ホンダが、ミニバン「ステップワゴンエアー」「ステップワゴンスパーダ」のマイナーチェンジ発売を2025年6月に予定しています。
改良により魅力をアップするホンダ新型ステップワゴンについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】さらに進化!ホンダ「新型ステップワゴン」マイナーチェンジ発売!
- ホンダ新型ステップワゴンの【変更点まとめ】
- 迫力UP!新型ステップワゴンのエクステリアデザイン
- 最新装備!ホンダ新型ステップワゴンの内装(インテリア)デザインは?
- 力強く!ホンダ新型ステップワゴンのパワートレインは?
- 走り両立!ホンダ新型ステップワゴンの燃費は?
- ホンダセンシング360!ホンダ新型ステップワゴンの安全装備は?
- 広く!ホンダ新型ステップワゴンのボディサイズは?
- アップ!ホンダ新型ステップワゴンの価格は?
- いつ?ホンダ新型ステップワゴンの発売日は?
- ホンダ・ステップワゴンを【おさらい】
【最新情報】さらに進化!ホンダ「新型ステップワゴン」マイナーチェンジ発売!
ホンダ・ステップワゴンは、ブランドのミドルクラスミニバンとしてラインナップされ、現行モデルは2022年5月にフルモデルチェンジし新世代に。モデルタイプには「ステップワゴンエアー(STEPWGN AIR)」「ステップワゴンスパーダ(STEPWGN SPADA)」の2タイプが設定されています。
マイナーチェンジする新型ステップワゴンでは、新しいエクステリアデザインを採用するほか、安全システムには新世代の「アコード」から採用されていた、周辺検知能力を向上した最新システム「ホンダセンシング360」を採用。
「ホンダセンシング360」では、新機能として「前方交差車両警報」、「車線変更時衝突抑制機能」、「車線変更支援機能」を搭載することで安全性をアップ。
その他、新型ステップワゴンでは新しいボディカラーを採用することにより、ユーザーの好みにあわせた選択に対応します。
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ホンダ新型ステップワゴンの【変更点まとめ】
▼ホンダ新型ステップワゴンの変更点
▽最新の変更点
- 新しいデザインを採用
- 最新安全システム「ホンダセンシング360」を装備
- 新しいボディカラーを採用
▽2024年7月の変更点
- 原材料費等の高騰により価格をアップ
▽2023年4月の変更点
- 原材料費等の高騰により価格をアップ
▽2022年5月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新設計したエクステリア、インテリアデザインを採用
- ボディサイズを大幅に拡大し、全車3ナンバーサイズ化
- ベース車のモデル名に「ステップワゴンエアー」を採用
- ベースモデル「ステップワゴンエアー」に「e:HEV」ハイブリッドを新設定
- ハイブリッドシステムを改良することにより室内空間を拡大するとともに、高効率を実現
- インテリアに新世代のデジタルメーター、インフォテインメントシステムを採用
- 15.6インチリア席モニターをオプション設定
- 「フロントワイドビューカメラ」の採用により、安全システム「ホンダセンシング」の機能を向上
- 電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド機能を採用
- 分割式テールゲード「わくわくゲート」を廃止し、開度の記憶に対応した電動テールゲートを採用
- Honda初の静電タッチ式両側スライドドアを標準装備
- シート表皮に、掃除がしやすい「FABTECT(ファブテクト)」を新採用
- 2列目シートで前後ロングスライドのほか左右スライドにも対応し、オットマンを設定
- ピラーに、室内ハンドルと使い分け、スライドドアを開閉できるスイッチを採用
迫力UP!新型ステップワゴンのエクステリアデザイン
▼ステップワゴンエアーの画像
▼ステップワゴンスパーダの画像
ホンダ新型ステップワゴンの外装は、新しいデザインを採用することにより質感が高められます。
改良では、近年、より力強いデザインが人気になっていることから、ボディサイドを強調した新設計のバンパーを採用。
また、標準モデルとなる「ステップワゴンエアー」とカスタムモデル「ステップワゴンスパーダ」の差別化をすすめ、「ステップワゴンスパーダ」ではグリルを拡大するとともに、新しいクロームのアクセントを採用することにより存在感が高められます。
その他、ステップワゴンでは現行モデル登場時に、電動パワーテールゲートを採用することで使い勝手をアップ。
パワーテールゲートでは、背が低い人でも手が届く位置にピタっと止まるよう開度の記憶に対応し、開閉操作を手動またはスマートキーから行うほか、後方に障害物がある場合などでは、作動中に手でおさえ任意の位置に止めることもできるように。
両側スライドドアには、静電スイッチに指先で軽く触れるだけで開閉できる、静電タッチ式両側スライドドアを標準装備しています。
最新装備!ホンダ新型ステップワゴンの内装(インテリア)デザインは?
新型ステップワゴンの内装は、最新の装備を採用することにより質感と使い勝手がアップされています。
インテリアは、水平基調でノイズレスなデザインにより、乗る人の視野を安定させ、乗り物酔いを起こしにくいように。
Aピラーは70mm手前に移動させ、サイドミラーも窓の三角部分を使わずドアに直接マウントさせることで広い視界を確保。
▼「FABTECT」
シート表皮は全タイプ共通とされ、撥水撥油加工を施し、掃除がしやすい「FABTECT(ファブテクト)」を採用。
メーターには多彩な情報の表示に対応する新世代デジタルメーターが採用され、インフォテインメントシステムには車載通信モジュールを搭載。
これにより、リモートによりエアコンの操作やキーの施錠などが可能となるコネクティッドサービス「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」にも対応し、使い勝手をアップしています。
シートレイアウトは、家族の成長に合わせた多彩な使い方ができるよう、乗る人が自由に居場所を選べるシートアレンジを採用。
2列目シートは、前後へのロングスライドだけでなく、シートベルトを内蔵することで左右にもスライドできる構造とされ、「ワンアクションレバー」で子供でも自分で調整できる手軽さを両立。
シートの移動幅は、左右方向に右座席が75mm、左座席が115mm、前後方向は外側にシートがある状態で610mm、内側にある状態で865mmを確保。
運転席の直ぐ斜め後ろにシートを配置できる「赤ちゃんお世話モード」を可能としたほか、「スパーダ」には足を伸ばしてくつろぐことができるフルフラットオットマンも搭載。
ピラーに設置したスイッチを室内ハンドルと使い分け、スライドドアが開いているときも閉じているときも、2列目シートがどの位置でも、無理なく開閉操作ができるようになっています。
3列目シートは前モデルでも採用されていた床下収納はそのままに、着座位置を高くし、前方のシート形状を工夫したことで、開放的な視界を実現。
シートクッションの厚みも20mmにアップし、ドリンクホルダーやUSBポートも装備することで、3列目でも快適な座り心地が実現されています。
力強く!ホンダ新型ステップワゴンのパワートレインは?
▼ホンダ「e:HEV」ハイブリッドシステム
▼ホンダ新型ステップワゴンのパワートレインとスペック
- 【ステップワゴンハイブリッド】
パワートレイン:直列4気筒2L i-VTECエンジン+「e:HEV」ハイブリッド
エンジン出力:145ps/17.8kgm
モーター出力:184ps/32.1kgm
駆動方式:FF - 【ステップワゴン(ガソリン車)】
エンジン:直列4気筒1.5Lターボ
出力:150ps/20.7kgm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF or 4WD
ホンダ新型ステップワゴンのパワートレインには、1.5Lターボエンジンと2Lハイブリッド「e:HEV」が搭載されています。
ガソリンモデルとして設定される1.5Lターボエンジンは、効率を高めるともに静粛性がアップされ、より快適なドライブが可能に。
2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」は、発電用と走行用の2つのモーターを持ち、「モーターのみ」、「エンジンで発電しながら」、「エンジンのみ」を、適切に切り替えながら走行することで高効率を実現。
新型ステップワゴンでは、より省スペース化を実現することにより室内空間を拡大しながら、燃費性能を向上しています。
走り両立!ホンダ新型ステップワゴンの燃費は?
▼ホンダ新型ステップワゴンの燃費
- WLTCモード値
・ハイブリッド:20.0km/L
・ガソリン:13.9km/L
ホンダ新型ステップワゴンの燃費は最新パワートレインの採用により、実燃費に近い新燃費規格WLTCモードの値が高められています。
ハイブリッドモデルでは、前世代からボディサイズを大幅に拡大しながらも同等の数値が確保され、空間の広さと環境性能が両立されています。
▼参考:ホンダ・ステップワゴンの燃費(前世代)
- 2Lハイブリッド
JC08モード:25.0km/L
WLTCモード:20.0km/L - 1.5Lガソリンターボ
JC08モード:15.8km/L
WLTCモード:13.6km/L
ホンダセンシング360!ホンダ新型ステップワゴンの安全装備は?
新型ステップワゴンには、新たに周辺検知能力を向上した最新システム「ホンダセンシング360」が採用されます。
「ホンダセンシング360」では新機能として、「前方交差車両警報」、「車線変更時衝突抑制機能」、「車線変更支援機能」を搭載することで安全性が高められます。
広く!ホンダ新型ステップワゴンのボディサイズは?
▼ステップワゴンエアー
▼ステップワゴンスパーダ
▼ホンダ新型ステップワゴンのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
ステップワゴンエアー:4800×1750×1840mm
ステップワゴンスパーダ:4830×1750×1840mm
※4WD車は全高1855mm - ホイールベース:2890mm
- 最低地上高:150mm
- ※参考
▽ステップワゴン(前世代)
・全長×全幅×全高:4690×1695×1840mm
※4WD車は全高+15mm、スパーダは全長4760mm
・ホイールベース:2890mm
▽オデッセイ
全長×全幅×全高:4840×1820×1685~1715mm
ホイールベース:2900mm
ステップワゴンのボディサイズは、前世代で5ナンバーサイズのベースモデルと、全長4700mm以上の3ナンバーサイズ「ステップワゴンスパーダ」が設定されていましたが、新型ステップワゴンでは前モデルから全長と全幅を拡大することで全車3ナンバーサイズとなっています。
「エアー」では前のベースモデルから全長+110mm、「スパーダ」では前モデルから全長+70mmとされ、全幅は両モデルで+55mmに。
新型ステップワゴンでは大幅にボディサイズを拡大することで室内空間を広げ、一時日本での販売を終了していた上位ミニバン「オデッセイ」を検討するユーザーにも対応する設定となっています。
アップ!ホンダ新型ステップワゴンの価格は?
▼ホンダ・ステップワゴンの価格
- 【ステップワゴンエアー】
・1.5Lガソリンターボ
7人乗り FF:3,169,100円、4WD:3,411,100円
8人乗り FF:3,191,100円、4WD:3,433,100円
・2Lハイブリッド「e:HEV」
7人乗り FF:3,553,000円
8人乗り FF:3,575,000円 - 【ステップワゴンスパーダ】
・1.5Lガソリンターボ
7人乗りFF:3,466,100円、4WD:3,686,100円
8人乗り FF:3,488,100円、4WD:3,708,100円
・2Lハイブリッド「e:HEV」
7人乗りFF:3,850,000円
8人乗り FF:3,872,000円 - 【ステップワゴンスパーダ プレミアムライン】
・1.5Lガソリンターボ
7人乗り FF:3,682,800円、4WD:3,873,100円
・2Lハイブリッド「e:HEV」
7人乗り FF:4,066,700円
ホンダ新型ステップワゴンの価格は、改良により最新の機能を採用することでアップします。
アップ幅は10万円ほどが見込まれ、高い機能性がアピールされます。
いつ?ホンダ新型ステップワゴンの発売日は?
マイナーチェンジするホンダ新型ステップワゴンは、2025年6月の発売が予定されています。
ホンダは主力ミニバンであるステップワゴンを改良することで、再度ユーザーにアピールしていく予定です。
ホンダ・ステップワゴンを【おさらい】
▼ステップワゴン(初代)
ホンダ・ステップワゴンは、初代が1996年に発表され、それまで商用車をベースとし運転席下にエンジンが配置されることが多かった大きな室内空間を持つ乗用車を、FFレイアウトとすることで床の位置を下げ、低価格にしたことで一気に人気車となり、現代ミニバンの先駆けになりました。
▼ステップワゴン(5代目)
5代目となる前モデルは2015年4月に発売。エンジンには排気量を2.0Lから1.5Lに縮小した新世代「VTEC TURBO」を搭載。
ターボにより低回転域のトルクをアップし、2.4Lエンジン並みの力強さを持ちながら、エンジン内部部品の強化や最適化により静粛性は前モデルよりも向上。
1.5Lターボエンジンは自動車税を抑えることもできるため、維持費も含めたトータルコストに魅力があるミニバンとして評判を高めました。
新型ホンダ・ステップワゴンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!