4」からアップします。
「C4」は日本で299万6000円からとされていましたが、新型C4Xは350万円ほどが見込まれています。
▼参考:シトロエンC4の価格
- C4 FEEL(1.2Lガソリンターボ):2,996,000円
- C4 SHINE(1.2Lガソリンターボ):3,357,000円
- C4 SHINE BlueHDi(1.5Lディーゼルターボ):3,564,000円
- Ë-C4 ELECTRIC(電気自動車):4,803,000円
いつ?シトロエン新型C4Xの発売日は?
新設定されたシトロエン新型C4Xは、2022年6月29日に欧州で発表され、2022年秋から販売が開始される予定です。
シトロエンはブランドのミドルクラスとしてボディサイズを拡大したSUVを設定することにより、ラグジュアリー性をアピールしていく予定です。
新型シトロエンC4Xについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!