レクサスが、電気自動車「UX300e」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたレクサス新型UX300eについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新開発バッテリー搭載!レクサス「新型UX300e」改良日本発売!
- レクサス新型UX300eの【変更点まとめ】
- 630万円から!レクサス新型UX300eの価格は?
- レクサス新型UX300eを試乗動画でチェック!
- 先進的!レクサス新型UX300eの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!レクサス新型UX300eの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!レクサス新型UX300eのパワートレインとスペックは?
- 大幅延長!レクサス新型UX300eの航続距離、充電時間は?
- 最新システム!レクサス新型UX300eの安全装備は?
- 専用開発!レクサス新型UX300eの車体設計、サイズは?
- いつ?レクサス新型UX300eの発売日は?
【最新情報】新開発バッテリー搭載!レクサス「新型UX300e」改良日本発売!
▼レクサス新型UX300eの画像
レクサスが、「UX300e」の改良日本発売を発表しました。
レクサスUXはブランドのコンパクトSUVとしてラインナップされ、電気自動車モデルとなる「UX300e」はレクサスブランド初のEVとして2020年10月に発売されていました。
2022年7月に改良された内燃機関モデルに続いて性能をアップする新型UX300eは、新たに開発した電池パックを採用することにより電池容量を54.4kWhから72.8kWhに拡大し、航続距離も前モデルの367kmから512kmへ約40%の大幅延長を実現。
また、ボディのスポット溶接打点20点追加によるボディ剛性の強化や、リアに標準装着されるパフォーマンスダンパー、最適なEPSやアブソーバーなどのチューニングにより乗り心地も向上。
インテリアには最新インフォテインメントシステムが採用され、ディスプレイをこれまでの10.3インチから、12.3インチのタッチ式ディスプレイに変更。
音声認識機能は、クルマと会話するような自然な発話での操作もできるように。
ディスプレイのタッチスクリーン化にあわせて、ディスプレイ横のアナログクロック、シフトレバー横に配置されていたタッチパッド「リモートタッチ」を廃止。
各スイッチの配置を見直し、充電用USBコネクタ(Type-C)を2個新たに設定するとともに、おくだけ充電のスペースも上下方向に拡張するなど使い勝手をアップしています。
加えて、専用アプリをインストールしたスマートフォンにより、ロック、アンロック、EVシステムの始動が可能となる「デジタルキー」を設定。
安全システム「Lexus Safety System+」は、「プリクラッシュセーフティ」の対応領域を拡大したほか、「レーントレーシングアシスト」でよりスムーズで途切れにくい操舵支援を実現。
また、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」にカーブ速度抑制機能を、パノラミックビューモニターに床下透過表示機能を追加するなどアップデートされています。
レクサス新型UX300eは2023年3月30日に日本発売。価格は6,300,000円~6,850,000円となっています。
▼レクサス新型UX300eの動画
▼レクサスRZ
▼レクサスUX(内燃機関モデル)
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▼レクサスHZ
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レクサス新型UX300eの【変更点まとめ】
▼レクサス新型UX300eの変更点
- 新開発した電池パックにより、航続距離を延長
- ボディのスポット溶接打点追加やパフォーマンスダンパーの採用、EPSやアブソーバーなどのチューニングにより乗り心地を向上
- 最新の12.3インチタッチ式インフォテインメントシステムを搭載
- 充電用USBコネクタ(Type-C)を2個新設定し、おくだけ充電のスペースを拡張
- 「デジタルキー」に対応
- 機能をアップした安全システム「Lexus Safety System+」を搭載
- クルマから家へ電気を供給できるV2H(Vehicle to Home)に対応
▽2020年10月新設定時の特徴
- 新開発された最新電動パワートレインを搭載し、航続距離367kmを確保
- EV化による重量の変化などにあわせ、ブレース追加やショックアブソーバー減衰力の最適化などを実施
- 車両の状態確認やエアコンなどの操作が可能となるスマートフォンアプリを設定
- 車両の走行状況をドライバーが感じられるようにする「アクティブサウンドコントロール」を搭載
- 最新の安全システム「Lexus Safety System+」を装備
630万円から!レクサス新型UX300eの価格は?
▼レクサス新型UX300eの価格
- UX300e “version C”:FF 6,300,000円
- UX300e “version L”:FF 6,850,000円
レクサス新型UX300eの価格は、新開発の大型バッテリーや最新装備を搭載することでアップされています。
アップ幅は2グレード共通で50万円とされ、高い利便性がアピールされています。
▼参考:レクサスUX300e(前モデル)の価格
- UX300e “version C”:FF 5,800,000円
- UX300e “version L”:FF 6,350,000円
レクサス新型UX300eを試乗動画でチェック!
先進的!レクサス新型UX300eの外装(エクステリア)デザイン
▼レクサス新型UX300eの画像
レクサス新型UX300eの外装は、ベースモデルからくる「タフな力強さ」や「守られている安心感」による「セキュア」をキーワードとした、都会派コンパクトクロスオーバーらしい個性的なデザインに仕上げられています。
キャビンの中心から、タイヤに向かって前後のフェンダーが張り出した構成としたほか、GA-Cプラットフォームの採用による低重心化とタイヤの大径化で、俊敏な走りを予感させるプロポーションになっています。
また、優れた空力性能を発揮するため専用ホイールを装着し、フロア下に新開発の空力カバーを装備することでCd値は0.31とされ、静かで心地よい車内空間が実現されています。
最新装備!レクサス新型UX300eの内装(インテリア)デザイン
▼レクサス新型UX300eの画像
▼参考:レクサスUX300e(前モデル)
レクサス新型UX300eの内装は、基本デザインをベースモデルから踏襲しつつ、センターコンソールにあるシフトセレクターにシフトバイワイヤを採用することで、EVらしいすっきりとした操作系が実現されています。
改良では、最新インフォテインメントシステムを採用し、ディスプレイをこれまでの10.3インチから、12.3インチのタッチ式ディスプレイに変更。
音声認識機能は、ステアリングのトークスイッチ操作のほか、ディスプレイのマイクアイコン操作や音声による起動を可能とし、クルマと会話するような自然な発話での操作ができるように。
加えて、12.3インチナビではインターネット接続により、Webサイト(ニュースやブログ、ストリーミング音楽、YouTube動画など)を閲覧することができるWebブラウザー機能を設定。OTA(Over The Air)ソフトウェアアップデート機能による、操作性の改善、新機能の追加や性能向上などにも対応。
また、ディスプレイのタッチスクリーン化にあわせて、ディスプレイ横のアナログクロック、シフトレバー横に配置されていたタッチパッド「リモートタッチ」を廃止。
インパネセンターに搭載していたシートヒータースイッチなどをコンソール上部に配置し、それによって生まれたコンソール前方のスペースに充電用USBコネクタ(Type-C)を2個新たに設定するとともに、おくだけ充電のスペースも上下方向に拡張するなど使い勝手を向上。
専用アプリをインストールしたスマートフォンにより、ロック、アンロック、エンジンスタートが可能となる「デジタルキー」を設定。
室内空間は走行用のバッテリーを床下に搭載することで内燃機関モデル同等となっており、使い勝手が維持されています。
力強く!レクサス新型UX300eのパワートレインとスペックは?
▼レクサス新型UX300eのパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター「4KM」型×1基
- 最高出力:203ps
- 最大トルク:30.5kgm
- 駆動:FF
レクサス新型UX300eには、新世代電気自動車に向けて開発された最新のEVパワートレインが採用されています。
新世代EVパワートレインは、電気モーターをフロントに搭載することで前輪を駆動。
出力は203ps/30.5kgmとされ、電気モーターが持つ大きなトルクにより走行性能が高められています。
さらに「ドライブモードセレクト」を利用することで、アクセルペダルの操作に対して高いトルクを瞬間的に発生させ、より力強い加速力を発生させることも可能に。
逆に減速時には、回生発電による減速度をパドルシフトの操作で4段階から選択可能として、アクセルOFF時の減速度を変更することができるようになっています。
また、「アクティブサウンドコントロール」を搭載することで車両の走行状況をドライバーが感じとり、スムーズな運転ができるように仕上げられています。
大幅延長!レクサス新型UX300eの航続距離、充電時間は?
▼レクサス新型UX300eの航続距離と充電時間
- バッテリー容量:72.8kWh
- 航続距離:512km(WLTCモード値)
- 充電時間
▽急速充電(DC) 50kW 最大125A
80%まで:約80分
▽普通充電(AC)30A・200V
100%まで:約12時間 - ※参考
▽レクサスUX300e(前モデル)
・バッテリー容量:54.4kWh
・航続距離
WLTCモード値:367km
JC08モード値:408km
レクサス新型UX300eの航続距離は、新開発した72.8kWhのバッテリーを搭載することにより、大幅に延長されています。
前モデルは54.4kWhのバッテリーが搭載され航続距離367kmとされていましたが、新型300eでは512kmを実現。
バッテリーは、低温・高温の状況でも正常な動作を可能とするため温度調節機能を搭載し、過充電防止システムをはじめとする多重監視のセーフティネットを用意することで高い信頼性がつくられています。
最新システム!レクサス新型UX300eの安全装備は?
レクサス新型UX300eの安全装備には、最新の「Lexus Safety System +」が搭載されています。
改良では、「プリクラッシュセーフティ」の対応領域を拡大し、交差点右折前に前方から来る対向直進車や、右左折時に前方から来る横断歩行者の検知に対応。
加えてドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする「緊急時操舵支援」を追加したほか、高度運転支援機能「レーントレーシングアシスト」の車線認識にAI技術を活用することで、よりスムーズで途切れにくい操舵支援を実現。
さらに「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」に、カーブの大きさに合わせてあらかじめ減速するカーブ速度抑制機能を追加。
「レーントレーシングアシスト」制御中にドライバーの無操作状態が継続した場合、自車線内に減速停車し、事故を低減を支援するドライバー異常時対応システムも搭載。
その他、車両の前後左右カメラの映像を合成してセンターディスプレイに表示するパノラミックビューモニターに、過去に撮影した路面の映像を車両直下に合成表示することで車両下方の路面状況やタイヤ位置などの把握を補助する「床下透過表示機能」が追加されています。
専用開発!レクサス新型UX300eの車体設計、サイズは?
▼レクサスUX300eのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4495×1840×1540mm
- ホイールベース:2640mm
レクサス新型UX300eのボディサイズはベースモデル同等とされ、コンパクトSUVとしての取り回しのしやすさが魅力とされています。
車体にはベースモデルからくる「GA-C」プラットフォームが採用されますが、EV化による重量の変化などにあわせ、サスペンション補強ブレースの追加やショックアブソーバーにおける減衰力の最適化などを実施。
バッテリーの床下配置による低重心化に加え、前後重量配分や慣性モーメントの最適化などにより、優れた運動性能が実現されています。
また、事故発生時の衝撃からバッテリーを保護するボディ構造を採用。
EVならではの高い静粛性を引き出すため、バッテリーパックには遮音壁としての機能を持たせているほか、走行中に発生する風切り音、小石や砂の巻き上げ音にも配慮されています。
いつ?レクサス新型UX300eの発売日は?
改良されたレクサス新型UX300eは、2023年3月30日に日本で発売されました。
レクサスはブランド初のEVモデルとして設定されていたUX300eをアップデートすることで、レクサスの電動パワートレイン搭載車をアピールしていく考えです。
新型レクサスUX300eについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!