プジョーが、コンパクトSUV「2008」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたプジョー新型2008について、スペックや燃費、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】1.5Lディーゼル!プジョー「新型2008GT BlueHDi」日本発売!
- プジョー新型2008の【変更点まとめ】
- 324.9万円から!プジョー新型2008の価格は?
- 最新デザイン!プジョー新型2008の外装(エクステリア)は?
- 拡大!プジョー新型2008のボディサイズは?
- 最新装備!プジョー新型2008の内装(インテリア)デザイン
- 力強く!プジョー新型2008のパワートレインとスペックは?
- 電気自動車!プジョー新型e-2008GTの航続距離、充電時間は?
- プジョー新型2008を試乗動画でチェック!
- 改善!プジョー新型2008の燃費は?
- 最新システム!プジョー新型2008の安全装備は?
- プジョー新型2008の発売日は?
- プジョー2008を「おさらい」
【最新情報】1.5Lディーゼル!プジョー「新型2008GT BlueHDi」日本発売!
プジョーが、クロスオーバー「2008」の改良日本発売を発表しました。
プジョー2008は、ブランドのコンパクトクロスオーバーとしてラインナップされ、現行モデルは2020年9月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
改良された新型2008では、これまで設定されていたガソリン車と電気自動車に加え、新たに1.5Lディーゼルターボエンジンを搭載する「2008 GT BlueHDi」を設定。
搭載されるDV5エンジンは、2009年ル・マン24時間を制覇したプジョー908 HDi FAPの設計を反映させた燃焼室形状、フリクション軽減のための各部DLC(ダイヤモンドライクコーティング)処理、2000バールの新インジェクション、新排気浄化システムSCRFなどの技術を惜しみなく採⽤し、130ps/30.6kgmの出力とWLTCモード値20.8km/Lの燃費を実現。
また、ディーゼルエンジン仕様のデビューエディションとして「2008 GT Pack BlueHDi」も設定され、2008初のナッパレザーシート(ブラック)と運転席電動シート & アクティブランバーサポートを装備し、パノラミックサンルーフを標準化した特別仕様⾞となっています。
その他、新型2008ではディーゼル&ガソリン車のオートマチックセレクターを、指先だけで操作できるトグルタイプのものに変更することで、ストレスフリーな操作性、センターコンソールにおける収納スペースが改善されています。
新型2008は2022年3月2日に発売。価格は3,249,000円~4,935,000円となっています。
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プジョー新型2008の【変更点まとめ】
▼プジョー新型2008の変更点
- ディーゼルモデル「2008 GT BlueHDi」を設定
- ガソリン車とディーゼル車にトグルタイプのオートマチックセレクターを採用
▽2021年2月の変更点
- 特別仕様車「2008GTドライブエディション」を設定。
18インチホイール、「パークアシスト」、「パノラミックサンルーフ」を標準装備 - グローバルでの変更にあわせ、上級グレード「GT Line」の呼称を「GT」に変更
- 「Allure」に「GT」と同様のフロントフォグランプを標準装備、シートファブリックを「208 Allure」と同タイプに変更
324.9万円から!プジョー新型2008の価格は?
▼プジョー新型2008の価格
- 【1.2Lガソリン】
2008アリュール:3,249,000円
2008GT:3,670,000円
2008GT BlueHDi:3,900,000円【新設定】
▽特別仕様車【新設定】
2008 GT Pack BlueHDi:4,215,000円 - 【電気自動車】
e2008アリュール:4,679,000円
e2008GT:5,098,000円
プジョー新型2008の価格は、324万9000円からとなっています。
新設定されたディーゼルモデルは、「GT」グレード同士の比較でガソリン車から23万円のアップとされています。
最新デザイン!プジョー新型2008の外装(エクステリア)は?
▼プジョー新型2008の画像
プジョー新型2008の外装は、新世代のデザインを採用することで先進的な印象に仕上げられています。
フロントとリアにはプジョーのエンブレムに採用されるライオンの爪をイメージした縦ラインの最新LEDが採用され、新型2008の硬質感あるデザインをアップ。
グリルやリアデザインエレメントは大型化され、ワイドなスタイルに。
リアビューは力強いデザインとなっており、使い勝手のよいラゲッジスペースがつくられています。
拡大!プジョー新型2008のボディサイズは?
▼プジョー2008のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4305×1770×1550mm
- ホイールベース:2610mm
- 最低地上高:205mm
- ※参考
・プジョー2008(前モデル)
全長×全幅×全高:4160×1740×1555mm
ホイールベース:2540mm
プジョー新型2008のボディサイズは、全長を前世代から145mm、ホイールベースを+70mmとすることで、室内空間が拡大されました。
プラットフォームは新世代のものとすることで空間効率をあげるとともに、電動パワートレインにも対応する柔軟性がつくられています。
最新装備!プジョー新型2008の内装(インテリア)デザイン
▼新型2008の画像
▼参考:プジョー2008(前モデル)
プジョー新型2008の内装は、最新のブランドデザイン「3D i-Cockpit」により作られています。
改良では、ディーゼルモデルおよびガソリンモデルのオートマチックセレクターを指先だけで操作できるトグルタイプのものに変更し、よりストレスフリーな操作性、センターコンソールにおける収納スペースが改善されています。
その他、新型2008では情報のわかりやすさを再考し、デジタルメーター内の配置やデザインを3Dとすることで、重要な情報を大きく手前に表示。
Apple CarPlayとAndroid Autoに対応するタッチ式インフォテインメントシステムと組み合わせることで、多彩な情報がドライバーに提供されます。
ラゲッジスペースは前世代+74Lとなる434Lが確保され、後席を倒すことで最大1467Lと、SUVとしての高い使い勝手がつくられています。
力強く!プジョー新型2008のパワートレインとスペックは?
▼プジョー製1.2Lガソリンターボエンジン「PURE TECH」
▼プジョー新型2008のパワートレインとスペック
- 【ガソリン】
直列3気筒1.2Lガソリンターボ
出力:130ps/23.5kgm - 【ディーゼル】【新設定】
直列4気筒1.5Lディーゼルターボ
出力:130ps/30.6kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FF
プジョー新型2008の日本仕様パワートレインには、新たに1.5Lディーゼルターボエンジンが設定されました。
搭載されるDV5ディーゼルエンジンは、2009年ル・マン24時間を制覇したプジョー908 HDi FAPの設計を反映させた燃焼室形状、フリクション軽減のための各部DLC(ダイヤモンドライクコーティング)処理、2000バールの新インジェクション、新排気浄化システムSCRFなどの技術を惜しみなく採⽤することで、大きなトルクと良好な燃費が実現されています。
その他、新型2008では1.2Lガソリンエンジンも設定され、最新の環境規制ユーロ6.2に対応。
新インジェクションシステムを採用し、250barの高圧燃料噴射ポンプや2つのセンサー、ガソリン専用GFP(Gasoline Particle Filter)を搭載するほか、ターボチャージャーの制御も電子制御式に変更することできめ細やかな制御が可能になっています。
▼8速オートマチックトランスミッション「EAT8」
組み合わせる新世代電子制御8速AT「EAT8」には3つのドライブモードが設定され、「エコモード」はエアコンの最適化、フリーホイール機能により低燃費走行に貢献。
「通常モード」はシフトタイミング、ドライバビリティ、コンフォートを最適化。
「スポーツモード」は、シフトアップポイントの高速化、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィールの変更を行うことができるようになっています。
電気自動車!プジョー新型e-2008GTの航続距離、充電時間は?
▼プジョー新型e-2008のパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター
- 出力:136ps/26.5kgm
- 航続距離:380km(WLTCモード値)
- バッテリー容量:50kWh
- 駆動方式:FF
- 充電時間
・ ウォールボックス型普通充電(6kw/200V)
100%充電:約9時間
50km充電:約2時間弱
・CHAdeMO急速充電:80%まで約50分
プジョー新型2008には、電気自動車モデル「e-2008」が設定されています。
新型e-2008GTは136ps/26.5kgmを出力する電気モーターを搭載し、WLTCモード値で380kmの走行距離を確保。
ドライブモードは、最高性能を発揮する「Sport」、出力を109ps/22.4kgmとし日々の快適性を最適化する「Nomal」、出力を82ps/18.6kgmに抑え航続距離を最大化する「Eco」の3モードを設定。
ブレーキモードには、内燃機関でのエンジンブレーキ、アクセルオフの挙動をシミュレートする「D」、エネルギー回生を強化することでアクセルペダルだけでより積極的に減速をコントロールすることができる「B」の2モードを用意し、ギアシフターの操作で選択できるように。
また、スマートフォンアプリ対応「eリモートコントロール」機能を搭載し、充電予約とエアコン作動などの車両管理が可能となっています。
新型e-2008ではその他、バッテリーの8年、16万キロの長期保証も提供され、電気自動車が選択しやすくなっています。
プジョー新型2008を試乗動画でチェック!
プジョー新型2008は、試乗動画が公開されています。
新世代となりあがった質感や走りが評価されています。
改善!プジョー新型2008の燃費は?
▼プジョー新型2008の燃費
※WLTCモード値
- 1.2Lガソリン:17.1km/L
- 1.5Lディーゼル:20.8km/L
プジョー新型2008の燃費は、8速ATを採用する最新パワートレインにより前世代から改善しています。
新設定されたディーゼルモデルは20.8km/Lとされ、環境性能が高められています。
最新システム!プジョー新型2008の安全装備は?
プジョー新型2008の安全装備には、ブランドの先進システムが全車に標準採用されています。
安全システムには、二輪車や歩行者、夜間検知に対応する「アクティブセーフティブレーキ」、ストップ&ゴー機能付き「アクティブクルーズコントロール」、「レーンポジショニングアシスト」「レーンキープアシスト」などを装備。
その他、「プロキシミティスマートキー」を採用し、車輌がキーが近くにあることを検知しドアのアンロック/ロックを行うことで、バッグやポケットに入れたキーを探すことがなく乗り込むことができるようになっています。
▼新型2008の安全機能
- アクティブセーフティブレーキ
- ストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロール
- レーンポジショニングアシスト
- レーンキープアシスト
- アクティブブラインドスポットモニターシステム
- インテリジェントハイビーム
- トラフィックサインインフォメーション
- バックソナー/ワイドバックアイカメラ
- フロントソナー/サイドソナー
- プロキシミティスマートキー(プジョー初)
プジョー新型2008の発売日は?
改良されたプジョー新型2008は、2022年3月2日に日本で発売されました。
プジョーはブランドのエントリークロスオーバーである2008のグレードや装備を見直すことで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
プジョー2008を「おさらい」
プジョー2008は、初代が2013年に登場したクロスオーバーSUVです。
プジョーでは「3008」に次ぐ2番目のSUVとして企画、コンパクトカーの「208」をベースに開発が進行されました。
エンジンの種類は、ガソリンが直列3気筒1.2Lと直列4気筒1.6Lの2種類、ディーゼルが直列4気筒1.4Lと1.6Lとされ、欧州ではマニュアルトランスミッションも設定されました。
駆動方式はクロスオーバーながら前輪駆動のみとし、上位グレードには走行性能を高めるため地形や路面状況に応じて最適なトラクションを確保する「グリップコントロールシステム」を装備。
センターコンソールに配置されたダイヤルを操作することで、雪道、砂地、沼地などの5つのモードにあわせた高い走行性能を発揮することができるようになっています。
新型プジョー2008については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!