マツダが、ミドルクラス「マツダ3」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップした新型マツダ3について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】レトロモダン!「新型マツダ3 Retro Sports Edition」日本発売!
- 新型マツダ3の【変更点まとめ】
- 228万円から!新型マツダ3の価格は?
- 流麗!新型マツダ3の外装(エクステリア)デザイン
- 上質!新型マツダ3の内装(インテリア)デザイン
- 多彩!新型マツダ3のエンジンとスペックは?
- マツダ3を試乗動画でチェック!
- 乗り心地UP!新型マツダ3に「GVC Plus」搭載!
- 改善!新型マツダ3の燃費は?
- 充実!新型マツダ3の安全装備は?
- 小型化!新型マツダ3のサイズ、車体設計は?
- いつ?新型マツダ3の発売日は?
- マツダ・アクセラ/マツダ3を「おさらい」
【最新情報】レトロモダン!「新型マツダ3 Retro Sports Edition」日本発売!
▼新型マツダ3「Retro Sports Edition」の画像
マツダが、ミドルクラスのハッチバック/セダンをラインナップする「マツダ3」の新モデルとなる「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」の日本発売を発表しました。
マツダ3はブランドの中核モデルとしてラインナップされ、現行モデルは2019年5月に発売。圧縮着火ガソリンエンジンとマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「e-SKYACTIV X」もラインナップする新世代モデルとなっています。
新設定されたマツダ3レトロスポーツエディションは、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティさを融合した特別仕様車として設定。
ドアミラーやホイール、シグネチャーウイングはブラックで統一。
インテリアは、レトロな雰囲気を醸し出すテラコッタカラーとスポーティさを際立たせるブラックを組み合わせたコーディネーションとされ、高品位な質感と滑らかな触感を実現したスウェード調生地のレガーヌをシート中心部に使用した2トーンのシート(合成皮革)を採用。
さらに各所にテラコッタカラーのステッチを施すとともに、デコレーションパネルにもレガーヌを採用することで質感がアップされています
新型マツダ3レトロスポーツエディションは2023年9月4日に発表され、10月中旬に発売。価格は2,850,100円~3,902,800円となっています。
▼レトロスポーツエディションの動画
▼マツダ2
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新型マツダ3の【変更点まとめ】
▼新型マツダ3の変更点
- 特別仕様車「レトロスポーツエディション」を設定
▽2023年4月の変更点
- インフォテインメントディスプレイを8.8インチから10.25インチに拡大
- ワイヤレスApple CarPlay、ワイヤレス充電(Qi)、USB-Type C端子(照明付)を追加
- ボディカラーに「セラミックメタリック」を設定し、「ソニックシルバーメタリック」を廃止
- 「AT誤発進抑制制御[前進時/後退時]」で「歩行者(前方)」検知に対応
- 「ドライバー・モニタリング」に「わき見警報機能」を追加
- 「見守りプラン」「リモートエンジンスタート」に対応
- 1.5Lエンジン車から6速MTと4WD仕様、スカイアクティブX搭載車からFF仕様を廃止
- セダンの1.5Lエンジン車とスカイアクティブX搭載車、6速MTと4WD車を廃止
▽2022年8月の変更点
- 「SKYACTIV-G 2.0」に代え、「e-SKYACTIV G」を採用
- 2Lガソリンと1.8Lディーゼルの「L Package」「バーガンディーセレクション」グレードを廃止
- 「PROACTIV Touring Selection」にレザーシートをオプション設定し、ホーンパッドリング、自動防眩ルームミラー、グローブボックスノブ加飾、グローブボックス内植毛加工、エンジンスタートスイッチリング加飾を新採用
- セダンの「ホワイト」内装を廃止
228万円から!新型マツダ3の価格は?
▼新型マツダ3の価格
※セダンとファストバックは同価格。
▽1.5Lガソリン(ハッチバックのみ)
- 15S
FF:2,288,000円 - 15S ツーリング
FF:2,498,100円 - 15S ブラックトーンエディション
FF:2,596,000円 - Retro Sports Edition【新設定】
FF:2,850,100円
▽2Lガソリン(セダンは6速AT、FF車のみ)
- 20Sプロアクティブ
6速AT FF:2,593,800円 - 20S ブラックトーンエディション
6速AT FF:2,805,000円、4WD:3,041,500円
6速MT FF:2,948,000円 - 20Sプロアクティブツーリングセレクション
6速AT FF:2,830,300円、4WD:3,066,800円
6速MT FF:2,907,300円 - Retro Sports Edition【新設定】
6速AT FF:2,984,300円、4WD:3,220,800円
6速MT FF:2,984,300円
▽1.8Lディーゼル(全車6速AT/セダンはFF車のみ)
- XDプロアクティブ
FF:2,868,800円 - XD ブラックトーンエディション
FF:3,080,000円、4WD:3,316,500円 - XDプロアクティブツーリングセレクション
FF:3,105,300円、4WD:3,341,800円 - Retro Sports Edition【新設定】
FF:3,259,300円、4WD:3,495,800円
▽2LスカイアクティブX(ハッチバックのみ)
- X スマートエディション
6速AT 4WD:3,149,300円 - X ブラックトーンエディション
6速AT 4WD:3,866,500円
6速MT 4WD:3,866,500円 - X プロアクティブツーリングセレクション
6速AT 4WD:3,825,800円
6速MT 4WD:3,825,800円 - Retro Sports Edition【新設定】
6速AT 4WD:3,902,800円
6速MT 4WD:3,902,800円
新型マツダ3の価格は、2023年4月の改良によりアップしています。
1.5Lエンジン車は、エントリーグレードの「15S」で維持されていますが、上位グレードの「15Sブラックトーンエディション」では16万5000円価格をアップ。
また、グレードでは、1.5Lエンジン車から6速MTと4WD仕様、スカイアクティブX車からFF仕様を廃止。
セダンでは、1.5Lエンジン車とスカイアクティブX搭載車のほか、6速MTと4WD車が廃止され、6速AT&FF仕様のみに。
追加設定された特別仕様車「レトロスポーツエディション」は、「ブラックトーンエディション」をベースに専用の装備を採用することで、シリーズの最上位モデルとなっています。
▼参考:マツダ3(前モデル)の価格
※セダンとファストバックは同価格。
▽1.5Lガソリン
- 15S
6速AT FF:2,288,000円 - 15S ツーリング
6速AT FF:2,382,600円、4WD:2,619,100円
6速MT FF:2,469,480円 - 15S ブラックトーンエディション
6速AT FF:2,431,000円、4WD:2,667,500円
6速MT FF:2,567,380円
▽2Lガソリン
- 20Sプロアクティブ
6速AT FF:2,582,000円
6速MT FF:2,719,180円 - 20S ブラックトーンエディション
6速AT FF:2,629,000円、4WD:2,765,380円
6速MT FF:2,865,500円 - 20Sプロアクティブツーリングセレクション
6速AT FF:2,703,800円、4WD:2,940,300円
6速MT FF:2,790,680円
▽1.8Lディーゼル(6速ATのみ)
- XDプロアクティブ
FF:2,857,000円 - XD ブラックトーンエディション
FF:2,904,000円、4WD:3,140,500円 - XDプロアクティブツーリングセレクション
FF:2,978,800円、4WD:3,215,300円
▽2LスカイアクティブX
- X スマートエディション
6速AT FF:2,857,000円 - X ブラックトーンエディション
6速AT FF:3,311,000円、4WD:3,547,500円
6速MT FF:3,447,380円、4WD:3,683,880円 - X Lパッケージ
6速AT FF:3,583,780円、4WD:3,820,280円
6速MT FF:3,583,780円、4WD:3,820,280円 - Xバーガンディセレクション
6速AT FF:3,605,780円、4WD:3,842,280円
6速MT FF:3,605,780円、4WD:3,842,280円
流麗!新型マツダ3の外装(エクステリア)デザイン
▼マツダ3(ファストバック)の画像
新型マツダ3の外装には、マツダの次世代商品群の先駆けとして深化した魂動デザインが採用されています。
▼ディミングターンシグナル
2021年の改良では、前後バンパーを小変更し、ウインカーにはCX-30で初採用されていた、パッと光って、ジワッと消える「ディミングターンシグナル」を採用することで、質感がアップされています。
マツダ3のデザインは「引き算の美学」の考え方のもと、要素をそぎ落としたシンプルなフォルムと、研ぎ澄まされた繊細な光の表現で、ボディはより自然な生命感を感じさせる「エレガントで上質なスタイル」に。
ファストバックとセダンでそれぞれの個性を際立たせたデザインコンセプトが採用され、ファストバックは「色気のある塊」を採用。
▼マツダ3セダンの画像
セダンのデザインテーマは「凜とした伸びやかさ」とされ、伝統的な3ボックスのセダンスタイルにのっとりつつも、水平基調と前後の伸びやかなワンモーションの動きで優雅さが表現されています。
フロントには大型化したグリルを採用し、薄型のワイドヘッドライトと低重心なバンパーを組み合わせることで存在感を強調。
リアはフォルムを、前モデルとのつながりを感じられるものとしながら、より流麗、ボディの陰影も滑らかに。
リアランプは円形を2個組み合わせ奥行き感あるものとすることで、ボディの滑らかさを印象付ける仕上げとなっています。
▼マツダ3の動画
上質!新型マツダ3の内装(インテリア)デザイン
新型マツダ3の内装は、最新技術と高い質感をもつ素材、魅力的なデザインが融合した仕上げになっています。
インテリアはエクステリア同様に引き算の美学に基づいて造形され、形状を単純化し装飾やパーティングラインを減らすなど、シンプルな水平基調と要素をそぎ落とした造形によって、美しさ、上質感、運転に集中できる心地よい空間という機能性を融合。
また、コクピットの操作系や情報などはすべてドライバーを中心に左右対称に配置。
それらがドライバーに正対する造形とすることで、クルマとの一体感がアップされています。
HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)は、マツダが従来より採用してきた視線・意識・操作の3つのわき見を最小化する「ヘッズアップコクピット」コンセプトを継承し、さらに進化。
装備の充実により増加する情報をクルマ側で整理することで、ドライバーにかかる負担を低減。運転に集中できる環境に。
メーターフード内に配置される7インチTFT液晶メーターは、さまざまな情報をシンプルかつ集中的に表示することで、瞬間的な読み取りやすさを向上。
ドライバーから見たときに左右対称となる3眼メーターとし、その中央から真上に視線を移動した先のフロントウィンドウ部に、ヘッドアップディスプレイとなる「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」を配置。
垂直の視線の動きによって、ドライバーに強い軸感と一体感を与え、これまで以上に安心して運転に集中できるようになっています。
ダッシュボード上に設けられるセンターディスプレイには、横長ディスプレイを採用。操作をコマンダーコントロールに一本化し、その表示にコマンダーコントロールの見た目と動きを感じさせる表現を取り入れることで、直感的な操作が可能に。
車両の各種情報表示や、カーナビ、カーオーディオ、ハンズフリー通話といった機能を併せ持つ「マツダコネクト」は、システムをゼロベースで刷新。
ハードウェアの処理能力の強化やソフトウェアの最適化によって、システムの起動時間、応答速度、地図表示の描画速度を向上。
また、ナビゲーション検索にフリーワード機能を加え、コマンダーの上面をタッチパッド化するなど、直感的な操作性が実現されています。
▼2層形成シフトパネル
シフトレバー周辺のパネルには、新開発の「2層形成シフトパネル」が採用され、カラークリア層と黒いメタリック層の2層構造とすることで、一見するとピアノブラックのような表情を持たせつつ、光が当たると模様が浮かび上がるようになっています。
また、新型マツダ3ではスイッチ類も徹底的にこだわった造り込みが行われ、ステアリングスイッチは上下方向に操作するトグルスイッチと従来のプッシュスイッチを組み合わせた新しいスイッチレイアウトを採用。
ブラインドタッチでも操作しやすいよう表面形状を工夫し、上下操作とボリュームなどの機能を紐付けすることで、これまで以上の直感的な操作に対応。
すべてのスイッチの操作感も造り込まれ、スイッチの操作感を0.001mm単位で調整。
「押す」「引く」「倒す」「回す」といった異なるスイッチにおいても共通の感覚が得られるようになっています。
多彩!新型マツダ3のエンジンとスペックは?
▼マツダ・スカイアクティブXエンジン
▼新型マツダ3のエンジンとスペック
- 【SKYACTIV-G1.5】
直列4気筒1.5Lガソリン
出力:111ps/14.9kgm - 【e-SKYACTIV G】
直列4気筒2Lガソリン+マイルドハイブリッド「M Hybrid」
出力:156ps/20.3kgm
モーター出力:6.9ps/5.0kgm - 【SKYACTIV-D1.8】
直列4気筒1.8Lディーゼルターボ
出力:130ps/27.5kgm - 【e-SKYACTIV X】
エンジン:直列4気筒2L+マイルドハイブリッド「M Hybrid」
圧縮比:16.3
エンジン出力:190ps/24.4kgm
モーター出力:6.5ps/6.2kgm - トランスミッション:6速AT or 6速MT
- 駆動方式:FF or 4WD
新型マツダ3のパワートレインには、新世代のガソリンとディーゼルエンジンが搭載されています。
2022年の改良では、それまで搭載されていた2Lガソリン「SKYACTIV-G2.0」に代え、新世代エンジン「スカイアクティブX」で採用されていたマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「e-SKYACTIV G」を採用。減速エネルギーを充電しエンジンをアシストします。
マツダ3は2021年の改良時に「e-SKYACTIV X」搭載車で、アクセルを操作した瞬間から意のままにクルマを操る自在感や、高回転まで爽快に加速する感覚を高めるために、吸気口やサイレンサーの部品を変更し、加速時のエンジンサウンドを強調。
また、シフトアップ毎に変速のタイミングとサウンドの変化がシンクロすることで、停車時から発進加速するシーンでリズムよく変速する気持ちよさをアップ。
加えて、AT車ではアクセルペダルの反力を上げることにより、アクセルペダルを操作している感覚が明瞭に感じられ、クルマとの一体感が増すように仕上げられています。
マツダ3を試乗動画でチェック!
乗り心地UP!新型マツダ3に「GVC Plus」搭載!
新型マツダ3には、新世代車両運動制御技術「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス(SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS)」の第二弾として、「G-ベクタリング コントロール プラス (G-Vectoring Control Plus)」が搭載されています。
「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS」の第一弾である「G-ベクタリング コントロール(GVC)」は、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、車両の横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロールし、四輪への接地荷重を最適化してスムーズで効率的な車両挙動を実現する世界初の制御技術となっていました。
第二弾となる「GVC Plus」では、新たにブレーキによる車両姿勢安定化制御(直接ヨーモーメント制御)を追加することで、より高い安定化効果を実現。
旋回中のドライバーのハンドル戻し操作に応じて外輪をわずかに制動し、車両を直進状態へ戻すための復元モーメントを与えることで安定性を向上。
ヨー、ロール、ピッチの各回転運動のつながりを高い旋回Gの領域まで一貫させ、素早いハンドル操作に対する車両の追従性を高めるとともに、挙動の収束性を大幅に改善。
これにより、緊急時の危険回避能力を高めるとともに、高速走行時の車線変更や、雪道など滑りやすい路面環境においても、人間にとって制御しやすく、より安心感の高い動きに仕上げられています。
改善!新型マツダ3の燃費は?
▼新型マツダ3の燃費
- 1.5Lガソリン:16.6km/L
- 1.8Lディーゼル:21.2km/L
- 2Lガソリンマイルドハイブリッド
6速MT:17.5km/L、6速AT:16.4km/L - 2Lガソリン【SKYACTIV-X】(4WD車のみ)
6速MT:17.7km/L、6速AT:16.7km/L
※新燃費規格WLTCモード値
新型マツダ3の燃費は、2022年の改良時にマイルドハイブリッドシステムを新たに搭載した2Lガソリン車「e-SKYACTIV G」で改善しています。
アップ幅は約0.6km/Lとされ、実燃費の改善がアピールされています。
充実!新型マツダ3の安全装備は?
新型マツダ3の安全装備には、機能をアップした先進安全システム「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が採用されています。
新型i-ACTIVSENSEでは、わき見や居眠りを検知して警告する「ドライバー・モニタリング」、追従走行機能とステアリングアシスト機能により高速道路などでの渋滞時に運転疲労の軽減をサポートする「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」を採用。
2020年11月の改良では、クルージング&トラフィック・サポート(CTS)の上限速度を高速域まで拡大。
また、MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)の制御を改善することで、よりスムーズな制御が可能となっています。
小型化!新型マツダ3のサイズ、車体設計は?
▼新型マツダ3のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
ファストバック:4460×1795×1440mm
セダン:4660×1795×1445mm - ホイールベース:2725mm
- 車重:1320kg
- 最低地上高:150mm
- タイヤサイズ:205/60R16、215/45R18
- ※参考
・マツダ アクセラ(前モデル)
全長×全幅×全高:4470×1795×1470mm
ホイールベース:2700mm
車重:1280kg
新型マツダ3のボディサイズは、全幅が前モデルから維持されていますが、全長と全高がコンパクトになっています。
しかし、ホイールベースを延長することで、伸びやかなプロポーションと効率的な室内空間を確保。
加えて、シャシーも新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の採用により、高い剛性が確保されています。
スカイアクティブビークルアーキテクチャーには、新日鐵住金、JFEスチールと共同で開発した世界初の1310MPa級高張力鋼板を用いた車体構造用冷間プレス部品を採用。
これまで冷間プレスで成形した部品を車体構造に採用する場合、成形性や加工後の寸法精度の確保の難しさから高張力鋼板の強度は1180MPa級の採用に留まっていましたが、適正な製造条件を定めることで1310MPa級高張力鋼板の採用が可能に。
新型マツダ3にはフロントピラーインナー、ルーフレールインナー、ヒンジピラーレインフォース、ルーフレールレインフォース、No.2クロスメンバー、サイドシルインナーレインフォースに1310MPa級高張力鋼板が採用され、従来車の同部品と比較して合計で約3kgの軽量化が行われています。
いつ?新型マツダ3の発売日は?
マツダ3に新設定された「レトロスポーツエディション」は、2023年9月4日に発表され、10月中旬に発売されます。
マツダは主力モデルのマツダ3に改良を実施することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
マツダ・アクセラ/マツダ3を「おさらい」
▼マツダ・アクセラ(初代)
マツダ・アクセラ(AXELA)は、初代が2003年に登場したファストバック、セダンタイプの乗用車です。
アクセラの車名の由来は、「Accelerate(加速する)」+「Accelerator(アクセル)」+「Excellent(卓越した)」を語源とした造語になっています。
日本国外では「Mazda 3」のモデル名で販売され、ブランドの中心的存在となりました。
初代は発売前に販売されていた「ファミリア」の後継となる世界戦略車として企画され、ボディサイズを拡大し、上質さと使い勝手を向上。
スポーツモデルとして、モータースポーツ部門が手がけ2.3Lターボエンジンを搭載するマツダスピードアクセラもラインナップされました。
2004年からは教習車仕様も販売されており、2014年には累計生産台数1万台を達成。日本国内の教習車で3分の1のトップシェアを獲得し、多くの人が初めて運転するクルマにもなっています。
▼マツダ・アクセラ(2代目)
▼マツダ・アクセラ(3代目)
3代目は2013年に登場し、2代目後期モデルから導入されていた新世代技術「SKYACTIV」をシャシーやボディなどに全面採用。
ブランドデザイン「魂動 -Soul of Motion」を採用し、Cセグメントサイズながらダイナミックなスタイルが人気になりました。
新型マツダ3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!