スズキが、クロスオーバー「イグニス」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした「イグニス」の価格やスペックなどをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】デザイン統一!スズキ新型「イグニス」改良日本発売!
- スズキ新型イグニスの【変更点まとめ】
- 160万円から!スズキ新型イグニスの価格は?
- タフに!スズキ新型イグニスの外装(エクステリア)デザインは?
- 魅力アップ!スズキ新型イグニスの内装(インテリア)デザインは?
- コンパクト!スズキ新型イグニスのボディサイズは?
- 高効率!スズキ新型イグニスのパワートレインとスペックは?
- 悪路走破!スズキ新型イグニスの走行システムは?
- 全車標準!スズキ新型イグニスの安全装備は?
- 低燃費!スズキ新型イグニスの燃費は?
- スズキ新型イグニスの発売日は?
- スズキ・イグニスを「おさらい」
【最新情報】デザイン統一!スズキ新型「イグニス」改良日本発売!
▼スズキ新型イグニスの画像
スズキが、クロスオーバー「イグニス」の改良日本発売を発表しました。
スズキ・イグニスは、グローバルに販売されるコンパクトクロスオーバーとしてラインナップされ、現行モデルは2020年2月にビッグマイナーチェンジが実施されていました。
改良された新型イグニスでは、2020年の改良時に、SUVテイストを高めた専用デザインとして「HYBRID MF」に設定されていたバンパーを全車に拡大採用することで、力強さをアップ。
また、新グレード「HYBRID MV」を設定し、「HYBRID MG」、「HYBRID MF」と合わせた3グレードを設定。
新グレード「HYBRID MV」は、LEDヘッドランプ、LEDフロントフォグランプ、リヤフォグランプに加え、パドルシフトを追加することにより、力強い印象のエクステリアと操る楽しさを追求。
加えて新型イグニスでは「HYBRID MG」に、キーレスプッシュスタートシステムやフルオートエアコンの快適装備を追加。
「HYBRID MF」では、アクティブな使用を考慮したレザー調シートや防汚タイプのラゲッジフロアをそのままに、新たにラゲッジシェルフが標準装備されています。
改良された新型イグニスは、2021年9月7日に日本発売。価格は1,600,500円~1,993,200円となっています。
▼スズキ・クロスビー
▼スズキ・ハスラー
スズキ新型イグニスの【変更点まとめ】
▼スズキ新型イグニスの変更点
-
SUVテイストを高めた「HYBRID MF」のバンパーを全車に拡大採用
- 新グレード「HYBRID MV」を設定し、「HYBRID MX」と「HYBRID MZ」グレードを廃止
- 「HYBRID MG」に、キーレスプッシュスタートシステム、フルオートエアコンを追加設定
- 「HYBRID MF」に、ラゲッジシェルフを標準装備
▽2020年2月改良時の変更点
- SUVテイストを高めた専用デザインを採用する新グレード「HYBRID MF」を設定。
インテリアにタフで高級感のあるレザー調シート表皮を採用し、アクセントカラーにカーキとガンメタリックの2色を設定。
汚れをふき取りやすい防汚タイプラゲッジフロアを採用。(リヤシートバック背面、スライドラゲッジボード) - ベースモデルのエクステリアに新デザインを採用
- シート表皮やメーター盤面の意匠を変更
- センターコンソールやインサイドドアグリップのアクセントカラーに、新色ブルーとガンメタリックを設定
- ボディーカラーに新色「タフカーキパールメタリック」を設定
- スズキ国内初となる、夜間の降車後にヘッドランプが一定時間点灯し周囲を照らすほか、乗車前に携帯リモコンにより遠隔でドアロックを解除した場合も、自動でヘッドランプが点灯するガイドミーライト機能を採用した「オートライトシステム」を全車に標準装備
- 助手席シートヒーターを全車に標準装備(4WD車は従来より標準装備)
- 助手席シートサイドポケットを採用(HYBRID MG除く)
- 安全システム「スズキセーフティサポート」を全車標準装備
160万円から!スズキ新型イグニスの価格は?
▼スズキ新型イグニスの価格
- HYBRID MG
FF:1,600,500円、4WD:1,736,900円 - HYBRID MV【新設定】
FF:1,747,900円、4WD:1,884,300円 - HYBRID MF
FF:1,856,800円、4WD:1,993,200円
スズキ新型イグニスの価格は、改良によりアップしています。
前モデルは152万2400円からとされていましたが、新型イグニスでは8万円ほど価格をアップし、装備を充実。
グレード展開では「HYBRID MV」が新設定され、これまで設定されていた中間グレード「HYBRID MX」と「HYBRID MZ」が集約されています。
▼参考:スズキ・イグニス(前モデル)の価格
- HYBRID MG
FF:1,522,400円、4WD:1,658,800円 - HYBRID MX
FF:1,650,000円、4WD:1,786,400円 - HYBRID MZ
FF:1,788,600円、4WD:1,925,000円 - HYBRID MF
FF:1,839,200円、4WD:1,975,600円
タフに!スズキ新型イグニスの外装(エクステリア)デザインは?
▼新型イグニス
▼参考:イグニス(前ベースモデル)
スズキ新型イグニスの外装は改良により、力強いスタイルを持つモデルとして2020年に設定されていた「HYBRID MF」のデザインに統一されています。
新型イグニスでは、スキッドプレート調デザインの専用フロントバンパーと一部シルバー塗装を施したリヤバンパーなどを採用することにより、SUVテイストがアップされています。
魅力アップ!スズキ新型イグニスの内装(インテリア)デザインは?
新型イグニスの内装は、2020年の改良時に新しいデザインを採用することにより質感が高められています。
インテリアは、シート表皮やメーター盤面に新しいデザインを採用したほか、「HYBRID MF」では、タフで高級感のあるレザー調シート表皮を装備。
また、汚れをふき取りやすい防汚タイプラゲッジフロア(リヤシートバック背面、スライドラゲッジボード)が採用され、タフに使うことができるようになっています。
コンパクト!スズキ新型イグニスのボディサイズは?
▼スズキ新型イグニスのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3700×1660×1605mm
※HYBRID MFは全幅1690mm - ホイールベース:2435mm
- 最低地上高:180mm
- 車重:850kg(4WD車:890kg)
- ※参考
・スズキ クロスビー
全長×全幅×全高:3760×1670×1705mm
ホイールベース:2435mm
最低地上高:180mm
車重:960kg(4WD車:1000kg)
スズキ新型イグニスのボディサイズは、コンパクトクロスオーバーワゴンとしてラインナップされている「クロスビー」よりコンパクトとすることで車重を大きくダウンし、軽快な走りを楽しむことができるようになっています。
しかし、ホイールベースは同じ数値とされ、空間効率がアップされています。
上位グレードの「HYBRID MF」グレードでは全幅を他モデルより広げることにより、5ナンバーサイズを維持しながらも力強い印象となっています。
高効率!スズキ新型イグニスのパワートレインとスペックは?
▼スズキ新型イグニスのパワートレインとスペック
- 直列4気筒 排気量 1.2L「デュアルジェット」 + マイルドハイブリッド
- エンジン最高出力:91ps/6000rpm
- エンジン最大トルク:12.0kgm/4400rpm
- モーター最高出力:3.1ps/1000rpm
- モーター最大トルク:5.1kgm/100rpm
- トランスミッション:CVT
- 駆動:FF or 4WD
スズキ新型イグニスには、1.2L「デュアルジェットエンジン」にマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインが搭載されています。
▼スズキ製1.2L「DUALJET ENGINE」
「K12C」型デュアルジェットエンジンは、高圧縮比化とバルブやベルトなどの低フリクション化に加え、吸気ポートや燃焼室形状の最適化により、熱効率を徹底的に追求。
高い燃費性能を発揮しながらコンパクトな設計により広い室内空間の獲得にも貢献しています。
加えて、発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)により減速時のエネルギーを利用して発電し、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーと専用リチウムイオンバッテリーに充電するマイルドハイブリッドシステムを採用。
加速時にはその電力を活かしてモーターでエンジンをアシストすることで、さらなる燃費の向上を実現することができるようになっています。
悪路走破!スズキ新型イグニスの走行システムは?
スズキ新型イグニスは、前後に配置した大径タイヤや高い最低地上高により、悪路走破性能が高められています。
新型イグニスでは走行システムに、スタックしたタイヤにブレーキをかけることで駆動力が逃げるのを防ぐ「グリップ・コントロール」、急な坂道も一定の速度で安定して下る「ヒルディセント・コントロール」システムを装備することで幅広いシーンに対応できるようになっています。
全車標準!スズキ新型イグニスの安全装備は?
スズキ新型イグニスの安全装備には、デュアルカメラブレーキサポートが全車に標準装備されています。
システムは、車線逸脱警報やふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、全方位モニター用カメラなども備え、高い安全性が確保されています。
低燃費!スズキ新型イグニスの燃費は?
▼スズキ新型イグニスの燃費
- FF:19.8km/L
- 4WD:19.0km/L
※WLTCモード値
スズキ新型イグニスの燃費は、高効率なパワートレインの採用により低燃費に仕上げられます。
また、軽量、高剛性な最新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」により車重を850kgまで抑えることで、FF車のWLTCモード値で19.8km/Lと良好な数値がつくられています。
スズキ新型イグニスの発売日は?
改良されたスズキ新型イグニスは、2021年9月7日に日本で発売されました。
スズキはイグニスを改良することで、クロスオーバー市場での存在感をアップしていきたい考えです。
スズキ・イグニスを「おさらい」
▼スズキ・イグニス(欧州仕様初代)
スズキ・イグニス(IGNIS)は、初代が欧州で2000年に登場したコンパクトクロスオーバーです。
「IGNIS」のモデル名の由来は、ラテン語で「炎」を意味する言葉からとなっています。
初代は、日本で「スイフト」として販売されたモデルの欧州名として登場し、ボディ後部を延長した欧州独自仕様の車体を採用したモデルも販売。
その後、スイフトの2代目への変更時に国内外で車名が統一されたことから、イグニスのモデル名は一時廃止されました。
▼スズキ・イグニス(日本仕様初代/欧州仕様2代目)
欧州で2代目、日本では初代となる現行モデルは2016年に登場。
最新プラットフォームを採用するとともに、パワートレインにマイルドハイブリッドシステムを搭載することで高効率を追求。
デザインコンセプトは「シンプルアイコニック、シンプルスタンダード」とされ、わかりやすく特徴的なデザインと人が触れる部分の上質感が印象に残るつくりとされました。
販売は日本の他、欧州、インド、台湾などでも行われ、インド市場では上級車チャネル「NEXA(ネクサ)」で取り扱われるモデルとなっています。
新型スズキ・イグニスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!